不思議な広告

ネット中毒と言うほどではないが、おいらは日々長い時間インターネットに接続をしている。
そこで感ずることは、ずいぶんと広告が多いという事だ。
しかもその広告の数々は、おいらにとって比較的興味を引くものばかりで、不思議なことだ。
これは何を意味しているのだろう、実はそこにはクッキーという存在があるようです。

◆広告出現の理由
　日本では、住所・氏名・電話番号・生年月日等が個人情報とされている。
　だが、世界標準ではウェブサイトの閲覧履歴もそのように扱われているそうだ。
　実はこのウェブサイトの閲覧履歴こそが、当該者の求める興味なのだそうだ。
　なのでその履歴をAIで分析することにより、そのひとが興味を持つことを推定し広告を掲出するのだ。
　だからこそ、当該者にとって比較的興味のある広告が表示され、ついクリックをしてしまい、そしてたまに購入するという手筈なのだ。

　疑うことを知るべき。
　ネットを開くと、その人に快適な情報ばかりが並ぶことになる。
　偏った世界にはまり込むということでもある。
　人は自然に、自分と気の合う人と付き合うし、自分の考えに賛成する人とのみ付き合うものだ。
　だから自分は正しい。
　
　これは誰にも起こり得ることらしい。
　こういったことにはまり込まないためには、意見（提案）と事実（ファクター）をしっかりと見極めることだという。
　平たく言えば、これはお勧めですよという提案を、自分にとって本当に必要かどうかを判断するということなんでしょうね。
　クッキー恐るべしです。