つぶやき、遊び・仕事・日常

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自分に合った仕事

2021-12-25 06:54:19 | 日記
世の中には働ける能力があっても、しっかりとは働いていない人たちがいる。
ニートやフリーターとかいう人たちなのだが、その人たちは現状に満足しておらず、「自分に合った仕事」を探しているそうだ。
だがそんな考えを一刀のもとに切り捨てたのが、東大名誉教授の養老孟子氏で、なるほどと思わされた。

◆自分に合った仕事なんかない
 二十歳やそこらで自分なんかわかるはずがないだろう。
 君たちの中身はまだ空っぽなんだ。
 仕事と言うものは、社会に空いた穴なんだ。
 道に穴が空いている、そのまま放っておいたらみんなが転んで困るからそこを埋める、ともかく目の前の穴を埋める。
 それが仕事というものであって、自分に合った穴が都合よく空いているはずがないだろう。
 ふざけたことを考えているんじゃないと言いたいです。

 NHKのプロジェクトXに登場するサラリーマンも、入社当初から大志を抱いていたわけではないだろう。
 合うか合わないかではなく、いったん引き受けた仕事はやり遂げることだ。
 それをやっていくことで、自分の考えが変わっていく、自分が育っていく、そういうふうに仕事に取り組むべきなのだ。
 会社は全体として社会の穴を埋めているで、その中で本気で働けば目の前に自分が埋めるべき穴は見つかるはずだ。

 ただ、ニートやニートみたいな社員には感謝してもいいかもしれない。
 どうせまともに働いているのは2割くらいなので、
 社内ニートのおかげで自分がちょっと働くだけで重宝されると思っていればいいんだ。

 なるほどですが、どうせそんな人たちは養老先生の話などは聞かないだろうなぁ
 後段の彼らに感謝するというのもいいかもしれませんね。