たまにしかテレビを見ないおいらなのだが、そこで見たパックン(パトリック・ハーラン)についてだ。
彼は、タレントというかお笑い芸人という立ち位置で、その意味ではわりと軽い存在だ。
だが聞けば彼は、給付型奨学金を得てハーバード大学で学んだという。
なので、俊英と言えるのかもしれない、そんな彼の発言がこうだ。
◆貧乏でも豊かな人生を送れる
彼は、母子家庭で生活保護を受けるほど貧しい少年時代を過ごしたそうだ。
幼いころから、二親揃っていてお金のある家庭には負けるかもしれないと感じてた。
なので、メジャーでお金のかかるアメフトやベースボールを避けて、体操や飛込などに挑戦したようだ。
そんな発想や開き直りができたのは、米国のオリジナリティとクリエイティブを重視する教育のおかげだという。
日本の幼稚園では、空は青く描かないと注意されるそうです。
でも米国では、空をグリーンに塗っても、クリエイティブと評価されます。
だから、貧乏でも問題はない、貧乏でも強い、貧乏でも豊かな人生を送ることは可能だと考えていました。
貧乏もオリジナリティの一部だと考えれば、人生はポジティブに回り始めるものです。
→たしかに一見軽い存在の彼ですが、なんとなく強い信念を感ずるのは、そういうバックボーンがあったからなんですね。