ここは一体どこの島だ インドネシア方面に送られてきて 名前も知らない島を転々とさせられ いま俺はヤシの木陰の下 息を引き取ろうとしている これが運命なのか なんと哀れな運命だ これが戦争なのか アメリカ兵と一度も戦うこともなく いま俺は朽ち果てようとしている 食うものもなく飢え死にしそうだ その上 マラリアにかかったのか高熱が退かない 栄養失調と熱病に弱り果てた俺には 立ち上がる気力もない . . . 本文を読む
<以下の文は2009年10月9日に書いたものですが、一部修正して復刻します。>
昨日の記事で私は、アメリカの軍需産業が不況の中でも好景気に沸いている話をしたが、よく考えるとそれは当然ではないかと思ってしまう。なぜなら アメリカの経済自体が、戦争と軍需産業に頼っている面が大きいからそうなるのだ。アメリカは絶えず「戦争」に頼ってきた。19世紀のことはよく知らないが、20世紀に入ると第1次世界大戦が起 . . . 本文を読む
多くの歌手がこの唄を歌ったそうだが、1971年(昭和46年)に加藤登紀子がカバーしたレコードが大ヒットした。個人的には50年以上も昔、某テレビ局の先輩Yさん(滋賀県出身・27歳ぐらい)が若くして不慮の死を遂げた際、葬儀・告別式の最後にこの唄をみんなで歌ったことを思い出す。Yさんも生前、この唄を愛唱していたのだろう。私がよくお邪魔する『二木絋三のうた物語』から、以下に歌詞を引用させてもらいあの頃を偲 . . . 本文を読む
<JASRACの“被害者”として、以下の文を復刻します。>
「音楽著作権」によれば、歌詞の引用は原則的に禁じられているという。私も以前のヤフーブログに、良かれと思って大いに歌詞を引用し紹介したのだが、それらが著作権を侵害したとのことでブログが“全面削除”された。しかし、これははなはだ疑問である。著作権法第32条にも「引用利用権」が明記されている。歌 . . . 本文を読む
〈以下の記事を復刻します〉
先日、S・スピルバーグ監督の映画『リンカーン』をDVDで見ていたら、いかにも“悪妻”といった雰囲気のリンカーン夫人が出てきた。それでふと思い出したが、昔、リンカーン夫人のメアリー・トッドの伝記が評判になったことがあるが、それも彼女が稀に見る悪妻という話であった。メアリー・トッドはたしか嫉妬深くヒステリーな女だという話だったが、映画『リンカーン』 . . . 本文を読む
<以下の記事は2004年3月31日に書いたものですが、復刻します>
1) 先日、東京の六本木ヒルズ「森タワー」で、6歳の男の子が回転ドアに頭を挟まれて死亡するという痛ましい事故が起きた。 このタワーでは昨年4月の開業以来、丸1年も経たないのにそれまでに32件もの回転ドア事故が起き、救急車が11回も出動したというから驚く。警視庁は業務上過失致死容疑で、森ビルなど関係7カ所の家宅捜索に入った。安全対 . . . 本文を読む
16歳のポール・アンカが1957年に発表したデビュー曲で、一躍 彼は世界的に有名になった。日本でも、ロカビリー歌手の山下敬二郎や平尾昌晃がこの曲をカバーしたほどだ。少年の切ない恋心に、同じ年の私も夢中になった。未熟な英語を必死に調べ、もちろん歌詞を全部 覚えたが、それが“思春期”の始まりだったのだろうか。あの時の衝撃が今でも忘れられない。 ポール・アンカは現在83歳です(1 . . . 本文を読む