工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

作ればいいってモンじゃない

2017年07月07日 | 作品作り
自分で作っておきながらあきれ返るし、他人様からご覧になっても。
ちょっと、暑さでど~かしてる・・・なぁんて作っていたのは去年の秋からだし・・・。



作品展を始める前に撮っておいた箸置きですが。
要するに、作り始めたら止まらなくなりまして。

同じ型で1個作るのも10個作るのも材料も労力もそんなに変わらない。
なもんで、ちょーしに乗りやすい単純なソウコオヤジ、誰も止めないのをいいことに。

焼くのも電気窯で低温焼成OKってなもんでホイホイと一度に百個単位でやったらめったら。
だ、だからって大量生産すりゃあいいってモンじゃない。

でも、皆さん!

作るアホがいればそれを買う世の中のアホが・・・いや、神様がたくさんおりまして。
作品展期間中にはやたらめったら例の「電子天秤」にのせて重さ・・いや金額を計る神様たち。

そりゃ一個ウン十グラム・・じゃなくウン十円ならば、多少出来が悪くても・・・ネ。
こっちだって、そんな値段じゃ文句なんて絶対に言わせないし・・・。

さて、作品展が終わった今、どのくらいなくなったかと言いますと。
多少贔屓目に見ても4~5分の1程度。

            当然、まだたぁくさん残っているってコトでして・・・・・・・


(因みにこの写真は上の写真を横から撮った同じ物、売れ残りじゃありませんよ。)

ところで、買っていくアホ・・じゃなく神様たちに共通現象あり。
さて、何だと思います?

人気のあったのは背伸びネコ、鉛筆、目玉焼き、体育座り、ナスなどですが
実用的で「真面目な」箸置きが全く見向きもされず・・・ちょっとガッカリ。

皆さん、面白半分と言うよりは、面白九割九分ってところなんですね。
それはそれで話題づくりには貢献できる箸置きとして面目躍如。

神様たち、小さなものですが末永くかわいがってあげてくだされ。m(__)m

                🍆

おまけクイズ➡写真の2つの黒枠の入れ物は元は何だったでしょうか。






答え➡実はコレ、和箪笥の着物用引き出しです。なので底が浅く小物入れにピッタシでした。