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マスは大海を巡ってサケとなる

2022-08-05 06:43:41 | 日記
「少子高齢化」、「人口の都市集中」、「地方の過疎化」、それらはおそらくは日本全体の課題だ。
そんな課題に対し、元コンサルティング会社コーン・フェリーの社長・会長を歴任した妹尾輝男氏はこう言う。

◆外部で経験を積んでこそ優秀な人材となる
 より優秀になって戻った人材は、裏切り者の出戻りではない!!
 過疎化で悩む某県の知事は、成人式のあいさつでこう言った。
 「わが県では成人式を迎えたら、多くの若者が故郷を捨てて都会に出て行ってしまう。
  それでは人口は減少し、税収も落ちて困ることになる。
  できるだけ、故郷であるわが県に残っていただきたいものだ。」
 氏によれば、これは逆だそうだ。
 社会の荒波に揉まれていない若者が地元に残れば、社会的負担が大きくなり、地域はかえって停滞するらしい。

 正しくは、こう言うべきらしい。
 「皆さんは20歳でまだ若い。
  他の県やあるいは外国に行き、地元では学べないことを学び、得られない経験を積んでほしい。
  そして、その知識と経験を持って、地元に帰ってきてほしい。
  独立でも、既存の企業に勤めるのでもいい。
  外部で得た知識と経験を持って、過疎に直面するわが県を繫栄する街に変えてもらいたい。
  そんな若者を、わが県は歓迎する。」

 →なるほどです。合わせて、ヘッドハンターの評価には不文律があるそうです。
  それは、どんなに優秀と思われる人材でも、転職歴のない人材は疑ってかかるべきらしいです。
  ある一か所(瞬間風速)で優秀なだけでは、違う環境でその能力を発揮できるかどうかは不明のようです。

 ※旅行中:しばらくみなさんのブログ訪問ができません。