工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

敗者復活、ミクストボンサイ鉢

2016年12月17日 | ミクスト・ボンサイ(MB)
昨日も今日もこの冬一番の寒さとか。
大型扇風機がついこの間までブンブンいっていたのに。

その工房も石油と電気ストーブがこの寒さで大活躍しております。
何といっても暖房だけでなく、ご覧のとおり乾燥機としても大活躍でして。



一目見ただけでは何かわからないようなモノばかりですが
全部多肉植物又はサボテン用のミクストボンサイ鉢です。

これらは一度本焼きをしたのですが釉薬が溶けきれず不良品になってしまったもの。
再度本焼きをする前に釉薬を薄掛けしてストーブ前で乾かしているところです。

素焼き段階ではしっかり釉薬は表面に吸い込みますが
ツルツルになった本焼き後に釉薬を塗るのは至難の業でして。

これだけの量の鉢を全部叩き割ってしまうのは誠に忍びなく
ダメモトで敗者復活に挑むのであります。

そう考えると、まるで戦いの前にみんなで一緒に温まっているような・・・。
みんな、来年早々の再本焼き、頑張ろうゼ!



楽しいゾ、道具作り

2016年12月16日 | 作品作り
陶芸、楽しいですよ。
楽しいけれど、人にはお勧め致しません。

泥で汚れるし、手は荒れるし、お金はかかるし、ゴミのような器はたまるし。
まだまだお勧め出来ない理由はゴマンとありますが・・・今日はこの辺で。

              🍵

おっと、陶芸の楽しさをアピールするはずが愚痴になってしまった。
楽しさも色々ありますが、結構楽しいのが自作の道具を作る楽しみです。

                           例えばコレ ↓↓



白い発泡スチロール球は市販品。
隣に見える水色のスチロールが自作の道具です。

さて、何をナニする時に使うか分かりますか。
答えはコーヒーカップの内側を削る時に使う道具です。

一か所切れ込みがあるのは、ここにカップのハンドルを差し込むためです。
電動ロクロにこの道具をセットしてグルグル回しながらカップの内側を削ります。

コーヒーカップは手で持って使うので160gを目安に作りますが。
ちょっと厚めに作ってしまった時など、これで土を削って「減量」します。

コーヒーカップは毎日使うもの。
重すぎても軽すぎても使いたくなくなるんですね。

プロだったらロクロの上でぴったりの重さに出来るでしようが
残念ながらたいして修行もしていないソウコオヤジは・・・・。

技術の伴わないトコロはこうやって自作道具でカバーするしかない。
傘のホネで削りカンナを作ったり、ピアノ線でハンドル作り器を作ったり。

              ☕

ホント、考えながらの自作の道具作り。
カップ作り以上に楽しいですよ。














自作プランターボックスは・・・

2016年12月15日 | 作品紹介
例のDEWAR’Sロゴのプランターボックスですが。
さっそく実戦配備してみました。



けっこうな重さなので鉄棒を両側から地面に挿して固定。
その鉄棒を支えとして「ぶら下げ方式」を採用。

実は、この写真でお分かりのとおり木製ボックスには両サイドがありません。
更によく見ると、前面木材の長さが微妙に違っているのがバレバレだ。

このあたりが行き当たりばったりにモノを作るソウコオヤジの真骨頂でして。

お金もないしめんどくさいし、その辺の余り板3枚を打ち付けてハイ出来上がり。
後は使い方次第で何とかな~るだろおぅ~っ・・・てか。

それでも、世の中には捨てる神あれば拾う神あり。
テキトー・プランターあればそれに合う四角いプラ鉢あり。

           🌺

因みに、この鉢に植わっているアリッサム、寒さに負けず元気に咲いてます。

歪んだ陶額

2016年12月14日 | 作品紹介
昔々その昔、作ったのも忘れていた陶器の額です。
焼き直し用の茶わんを探していたらついでに出てきてしまいまた。



大きさはA5くらい、厚さは7ミリくらいですかね。
この厚さと大きさでは窯の中で歪んでしまうのは当然ですが。

その昔は無知だったんですね(今も大して変わってない)。
捨てずにとっておいたという事は、歪みもビミョーなんですね。

そこで、花の雑誌からカラーページを切り取って貼ってみました。
石灰白萩釉の白もトロ~ッとしていて陶器独特の雰囲気。

ホントに歪んでさえいなければ・・・・。
マティス的な絵でも描いてこの額に入れてみたいものです。

            ✍

来年早々、厚さと大きさを考えて陶額には再チャレンジしてみます。

バナナとフリーカップ

2016年12月13日 | 作品紹介
新作紹介第二弾です。
今回は「練込み」手法ではなくて「盛り上げ」(?)手法のカップ。

まずカップを作っておいてカラー粘土を貼りつけるのですが。
「盛り上げ」と言うよりは「貼りつけ」技法でしょうかね。

ホントの技法の名前があるのかもしれないのですが・・・知りません。
こんなのも作った事ないので試作品を3個だけ作ってみました。



使ったのは半磁器土、桜模様も半磁器土+ピンクのカラーパウダー使用。
ブログにアップする時に区別しやすいようにダミーバナナを配置しました。



こちらはパイナップルのマーク。
アレッ、ニンジン?それともイチゴ。



これは失敗作。
真ん中のマークを同じ色にしてみたけれど・・・。

因みに、真ん中のマークはスタバのパクリ。
・・・と言われてもほとんど判別不可能。

第三段はこのスタバの偽カップシリーズ特集を予定しています。