以下の復刻話は、オールド映画ファンの“戯れ言”として聞いてほしい。
映画『忍ぶ川』(DVD・原作は三浦哲郎)を借りてきて見たが、最後の“初夜のシーン”が実に美しく素晴らしかった。ゆったりとしていて生命感にあふれている。加藤剛と栗原小巻が主演の映画だ。そこで『忍ぶ川』を調べていたら、面白い話が出てきた。熊井啓監督は当初、吉永小百合を主演に考えて、吉永 . . . 本文を読む
イエス・キリストの痛切な一言
イエスの山上の垂訓(ブロッホ作)
「自分の目には梁(はり)があるのに、どうして兄弟に向かって、あなたの目から塵(ちり)を取らせてください、と言えようか。 偽善者よ、まず自分の目から梁(はり)を取りのけるがよい。 そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目から塵(ちり)を取りのけることができるだろう」 (山上の垂訓より)
他国を非難する前に、まず自分のこ . . . 本文を読む
<以下の記事は2006年11月7日に書いたものですが、基本的な考えは今でも変わっていません。一部修正して復刻します。>
1) 北朝鮮の衝撃的な核実験(2006年10月9日)から間もなく1カ月になるが、この出来事は核の問題についてさまざまなことを考えさせてくれた。とりわけ、北朝鮮が脱退した核拡散防止条約(以下、NPTと言う)については、これが現在の世界にとって有効なのか、あるいはその存在意義がどう . . . 本文を読む
<2019年10月17日に書いた以下の記事を復刻します>
日本は経済大国である。戦後の経済復興で、アメリカに次いで世界第2位のGNP(国民総生産)を誇ったことがある。その当時は「ジャパン アズ ナンバーワン」「エコノミック・アニマル」などと言われたことがあった。日本は今でも経済大国に変わりないが、近年はどこか精彩がないようだ。それは経済力で中国に抜かれ、第3位に転落したこともある . . . 本文を読む
<2012年8月に行ったサハリンの州都・ユジノサハリンスクの記事を復刻します>
サハリン(樺太)の州都・ユジノサハリンスクは、日本統治時代に「豊原」と言ったが、今でも戦前の面影が残っている所が幾つもある。 中でも「郷土博物館」は1937年(昭和12年)に建てられた純日本風の建物で、和風の庭園には旧日本軍の戦車や大砲が置かれている。戦前にタイムスリップした感じがした。
郷土博物館の全景
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<以下の記事は2014年11月26日に書いたものですが、一部修正して復刻します。>
相撲ファンとして一言いわせてもらいたいが、大相撲がなんとなく面白くなくなってきたと、多くの人が思っているかもしれない。それは日本人力士の優勝がずっとないとか、日本人の横綱誕生が途絶えているとか、いろいろな理由があるだろう。それはともかく、私はズバリ言って、土俵の広さにも原因があると思っている。現在の土俵は直径 . . . 本文を読む