ディープなクールベ、マネも真似られない「世界の起源」（2）

パリのオルセー美術館で観たクールベの「世界の起源」（一部画像を修正してあります）

前回のブログからかなり時間が経ってしまいましたが、ブログのテーマは、クールベは何故ゆえに「世界の起源」を描いたのだろうか！

結論からすれば、
クールベを真似たマネが、さらにセザンヌやモネに真似られて、そこからオリジナルの世界を求めた結果、マネのある表現がクールベの逆鱗に触れて、マネを超えるために「世界の起源」を描いたというのがわたしの推論です・・・。

そこに行き着く前に、日曜日にイスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜（三菱一号館美術館）でクールベを観てきました。

波を得意とするクールベが描いた「岩のある風景」


そして、「森の流れ」


その二つの絵を真正面から見たのではなく、斜めから観てみると思いがけないものが見えてきました。

（その立体的な感動をこの画像では説明できません）

もしかしてクールベの頭の中には、観る人の視線「裸婦画は、本来はこの方向ではない」（それが普通の絵画）と知っていて、あえて絵画の視点というものに問題を投げかけたとしたら・・・

これなら真似できないので、マネに勝てるんではないかと！

もしかすると、ピカソの多面性を一面で切り取っただけとか・・・

う〜ん、この説は推論でしかありません。



ちょっとおまけですが、美術館の売店で売っていたビンテージポスター「麦をふるう女たち」を目にしました。


・・・実はこれ、私も模写してみたんですよね。

色鉛筆でクールベを。

中学校の授業で描いた以来、3枚目の絵です。
（私は美術は習ったことないし、学んだこともありません）
う〜ん、鉛筆の限界は低いですね。

アメリカデイゴと巨大シュロの木

日比谷公園に行ったときみつけたこれは
アメリカデイゴというそうです。。。

真っ赤な花

沖縄のデイゴの花とは違う種類

寒さに強いのかな？アメリカデイゴ…

デイゴについて考えていたところ
その後ろにそびえ立つ巨木に気が付き！

シュロの木なの？！


そのようです

棕櫚/シュロの木って、100年を越すものもあるとか
この木もそれくらいになるのでは？

日比谷公園て、立派な木が他にも沢山ありました
良いところですね。。。

朋之会のお能「龍田」「羽衣」「春日龍神」観世能楽堂

第43回朋之会のお能が、「龍田」「羽衣」「春日龍神」という演目で観世能楽堂で開催されました。


最初のお能で、いきなり松木さんの「龍田」を見てしまい。
あまりにも綺麗なので、逆に全く感動を得ないまま、「う〜ん何を表現したいんだろう？」と考え込んでしまいました。

ところが次の「羽衣」、シテが全くトホホなので、観ていて「ああ、お能は奥が深いんだなあ」と改めて松木さんの技量に感心しました。
若いから仕方ないのかもしれないけど、このシテは盆踊りのようにただ踊っているだけで、見ていて辛かったです。
上半身に力が入りすぎていて、動きが単調すぎました。
動作の緩急がなく、「ため」が皆無です。
お金を稼げるシテになるにはさらなる修行が必要です。

こんなことなら、先に羽衣を「診て」、その後に龍田を「観たかった」なあ。
そうしたら、素直に感動が得られたはずでした。


最後の「春日龍神」も良かったです。
何しろお囃子と地謡のバランスが良かったです。
はっきり言って「龍田」「羽衣」の地謡はショボかったです。
そして、大鼓が私の好きな人で、今回も乗りまくっていました。
この「春日龍神」のシテも若手だそうですが、努力が実っています。
ただ、この人のクセなのかもしれないけど、発声と動作に息継ぎが認められます。
ああ、それと「面」の表現が、まだまだですね。
松木さんを見習いましょう。


このお能の構成を作った人は、お脳の構成を考えて欲しいです。

演目を「羽衣」→「春日龍神」→「龍田」とすべきでしょう。

ま、結果的には楽しめましたが。
（少し辛口でごめんなさい。私はお能の素人です）

インコのパントマイム

なかなか飛ばないハシビロコウ

私は出戻りのハシビロコウですが・・・


それが、何か？


私が飛ばない鳥だと思っているでしょ。


ところが、ほら！


飛ぶわよ。


なんちゃって。



ほら


ほら


ほら


なんちゃって。


でも、私はちゃんと飛べるのよ。



その写真を撮りたいのなら、年間パスポートがあるうちにせっせ通ってね。

お登りさんの気分で銀座ぶら

銀座なんて、歩いてもしょうがないし・・・


と思っていたのですが、日光来てから改めて出かけると、これまた新鮮な気分で歩けました。


で！
久々に、「二人の日光」です。


待ちあわせて　「待ちあわせて」


歩く神社　「歩く銀座」


朝日の頃　「灯ともし頃」　


鯉のお手て　「恋の銀座」


僕と君が　「僕と君が」


映るウィンド　「映るウィンド」


肩を寄せて　「肩を寄せて」　


指をからませ　「指をからませ」


二人の日光　「二人の銀座」



触れあう頬　「触れあう頬」


朝の二人　「夜の二人」


甘い香り　「甘い香り」


熱いふたり　「熱いふたり」


表参道　「みゆき通り」
　

アビーロード　「すずらん通り」


なにも言わず　並び地蔵　「なにも言わず　ときめく胸の」


二人のNIKKO　「二人の銀座」



トンボ　二匹だけの　「銀座　二人だけの」


パンもビーフも　僕と私のもの　「星もネオンも　僕と私のもの」


霧の中も　「夜も更けて」


滑って遊び　「消えたネオン」


食べ物だけ　「星空だけ」


青い空だけ　「恋人だけ」


ペーヴメントに　よりそう影が　「ペーヴメントに　よりそう影が」


仏岩に登る時　「かさなる時」

　　


初めての本宮　「初めてのキス」


二人の日光「二人の銀座」


二人の日光「二人の銀座」




二人の日光「二人の銀座」

枝つき柚子の空

曇り空。。。

AM7:09




相模原の庭からとってきた
枝つき柚子

この前とってきたときよりも
実が大きくなっているような気が…

やはり日光は平野部にあるこの辺りでも寒いですね。。。