じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

2024年秋 紅葉を求めて八甲田登山

2024年10月12日 | 登山・トレッキング
10月12日(土)、山では紅葉が見頃になっているとの事だったので、今朝は早起きをして八甲田登山に出掛けて来ました。
最近は、犬の散歩以外は外に出ないと言う、自堕落な生活を送っていたので、無事に下山出来るのかチョッピリ心配でした・・・。

登山口の酸ヶ湯温泉の大駐車場は、6時前なのに既に満車状態でした。
そして、今朝は放射冷却のせいか、かなり気温が下がっています。(ダウンジャケットを着こみました。)

5時55分、酸ヶ湯登山口から歩き出します。

登山道入口には・・・、こんな看板も・・・、

今年6月に「熊騒動」が発生し、登山道が全面閉鎖されていましたが、9月21日から規制が解除されました。
そのせいか、ほとんどの登山者が「熊鈴」を付けていました。

登山道は、緩やかな登りから始まりますが・・・、前日に雨が降った様で、泥んこ道になっていました。

周囲の木々は・・・、そんなに紅葉している様には見えませんね。

登山口から15分程で、荒涼とした風景が現れました。

有毒ガスで、草木も生えない場所なんですね。

先に進むと、木々の間から少しだけ展望が見られました。

朝日を浴びた、南八甲田の「横岳」でしょうか・・・。
そして・・・、

「ナナカマド」は葉っぱを落とし、赤い実が鮮やかですね。

やがて、荒々しい光景が目に飛び込んで来ました。

「地獄沼」上流の沢です。

大きな岩ゴロの沢を横切って行きます。

少し、硫黄臭が漂っています。
足早に進みます。

岩ゴロの沢を通り過ぎ、上流に登って来ました。

朝日に照らされ、流れがキラキラと輝いていました。

7時40分頃に、「仙人岱ヒュッテ」の分岐にやって来ました。

正面に見える山は、「小岳」です。
少し進み、「仙人岱」の休憩場所に向かいます。

「仙人岱」から見える「八甲田大岳」です。

剥き出しになっている斜面が、登山道です。

さて、ここで少し休憩です。

7時50分頃、「小岳」の分岐にやって来ました。

この辺は、緩やかな登りです。

やがて、尾根の急登が始まりました。

尾根の途中からの風景です。

手前の小ピークには名前が無く、次のピークが「硫黄岳」の様です。
そして、奥には「南八甲田」の山々が連なっています。

そうそう、手前のピークの横には、小さな池があります。
少しアップです。

先程休憩した「仙人岱」の少し上にある様です。
ググッとアップです。

「アオモリトドマツ」に囲まれた風景が良いですね・・・。

そして、西側を見ると・・・、

「岩木山」と、その裾野に広がる「津軽平野」が見えていました。

さて、低木の樹林帯を過ぎると・・・、こんな光景が始まりました。

岩ゴロの登山道と、登山道の崩壊を守る「防護壁?」が続きます。
急登の歩き辛い登山道です。

先に進むと・・・、風景が変わります。

小さな池が現れました。
その近くに、葉っぱを落とした「ナナカマド」がありました。

遠くの「岩木山」を入れて見ました・・・。

そして、上を見上げると・・・、

もうすぐ頂上ですね。

8時40分頃、頂上到着です。

遠くに「岩木山」も見えていますね。
今日は、お天気に恵まれて良かった・・・。

それでは、頂上からの風景です。
先ずは、東側です。

手前から順番に、「小岳」、「髙田大岳」、「雛岳」と続いています。
続いて、北西側です。

左端が、ロープウェイ山頂駅のある「田茂萢岳」です。
その奥には、青森市街地と陸奥湾が広がっています。

今度は、北側です。

爆裂火口の見える「井戸岳」と、その後ろが「赤倉岳」です。

西側に、「岩木山」が見えているので、ググッとアップです。

単独峰の美しさが、際立っていますね。
霞んでいるのが少し残念ですが・・・。

さて、そろそろ下山しましょうか・・・。

8時50分、下山開始です。

下山道の向こうに、「井戸岳」の爆裂火口が迫って見えます。

火口が・・・、何か「ハート形」に見えませんかね・・・。(?)

さてさて、下山道ですが・・・、

こんな感じで、ハードルのような板が剥き出しになっていて、歩きにくくてたまりません。
少し先に行くと・・・。

そうか、階段の土留め板だったんですね。
土砂が流れて、土留め板だけが残っていたんですね。
自然相手の登山道整備が、如何に大変かと言う事が分かりますね。

やがて、「大岳避難小屋」が見えて来ました。

やはり、「井戸岳」の火口は、「ハート形」に見えますよね。

9時20分頃、「避難小屋」の前に下りて来ました。

小休憩です。

10時過ぎ、「上毛無岱」の分岐に下りて来ました。

木道を先に進むと・・・、

「紅葉」の先に「岩木山」です。

少し先に進み、振り向くと・・・、

「草紅葉」と「紅葉」の「北八甲田」です。
そして、今度は・・・、

「丸沼」に映る白い雲と、「アオモリトドマツ」です。

続いて、広い草原に続く木道です。

「草紅葉」と青い空・・・、清々しい気持ちになりますね。

今度は、鮮やかな「紅葉」です。

「ハイマツ」の緑の後ろに、真っ赤な「ナナカマドの実」と、黄色い「ダケカンバ」でしょうか・・・。
目に鮮やかですね。

10時30分頃、「下毛無岱」の階段にやって来ました。

何度見ても、素敵な風景ですね。
少し下りて、アップです。

点在する「池塘」が、アクセントになっていますね。

さて、階段を下りた先から振り向くと・・・、

「大岳」が、「紅葉」のエプロンをしているかの様ですね。

更に先へ進んで・・・、

見納めの、「草紅葉」と「紅葉」の「北八甲田」です。

この先は、低木の樹林帯に突入します。

11時過ぎ、「酸ヶ湯へ1.4km地点にやって来ました。

気付いたでしょうか・・・?
標柱の隣に「鐘」が設置されています。
「熊騒動」があったので、追加設置された様で、標柱の近くには殆んど設置されていました。

11時25分、「城ヶ倉」の分岐にやって来ました。

11時35分頃、「酸ヶ湯」まで500m地点に到着です。

11時45分頃、「酸ヶ湯温泉」の屋根と、駐車場が見えて来ました。

駐車場は満車で、道路脇にも駐車していますね。
紅葉シーズンの三連休に入ったので、登山客も観光客も沢山訪れている様です。

11時55分頃、「酸ヶ湯温泉」の登山口に到着しました。

今日は、お天気に恵まれて最高でしたが・・・、登山靴もズボンのすそも泥んこです。
その上・・・、自堕落な生活の運動不足が祟ってか、下りが続いてからは、右の膝と腿が痛くなり、やっとのことで下山できました・・・。
こんな事で、今後、残りの百名山への挑戦ができるのでしょうか・・・?
チョット心配になって来ました・・・。
そろそろ、本気で筋力と体力のアップが必要ですね・・・。

さてさて、参考に「城ヶ倉大橋」付近の「紅葉」状況をお見せします。

こんな感じで、少し色付いて来たと言う所でしょうか・・・。(これからですね。)

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