もう亡くなってしまったが、漫画家のサトウサンペイ氏がこんなことを語っていたな。
それはチャップリンの映画ライム・ライトの中で、若いバレリーナが人生をどうしたら生きて行けるか、
と尋ねた場面のことだ。
というのも当時の氏自身の思いでもあったから強く心に残ったのだろう。
◆人生には三つのものがあればいい、希望と勇気とそれにサム・マネー
「なーに人生にはみっつのものがあればいいんだ。希望と勇気とそれにサム・マネーさ。」
そうかそうか人生では、サム・マネー（わずかなお金）でいいんだ。
マッチ・マネー（たくさんのお金）でなくてもいいんんだな。
そう考えると、不思議に勇気が出て、なんとか希望をもって歩んでいけるような気がしたものだ。
→マッチ・マネーからは、縁遠いおいらの負け惜しみなのかもしれませんが、この考え方に気づいていない人がなんと多いことか。
そして、不要なはずのマッチ・マネーを求め続けて自ら不幸になっているようにも思えます。
人生にはサム・マネーでいいそうですよ、みなさ～ん。