矢嶋武弘・Takehiroの部屋

83歳のジジイです。 日一日の命
SNSが歴史をつくる、SNSの時代がやって来た! 

海外に“ワイフ・ビーター”として紹介された佐藤栄作元首相(でも、佐藤さんはノーベル平和賞を受賞したんだぞ!)

2025年01月04日 14時13分01秒 | エッセイ・私事など
<以下の記事を復刻しますが、場合によっては削除します。> 今日は女性に叱られることを覚悟の上で、話をしたい。ワイフ・ビーター(Wife beater)とは「妻を殴る夫」のことである。こんな言葉は今や死語だろうが、昔、佐藤栄作さんという総理大臣がいた。7年8カ月の長期政権と沖縄返還の実現、ノーベル平和賞受賞などで有名だが、実は佐藤氏は総理に就任した直後、アメリカなど外国に「ワイフ・ビーター」と . . . 本文を読む
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レーニンの“永遠の恋人”イネッサ・アルマンド

2025年01月04日 14時10分52秒 | 歴史
<以下の文を復刻します> イネッサ・アルマンド 20世紀最大の革命家レーニンの恋人について語りたい。といっても、私はその人、イネッサ・アルマンドのことをよく知らない。よく知らないくせに書くとは不謹慎この上ないのだが、どうしても書きたいので始めにお許しを願いたい。それほど、レーニンの“永遠の恋人”に関心があるのだ。レーニンは亡命中の1909年にイネッサと知り合ったそう . . . 本文を読む
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『森の水車』

2025年01月04日 14時08分29秒 | 映画・芸能・音楽
〈以下の文を復刻します。〉 荒井恵子さんと言っても若い人は知らないだろうが、1950年代に活躍した歌手である。その彼女が80歳で亡くなった(2010年6月18日)のをつい最近知ったが、荒井さんの最も有名な歌『森の水車』を思い出した。早速 ネットで調べてみたら、彼女の歌声よりも他の歌手の方が多く出ており、この中に大女優・高峰秀子が映画『秀子の車掌さん』で歌うものがあった。この映画は1941年(昭和 . . . 本文を読む
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青春の苦しみ(4)

2025年01月04日 14時07分02秒 | 小説・『青春流転』と『青春の苦しみ』
4)白昼夢  十一月下旬の早稲田祭が近づいた頃、行雄は、中野百合子が歌舞伎研究会のサークル活動をしていることを思い出した。 彼女は入学した時からサークル活動をしていたようで、教室でも時々、歌舞伎の話しをしていたことを行雄は覚えている。  彼は歌舞伎にそれほど興味はなかったが、歌舞研(歌舞伎研究会)ももちろん早稲田祭に参加しているので、それを縁にぜひ百合子に接近したいと考えた。 早稲田祭が始まる . . . 本文を読む
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青春の苦しみ(3)

2025年01月04日 09時50分19秒 | 小説・『青春流転』と『青春の苦しみ』
3)中野百合子  九月の二学期が始まって一週間ほど経ったある日、行雄は授業に出た後、甘泉園の方へ散歩してみることになった。 大学の裏門を通り抜けて商店街に出たが、夏の蒸し暑さが残っていて、歩いていると汗がにじみ出てくる。  商店街から路地に入ると人通りもほとんどなくなり、日影になったので行雄はほっとした。 いつまでこの蒸し暑さが続くのだろうかと思いながら、彼は狭い路地から甘泉園前の広い通りに出 . . . 本文を読む
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『1914年夏』

2025年01月04日 09時48分30秒 | 文学・小説・戯曲・エッセイなど
<2014年1月に書いた以下の記事を復刻します> フランスの作家ロジェ・マルタン・デュ・ガールの長編小説『チボー家の人々』を読みたくて書棚から出した。何十年ぶりだろうか(笑)。そのうち「1914年夏」という部分がメインだが、ちょうど100年前の第1次世界大戦勃発の前後のことが詳しく描かれている。私は高校時代にこの小説を読んで大いに感動した。主人公のジャック・チボーというフランスの青年が、戦争反対 . . . 本文を読む
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徘徊老人は「名札」ぐらい付けろ!

2025年01月04日 03時34分26秒 | 社会・事件・事故
<徘徊老人が多いので、過去の文を一部修正して復刻します。> 認知症にもいろいろあるようだが、NHKによれば全国で800万人はいるそうだ。特に“徘徊老人”は深刻な問題で、行方不明者が1万人もいるという。高齢化社会の日本、これからますます大きな問題になっていくだろう。私はまだ認知症ではないが、80歳を過ぎたから何時(いつ)そうなってもおかしくはない。妻によく言っていることだが . . . 本文を読む
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ベートーヴェンへの感謝 ・Durch Leiden Freude!

2025年01月04日 03時32分51秒 | 芸術・文化・教育
<2002年11月に書いた以下の文を復刻します。> ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン 1) 音楽に関心がない人も、ベートーヴェンの名前は知っている。 この不世出の大作曲家については、余りに多くのことが語られ、余りに多くのことが伝えられている。 ほとんどの人が、この“楽聖”の断片的なことを知っているだろう。  フランスの文豪であるロマン・ロランは、一方 . . . 本文を読む
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ベートーヴェンの『田園』第5楽章

2025年01月04日 03時31分33秒 | 映画・芸能・音楽
ベートーヴェン 若いころ“学生運動”に挫折し、絶望的な気持ちになっていた自分を救ってくれたのはこの曲だ。そのころ、自殺や他殺(テロ)まで考えていたのだ。そんなある日、学生街をさまよっていた私は、誰かが(たぶん、学生だろう)口ずさんでいたメロディーを聞いて、不思議にも「生きよう」という前向きな気分になった。それがこの曲であり、その時の体験は一生 忘れられない。 ベート . . . 本文を読む
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『アンニー・ローリー』

2025年01月04日 03時29分58秒 | 映画・芸能・音楽
アンニー・ローリーは17世紀後半に生まれ、スコットランド中に知られた絶世の美人だったという。彼女に失恋したウィリアム・ダグラスの詩が歌になったもので、最も有名なスコットランド民謡と言えるだろう。https://www.youtube.com/watch?v=oLuTd63IkmE . . . 本文を読む
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<復刻> 昨年の衆院選で与党が惨敗! 過半数を割り込む

2025年01月04日 03時28分42秒 | 日記・日々雑感・寸評
10月27日(日)に行われた衆議院総選挙は、自民・公明の与党が過半数の233議席を大きく割り込む結果となった(215議席)。これで当分は、少数与党のまま国会運営をするのだろう。一方、野党は立憲民主党や国民民主党が大きく議席を伸ばし、存在感を強めた。結局、自民党の“裏金議員”の問題が、強く影響した結果になったと言えよう。きのうは投票所に行き、久しぶりに写真を何枚か撮った。近く . . . 本文を読む
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青春の苦しみ(2)

2025年01月04日 03時21分16秒 | 小説・『青春流転』と『青春の苦しみ』
2)新学年  新学期。桜の花の満開と同時に新しい学年が始まる。 学生達が集まってくると、大学のキャンパスはおのずと活気がみなぎってくるが、一年前の安保反対闘争が盛り上がっていた頃に比べれば、平穏なたたずまいを見せていた。  ただ、大隈侯の銅像前などには、相変らず全学連の立て看板が並べられ、数人の活動家が演説をしたりビラを配っていた。 行雄が何気なく立て看板を見ると「マル学同、全学連執行部を掌握 . . . 本文を読む
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青春の苦しみ(1)

2025年01月04日 03時17分52秒 | 小説・『青春流転』と『青春の苦しみ』
 第2部 1)安らぎ  三学期の期末試験が目前に迫ってきたが、行雄はほとんど講義を聴いていなかったので、不安ばかりが募った。 最初の試験の前日になって教材に目を通してみたが、内容が良く理解できないので、苛立ちが高じてくるばかりである。  学生運動だけにのめり込んでいたのだから、仕方がないと半ば諦めたが、どうにでもなれ、なるようになれと思った途端、気持が少し楽になってきた。 どんな出 . . . 本文を読む
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