それは一本の電話から始まりました。
いつもの建築工務店の社長Kさんからです。
「ウエマツさん、内装建材のカタログ要らない?」
聞けば、古くなった壁紙や床材などのカタログを
捨てる前に「もしや・・・」と思い連絡をくれたとのこと。
「モチロン行きますよ」とワタシ。
これまたいつもの愛車WVヴァリアントに乗って
貰ってきたのがこの写真。
中にはタイルの見本もあって重いのなんのって・・・。
さっそく車から降ろして倉庫の「応接間」へ運び込み
冊子になっているカタログから使えそうなものを
剥がす作業の開始です。
この剥がし作業が予想以上に大変で面倒くさく
なお且つ、綺麗に剥がすのにもコツが必要です。
カッターナイフやマイナスドライバーなどなど
色々と便利そうな道具を試してみたのですが
ベストだったのが小型10得アーミーナイフの
中に入っている「缶きり」部分でした。
忘れもしない学生の頃、スイスのお土産やで買った
アーミーナイフが約40年後にすばらしい活躍をするとは
まったく予想もしませんでした。
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ちなみに、この作業はまだ倉庫にテナントが入らず
ギャラリーとして使っていた頃の話ですから
もう二ヶ月も前にさかのぼっています。