没後もう5年ほどになるだろうか、俳優の樹木希林さん。
彼女は癌の告知を受け、それを公表していた。
だが、それから5年間ほども闘病生活を続け、その間たくさんの言葉を残してくれた。
きっと、自らの人生や死について思うところがあったのだろう。
そんな言葉の数々を振り返ってみた。
◆死ぬときはね、お世話様でした、とても面白かったです、納得いきました、ウフフフ・・・っていいたいの
・人は死ぬと実感できれば、しっかり生きられる。
・人生なんて、自分の思い描いた通りにならなくて当たり前。
・生きるのに精いっぱいという人が、だいたい見事な人生を送りますね。
・失敗したらね、そこからスタートなの、あんまり深く考えないことよ。
・やり残したことなんて、死んでみないとわからないですよ。
・いつか死ぬじゃなくて、いつでも死ぬという感覚なんです。
→平均よりもやや短い人生だったのかもしれませんが、彼女自身、自分の人生に十分満足し納得をしていたことが窺われる。
翻っておいらは、そのような心持ちに到達しているだろうか・・ まだまだだな。