つぶやき、遊び・仕事・日常

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やっておくべきこと

2022-08-18 06:45:40 | 日記
大阪大学教授の栄藤稔氏が、出身母校である高校で講演をされた。
氏はパナソニックでの勤務経験もある産学双方に通じた方だ。
おいらももっと若いころにこういった話を聞きたかったものだ。
まあそう言ってはいても、聞いても聞き流していたかもしれないのだが。

◆高校生がやっておくべきこと
 それは、3つのことを習得することだ。
 ①体系的学問:数学・歴史・哲学・文学・芸術
 ②実務的スキル:英語・各種資格
 ③社会との接し方

 学問とは、大学に入るための受験勉強だと考えていた。
 三角関数や微積分や古文など、これから 生きていくために必要だとは思えなかった。
 しかし、今となってはそれらの点がつながって教養となっている。
 経営判断とは、不十分な情報・不十分な評価関数・不十分な時間の中でする意思決定だと知るのは最近なことだ。
 いくら調べても、失敗するリスクは存在する。
 結局、重要な意思決定をする時によりどころとなるのが、「その決定が自分の生き方に合うかどうか」
 という感覚だった。
 その感覚を育むのは、芸術を含む教養だと思う。
 最後まで迷う右か左かを選ぶのは、その人が美しいと感じる方向感覚だ。
 (同様のことを直感とおっしゃる方もいらっしゃいますよね)

 友人は多いほどいいし、若いころは好きなことに熱中すればいい。
 無駄と思っていことがつながって、人生を数倍豊かにするのです。
 そして、それを語るのは大人の責任だと思うのです。

 →有難いお話です。でも若いころはそれがなかなか理解できないんだよなぁ。