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日本の哲学者

2023-05-17 06:37:46 | 日記

哲学者というものは、古代からギリシャやローマの賢人と決まっていると思っていました。

だが近代になれば、フランスやドイツでもそんな賢人は多数いるようです。

じゃぁ日本ではどうなのかというと、うれしいことにやっぱりいらっしゃいます。

明治から大正~昭和にかけて活躍した和辻哲郎がその人です。

兵庫県の山村のお医者さんの家系だそうです。

 

◆自分を信ずる

 成長を欲するものはまず根を確かにおろさなくてはならぬ、上に伸びることのみを欲するな、まず下に食い入ることに努めよ。

 おいらがヘタなコメントをしなくとも、皆さんが十分に味わえる言葉だと思います。

 ほかにもこんな言葉がありました。

 資本主義が進展すると共に手段としての財力が強くなり、人間が機械の奴隷にされるという傾向が生じてくる。

 現在の非正規ワーカーの苦衷を正しく予想していたようです。

 ギリシャ人が見ることにおいて感じたのに対し、日本人が感ずることにおいて見たという相違は見逃せない。

 人間とは世の中自身であるとともに、また世の中における人でもある。

 私はどんなに失望している時でも、やはり心の底の底で自分を信じているようです。

 

 →難しいことは分かりませんが、やはり自分を信ずることが基本のようです。