私はこんなに努力しているんですよ、と周りにふれるのはあまり格好のいいものではない。
それはわかる。
だがもっと進めて、努力は表に見せるべきではないそうだ。
それは、タレント モト冬樹のコメディアン 志村けん評から拾った。
◆努力を表に見せたら喜劇は成立しない
志村は、本当に人を笑わせることが好きな男だ。
そしてそれを実現するために、自分が何をすべきかということをわかっていた。
その姿は、ひとつのことを本気でやり続けるということを示していて、道は違っても自分も同様にすべきだという事を学ばせてもらった。
志村は、自分の笑いを追求するために、外国の喜劇や音楽など膨大な資料にあたっていた。
でも、その努力を表に見せるような野暮を嫌っていたようだ。
「わあ、志村さんて一生懸命やってるのね」と見られたら、喜劇は成立しないからだ。
人知れず努力して、それをおくびにも出さない。
笑いの裏には、知と涙があるのだ。
→なるほどねぇ でもこれは喜劇に限らず、人生全般においても言えることなんでしょうね。