アマゾンの勝因

おいらも普段の買い物でお世話になっている、アマゾンの勢いは世界的にすごいものがある。
そんなアマゾンの成功要因はなんなのだろうか。
最初は単なる便利な本屋さんだったような気がするのだが。
そんな疑問に対し、ジェフ・ベゾスの発言録をまとめた書籍から分かったことがある。

◆ここから目を離してはいけない
　ビジネスモデルが素晴らしいのか。
　経営者が素晴らしいのか。
　資本力があるのか。
　それらはすべて正しい。
　さらにその他に、長期的な視点に立ち、目先の利益ではなく先々の利益を考えた経営を行ってきた（当初は巨額の赤字を出していた）。
　狙ったビジネスの全部が当たったわけではないようだ（失敗ビジネスもあった）。
　顧客至上主義の立場もとってきた。　
　試行錯誤の結果、適者生存と合理的思考で原則的な経営を行ってもきた。
　それらは、ごく当たり前のことのようにも感ずる。

　だが、一番の要因はこれらしい。
　「長時間働く。一生懸命働く。賢く働く。」
　アマゾンではそのすべてを同時にしなければなりません。
　う～ん　それが半ばタブーとなってしまっている日本の企業は、もはやアマゾンに太刀打ちは無理なんでしょうね。
　たしかに賢く働いて、生産性を上げることは大事なことだが、長時間働く、一生懸命働くということを放棄したままで、
　世界企業に伍して成長することは難しいのでしょう。
　残念ですが、やはり勝因ははっきりとしているようです。