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みんな死ぬ

2021-12-18 06:59:55 | 日記
よほどの重病を患っている人以外は、自分が死ぬとはあまり認識していないと思う。
だが、人間は千年も二千年も生きるわけではないので、その内には死を迎える、必ず死ぬということだ。
大仏は尊い。
観音様もありがたい。
阿弥陀様もたくさんの恵みを与えてくれる。
だが、もっと確実なことがある。

◆悩みも妬みも恐れもそれは些細なことでどうでもいいこと
 仏像は尊く偉大ではあるが、それらは人によってつくられたものだ。
 人によって作られた芸術も大切なものではある。
 だがさらに大切なものは、人によってつくられたものではなく、もともと自分の中にあって、
 その力がなくては一日も生きていられない自然のストレートな生命の尊さなのだ。
 それに気づくと、人生がガラッと明るく軽く変わるという。

 木の阿弥陀、金の弥勒に石地蔵、尊み拝む人ぞおかしき
 人々は、木でつくった阿弥陀さまや、金でつくった弥勒菩薩や、石でつくった地蔵さんに手を合わせて拝んでいる。
 それらは、悪いことではないが、おかしなことでもある。
 本来は、人をその底にあって支え続けてくれている「ほとけ」こそが大きな生命であるべきだ。

 あの町この街に住む人も50年100年たてば死んでいく。
 憎むべき相手も、そのうちに棺の中に入る。
 誰でも生まれては死んでいくのだ。
 たとえそれがお釈迦様でも達磨大師でも、猫も杓子でもいつかみんな死ぬ。
 あなたもわたしもいつかは死ぬ。
 いつかみんな死ぬんだから・・・

 →よくわかりませんが、あまり思い煩うなかれ、ということなのでしょうか。