結局、翌日の4月7日も「新井~妙高高原」間は終日区間運休で代行バス対応でした。そのため、予定されていた『特急あさま号』も運休となりました。その分、別の運転日に集中したと思われます。
心配されていた土砂崩れもそんなに対したものではなく、少しの土砂に「妙高5号」の先頭車両の一部が乗り上げた程度でけが人もなく、まあ一安心でした。復旧は4月8日となりました。なお、土砂崩れのあった場所は、法面工事されており、今も徐行運転されています。(先日も、当該区間に作業員が多くいて、列車に合図していました。列車もそれに合わせる感じで徐行していきました)
インターネットの情報で、土砂崩れのあった場所の近くまでは入れるとの事で車で行きました。
ちょうど、旧妙高村と旧妙高高原町の境界(現在は、合併して妙高市)で起こりました。
上から撮影しました↓
「妙高5号」として運転されていたN102編成です。当時の状態で停まっていました。
(その後、復旧作業が行われ、長総へ回送されていきました。現在は復帰しています)
上から撮影しました↓
「妙高5号」として運転されていたN102編成です。当時の状態で停まっていました。
(その後、復旧作業が行われ、長総へ回送されていきました。現在は復帰しています)
その後、妙高高原駅へ向かいました。新井駅から妙高高原駅までは代行バスで対応していました。
この車両も普通は直江津まで行っていたのですが、折り返しなのでここで停まっています↓
昼間からこの風景を見るのも珍しいですね。
昼間からこの風景を見るのも珍しいですね。
ただ、一部の情報では代行バスが到着前に発車したとかで、苦情があったとかないとか・・・
まあ新潟支社と長野支社と分かれており、連携がうまくいかなかったのかも知れません。
まあ新潟支社と長野支社と分かれており、連携がうまくいかなかったのかも知れません。
いずれは、『北陸新幹線』金沢延伸でJRから第3セクターに移行されます。また、妙高高原駅を境に長野県側は「しなの鉄道」、妙高高原駅を含む新潟県側は「(仮称)新潟県並行在来線会社」に移行されます。移行前から心配されていたことがすでに起きているのです。
なお、『北陸新幹線』金沢延伸営業開始の1年前くらいにダイヤ改正で、妙高高原駅で運転系統が分かれる可能性があります。第3セクター移行前の準備でしょうか。あくまで個人的な予想ですが、現在は「直江津~長野」間は、長野支社の運転指令が一括管理しています。ちなみに妙高高原駅から北は新潟支社管内ですが、運転は一部列車を除き長野支社で管理しているようです。
第3セクターとなると会社が違うので今までのように一括管理とはいかないでしょう。多分、妙高高原駅で、「直江津~妙高高原」間は新潟支社で運転、「妙高高原~長野」は長野支社で運転と列車が分かれるかも知れません。「直江津~長野」までの通し運転は「妙高号」のみになるかも知れません。
第3セクターとなると会社が違うので今までのように一括管理とはいかないでしょう。多分、妙高高原駅で、「直江津~妙高高原」間は新潟支社で運転、「妙高高原~長野」は長野支社で運転と列車が分かれるかも知れません。「直江津~長野」までの通し運転は「妙高号」のみになるかも知れません。
つまり、妙高高原駅で乗り換えの手間がかかると思われます。でもJR時代にやらないと遅いかもしれません。『東北新幹線』の新青森駅までの開業した時も1年前に対応していましたから・・・
次のダイヤ改正がどうなるのか?また、JRから第3セクターに移行された場合に今回のような事故があった場合の対応など、まだまだ解決しなければいけない問題は山ほどあるようです。
どうなるか?個人的には見守るしかないですね。本来なら前回で終わったこのシリーズですが、土砂崩れ事故があったのでそれも絡めての記事でした。これで、このシリーズは終わります。それでは、また。
Written by てつ人28面相 |