<この記事は2004年9月21日に書いたものですが、一部修正して復刻します。>
ド・ゴール
毛沢東
1) ド・ゴール(1890年生れ)と毛沢東(1893年生れ)・・・共に20世紀を代表する世界的な政治家だが、両者の生い立ちや経歴、活躍した環境などは余りにも違いがある。 フランスのド・ゴールは軍人出身で、右派の代表のような存在だが、中国の毛沢東はマルクス主義 . . . 本文を読む
(2002年11月に書いた以下の記事を、原文のまま復刻します。)
1) 私は自分の半生において、仕事上何百人という政治家と付き合う機会があったが、野中広務さん(自民党元幹事長)ほど印象に残っている政治家も珍しい。 この人の“親分”である故金丸信さんも実に印象深かったが、両人は対照的な雰囲気を持っていた。金丸さんは今時の政治家には稀だが、ほのぼのとした春風のような雰囲気 . . . 本文を読む
<以下の記事を復刻します>
フジテレビの昔の番組に『スター千一夜』というのがあった。だいたい月~金の帯番組(1週間5回)だったが、これに出れば、あの人はまあスターだと評価されていた。 始まったのはフジテレビ開局の1959年3月、終わったのが1981年9月だからまあ長寿番組と言える。略して“スタ千”と呼んでいたが、旭化成の一社提供だったからフジと旭化成の看板番組だったと . . . 本文を読む
◇ 国家とは「税金」である。「税金」で成り立っている
◇ 日一日の命、命の火を燃やせ!
◇ 言葉は“生きもの”である 言葉よ ありがとう
◇ 全てが必然である
☆ 不完全燃焼の人ほど、命に執着する。完全燃焼の人ほど命に執着しない
☆ 役人がのさばると、国が滅ぶ
◇ むかし軍人、いま官僚
◇ 一筆入魂
◇ いつの時代にもどこにでも、税金を食い物にする輩(やから . . . 本文を読む
1975年(昭和50年)にフジテレビの子供向け番組「ひらけ!ポンキッキ」で発表された童謡だ。作詞は高田ひろお、作曲は佐瀬寿一で、子門真人が歌った。リリースされた直後から大ヒットし、今までにオリコン市場最高の450万枚以上を売り上げたといわれる。歌詞の内容は「たいやきくんが店のおじさんとケンカして、海へ逃げ込む」という幼児向けのものだ。余談だが、この歌が発表されたころ、ちょうど国鉄労組などが&ldq . . . 本文を読む
〈2019年6月に書いた以下の文を復刻します。〉
1) 作家の遠藤周作さんについて書きたい。と言っても、私は彼と話したことはないし、その著作を数冊しか読んでいない。『海と毒薬』『沈黙』『イエスの生涯』『宿敵』などか。 だから、遠藤さんについて語る資格はほとんどないが、妙に彼について書きたくなるのはどうしたことか。それは遠藤さんの子息(龍之介氏)が、昔 私がいた某テレビ局の社長に就 . . . 本文を読む
<以下の記事は2020年6月~7月にかけてまとめたものです>
〈前書き〉
前書きが長くなるかもしれないが、お許し願いたい。コロナ禍で国民に1人当たり『10万円の給付』が行われているが、これは公明党の山口代表が安倍首相に強く要請したのが大きな要因だったという。これによって、先の「閣議決定」が覆(くつがえ)ったのだ! こんなことは滅多にない。
もしこれが実施されなければ、公明党は自民党との連立 . . . 本文を読む
〈2018年6月に書いた以下の記事を復刻します〉
2年ほど前、サハリン(樺太)へ旅行する前に偶然 見つけた素晴らしいブログがある。私は鉄道にはまったく素人だが、面白くて素晴らしいのでよくお邪魔したものだ。参考までにご紹介しておきたい。『鐡旅』と言う。(2018年6月3日)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~kokuden/tetu.htm
. . . 本文を読む
過去の作品をまとめる必要が出てきたので、この場を借ります。ご了承ください。
早稲田大学のキャンパス(2018年6月に撮影)
http://blog.goo.ne.jp/yajimatakehiro/e/cb7cbb5f0cfe671b27fafb95ed9f5de5http://blog.goo.ne.jp/yajimatakehiro/e/e3f7dd4e546e21f8c1d84438 . . . 本文を読む
17)エピローグ
外気の寒さがまだ残る日々だったが、冬は一歩ずつ遠のき、すぐそこに春の訪れが近づいている。行雄は全ての学業から解放され、後は春の到来を待つだけという気分になった。 やがて試験の結果が発表され、彼はほとんどの課目で「優」を取ったが、そんなことより卒論の「優」の方が何よりも嬉しかった。
そして、卒業式を前にした3月中旬、大学近くのS蕎麦店で仏文科のお別れ会が開かれた。A、B両ク . . . 本文を読む
16)卒業論文
冬休みに入ると、彼は遅れがちだった卒業論文の作業を進めようとしたが、まだどうも気乗りがしなかった。 そこで、近所に住む向井弘道の家へ遊びに行ったり、彼の方が行雄を訪ねてきたりして雑談を交わしていたが、向井も某石油化学会社への就職を決めていたため、将来の仕事や生活ぶりが話題の中心になった。
彼は親元を離れ、会社の独身寮に入るということが相当に嬉しいようだった。日頃は温和で控え . . . 本文を読む
15)百合子の指
Fテレビの研修が終って通常の大学生活に戻ると、また早稲田祭の季節になっていた。百合子は歌舞伎研究会の活動に熱心に参加していたが、行雄は蓼科での合宿に行けなかったことなどから歌舞研にはほとんど関心を失い、早稲田祭のサークル活動には加わらなかった。
そんなある日、徳田と雑談を交わしていると、エール・フランスの採用試験に失敗した百合子が、彼の助力でフランス大使館への就職を決めた . . . 本文を読む
秋も深まり11月を迎えると、Fテレビで就職内定者の職場研修が始まった。一日目の午前中、まず総務局の河野人事部長から、23人の内定者に対して研修の目的や日程などの説明があり、そのあと研修生は7つの班に分けられ各職場へと配置された。
制作関係を希望していた行雄は、同じようにドラマのディレクターを志望する他の3人と一緒に、まず制作現場に回された。テレビ局のスタジオを見るのは初めてなので、興味津々覗 . . . 本文を読む
14)研修
就職が決まって一安心していると、歌舞伎研究会が夏休み中に長野県の蓼科で合宿を行なうということが分かった。 行雄は以前ほど歌舞伎に関心は持っていなかったが、面倒臭い就職問題も片付いて気が楽になったせいか、気分転換も兼ねて合宿に参加しようと思った。
また、蓼科高原の自然の中で、百合子と一緒に合宿生活を送るのは、他に多くの学生が参加していようとも何か“淡い期待&rdquo . . . 本文を読む
13)就職戦線
大学4年の新学期が始まって一週間ほど経ったある日、高村宗男が声をかけてきた。「おい、就職説明会があさって開かれるというが、一緒に聞きに行かないか?」と言う。 新学年がスタートしたばかりだというのに、もう就職の話しが出てくるのかと行雄は“せっつかれる”思いがした。
彼が志望していた出版関係の就職試験は、秋口にならないと始まらないので“のんび . . . 本文を読む