つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

ダメなことは個性

2021-12-07 06:28:55 | 日記
映画やドラマの脚本を書く場合、まず主人公にどんな悲劇を味あわせるかという処からスタートする、という話を聞いたことがある。
同様に、映画もアニメも主人公は落ちこぼれ。だからこそその活躍に社会は共感するそうだ。
コンプレックスを個性にしてしまった、建築家の谷尻誠氏だ。虎の門横丁の設計者だそうです。
勇気や元気の出る言葉です。

◆コンプレックスは武器にもなり得る
 建築家の多くは大学を出て、著名な建築家の事務所に入り、その後独立をしていく。
 しかし谷尻さんはそうではない。
 専門学校卒で建売住宅の設計会社に就職、その後転職を繰り返してフリーランスになったそうだ。
 だが、建築の仕事だけでは食べていけず、焼き鳥屋で働いたこともある。
 建築雑誌を読み漁ったが、それらは自分のスタイルではなかった。
 自分にしかできない建築の仕事があるはずだ。

 勉強はできなかった。
 家も裕福ではなかった。
 ひとり親に育てられた。
 これらはコンプレックスだったが、ある時逆にこれらが武器になると気付いた。
 映画もアニメも主人公は落ちこぼれだ。
 落ちこぼれが活躍するからこそ社会は共感して涙するし、仲間も増える。
 コンプレックスは、武器にしてしまえばいい。
 ダメだと思えることは、個性に置き換えてしまえばいい。

 →そんな落ちこぼれ状態から活躍されるには、きっと人並外れた努力があったんでしょうね。