18世紀に活躍したフランスの哲学者だそうだが、あまりよくは知らないヴォルテール。
本名は別にあり、フランソワ・マリー・アルエというそうだ。
ゴールデンウイークで普段の気疲れをいたわっている気になりながら、そんな彼のこんな言葉を味わってみたい。
◆仕事は私たちを、退屈・悪徳・欲望という三つの悪行から救ってくれる
仕事には苦しさとか、辛さとかといった負の面が強調される。
だが一方で、救いを与えてくれるというポジティブな面もあるようだ。
たしかに、急いでやらなければならない仕事があると、不快な退屈さから逃れることができる。
もてあましている時間で、勝手な想像で人を憎んだり、無意味な欲望に苦しんだりすることもないはずだ。
その意味で、打ち込める仕事があるということは、人間にとって喜ばしいことだと言えよう。
仕事を通じて得られることの一つに「美徳」があるそうだ。
たしかに、よほどの特殊な専門職でない限り、仕事は「挨拶」や「信頼」とか「正直さ」それに「時間厳守」などが求められる。
仕事はただ単にお金を稼ぐ手段ではなく、人としての「美徳」を磨く手段でもあるのだ。
→たしかに、おいらももう少し仕事への取り組み方を考えるべきかもしれないな。