飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

6.サブリース事業 60

2025-01-31 07:55:04 | サブリース事業

             

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       EC隆盛の今 実店舗復活  new
               新連載   1
       来店客数2019年の水準に戻る

       新型コロナウイルスの感染が拡大
       した頃には、店舗の「死」という
       概念が議論の的となっていた。業
       界全体で来店客数が急減し、多く
       の小売業者が破産を申請、大規模
       な店舗閉鎖を余儀なくされた。そ
       の結果、EC(電子商取引)は顧客
       の生活においてさらに重要な役割
       を担うようになり、小売業者は新
       たなニーズに対応するためにオン
       ライン機能への投資を大幅に増や
       した。しかし、4年が経過した現
       在でも、店舗は「死んでいない」。
       PwCコンサルティングの米国小売
       部門リーダー、ケリー・ペダーセ
       ン氏によれば、来店客数は2019年
       の水準にほぼ戻っているという。
       また、以前より空き店舗は少なく
       なっており、若い世代は購入しな
       い場合でも店舗でのショッピング
       体験を好む傾向があるという。
       Cara Salpini ITmedia
       (今回新連載です)




       生成AIで架電率60%増   new
       マネフォの営業に迫る  最終回14
       グッドサイクルの構築

       こういった取り組みを通じて、顧
       客にとってのUXの最大化にもつな
       げていきます。困ったときの窓口
       担当が統一されていたり、サポー
       トのスピードが速く正確だったり、
       使いたいときにすぐ使いはじめら
       れたり、顧客にもっとファンにな
       ってもらえるような体験を提供し
       ていきたいと思います。そして、
       当社のValuesの一つでもある「Us
       er Focus」を実践できるよう、営
       業担当一人一人が顧客に向き合う
       時間を最大化していきたいです。
       それにより、営業担当自身も、自
       分の介在価値の重要性を認識でき、
       より生き生きと働けるようになる
       のではと思います。AI活用による
       業務効率化はゴールではなく、そ
       の先に、顧客のUX向上や、営業担
       当者自身の満足度向上をはかれる、
       グッドサイクルの構築をしていき
       たいと思います。
       (今回最終回です)




       生成AIで架電率60%増   new
       マネフォの営業に迫る 連載 13

       Q:今後の目標や展望

       マーケ、インサイドセールス、フ
       ィールドセールスの具体的施策に
       ついては、まだ一部の部署の利用
       ですが、すでに効果が出ているの
       で、早期にグループ全社への展開
       を図ります。また、商談中のAIア
       シスト機能も充実させる予定
です。
       当社は扱うプロダクトが多岐にわ
       たるため、1人の営業担当者が全
       てのプロダクトを提案するにはハ
       ードルがあります。そこをAIが支
       援できるかどうかは、かなり伸び
       しろのあるテーマだと思います。
       そして、集積された商談データを
       集合知化することで、プロダクト
       開発やユーザーへのサポートの充
       実、新入社員の研修など、営業の
       領域を超えて発展させていく予定
       です。
       (次回最終回です)




       生成AIで架電率60%増   new
       マネフォの営業に迫る 連載 12

       一方で、商談「中」に関しては、
       まだまだ人間が時間を費やすべき
       だと思います。営業が担うべき業
       務の本質は、「顧客の成功へのコ
       ミット」ですので、AIで削減でき
       た時間を、顧客とのコミュニケー
       ション部分にもっと費やす必要が
       あります。具体的には、業務に関
       するお困りごとのヒアリングや、
       業務改革の提案、そして成功に向
       けて顧客と伴走することなどは、
       引き続き人間が担うべきだと思い
       ます。将来的にはこういった部分
       もAIによる代替やアシストが行わ
       れていくかもしれませんが、AIか
       ら得られる予測や分析結果には、
       まだ正確とは言い切れない部分も
       あるため、当分の間は人に代替す
       るまでのレベルにはならならない
       と思います。
       (次回に続く)



       生成AIで架電率60%増   new
       マネフォの営業に迫る  連載 11

      Q:この先、AIは営業の業務をど
         の程度代替できると考えるか

       米Gartnerは「2028年までに営業担
       当者の業務の60%はAIによって実行
       される」と、また、米McKinsey&C
       ompanyは調査の結果「営業業務の
       約3分の1が現在のAI技術の活用によ
       り自動化できる」としており、私も
       基本的にはこの考え方に同意します。
       特に商談前の企業調査や分析、仮説
       検証や提案資料作成、また、商談後
       の議事録や契約業務、見積作成など
       のいわゆる事務業務はほぼAIにより
       代替が可能
と考えています。
       (次回に続く)




       生成AIで架電率60%増   new
       マネフォの営業に迫る  連載 10
       誰でも使いやすい環境に

       また、AIに関する社内ガイドライン
       も整備しました。権利関係の注意喚
       起や、どのデータをどのツールに使
       用可能かを判断できるカテゴリー判
       定表などを社内に展開しています。
       機運醸成の方法としては、社内の有
       志メンバーによるAIコミュニティー
       を作り、情報交換や悩み相談、アイ
       デア出しなどを活発に行えるように
       しました。部署役職を超えてオンラ
       イン上に集まったコミュニティーメ
       ンバーが、業務にすぐ使えるスクリ
       プトのテンプレートを「MF AI Chat
       」にあらかじめ登録してくれたり、
       インサイドセールス向けの勉強会を
       開催したりすることで、これまでAI
       を触ったことがなかったメンバーも
       気軽に試そうと思える空気作りを意
       識しました。そして現場のメンバー
       にとって、便利で使ってみたいUXに
       なることにこだわり、企画・開発を
       しています。例えば、セールスフォ
       ースとの議事録連携は、フィールド
       セールス担当者側のアクションがワ
       ンクリックで完結する、というシン
       プルな体験にこだわりました。
       (次回に続く)




       生成AIで架電率60%増   new
       マネフォの営業に迫る  連載 9

       Q:AIを活用するに当たり気を
       付けていること

       重要なのは、安全性と利便性の双方
       を担保した環境整備と、メンバー間
       におけるAI活用の機運醸成
であると
       思います。
       環境面では、社内用のChatGPT環境
       「MF AI Chat」を整備しました。こ
       れまでセキュリティの観点から、業
       務での使用に申請が必要であったCh
       atGPTを、より効率的かつ安全に、
       社員であれば誰でも使えるようにし
       ました。「MF AI Chat」はChatGPT
       をラッピングしたツールで、GPTだ
       けでなく、Claudeなど、さまざまな
       LLMモデルを活用できます。
       (次回に続く)




       生成AIで架電率60%増   new
       マネフォの営業に迫る  連載 8
       大幅に時短

      Q:課題・危機意識はAI導入により
        どの程度解消したか
      引継ぎメモの作成時間が平均80%
       削減
され、1件当たりのメモ作成
       時間が10分から2分に短縮されま
       した。1時間当たりの架電件数も
       平均60%増加
しました。
       (次回に続く)




       生成AIで架電率60%増   new
       マネフォの営業に迫る  連載 7

       Q:営業業務にAIを導入した理由や
         解決したかった課題、危機意識

       SaaSの営業は、商談獲得をミッショ
       ンとするインサイドセールスからフ
       ィールドセールスにお客様との商談
       内容を引き継ぎ、受注に向けて動い
       ていく「The Model」型です。
       そのため、商談獲得数が増えるごと
       に、引き継ぎ情報を記載するのに労
       力がかかっていたほか、引き継ぎメ
       モのクオリティーがインサイドセー
       ルスの担当者によってばらつきがあ
       り、質が均一化されていないという
       課題
がありました。
        また、架電前にトークスクリプト
       を用意するなどの下準備に追われ、
       顧客との対話に至るまでに工数が
       かかっていました。
       (次回に続く)





       生成AIで架電率60%増    new
       マネフォの営業に迫る  連載  6
       現場からのアンケートの声

       フィールドセールスにおけるセールス
       フォースと社内の議事録生成ツールを
       つなげた「Scribe for Salesforce」の取
       り組みでは、こちらを導入したHRソリ
       ューション本部のフィールドセールス
       のうち、導入10日目ですでに87%のメ
       ンバーが活用していました。現場から
       はアンケートで下記のような声が上が
       っています。

     まとまっているし、自分の記憶より
     も正しい気がする

     ほとんど修正が要らないように思える

     お客様の反応が良かった時などに、こ
     ちらがメモをとっていると商談が盛り
     下がってしまうので、メモ作成の自動
     化はありがたい

     以前よりも商談の内容に集中でき、お
     客様とのコミュニケーションがはかど
     るようになった

     お客様への議事録送付をスピード感を
     もって行える
     (次回に続く)




        生成AIで架電率60%増    new
        マネフォの営業に迫る  連載  5

     Q:生成AI活用によって、現時点で得
         られている成果

        マーケのSEO記事作成業務では、AIを
        用いて記事を制作した場合・そうでな
        い場合の比較で、約60%のコスト削減
        効果
がありました。
        インサイドセールスでは、事前トーク
        スクリプト作成の手間を削減した代わ
        りに営業架電数が増加した他、インサ
        イドセールスからフィールドセールス
        に商談内容を引き継ぐ際のメモの作成
        時間が、複数部署合計して「月当たり
        約230時間減」と大幅に削減
されまし
        た。
        (次回に続く)




        生成AIで架電率60%増    new
        マネフォの営業に迫る  連載  4
        AI活用は全体が効率化するように

        またAI活用は、職種を横断して業務プ
        ロセスごと検討
する必要があると感じ
        ています。例えば、仮にAIを活用して
        フィールドセールス組織の効率が上が
        っても、その変更によって前段のイン
        サイドセールスが非効率になる、とい
        うことでは意味がないと思います。そ
        のため、一連の関連する業務フローを
        洗い出しながら、全体が効率化するよ
        うに検討を進めています。
        (次回に続く)


        生成AIで架電率60%増    new
        マネフォの営業に迫る  連載   3

      Q:生成AIを営業フローに
       導入した際、難しかっ
       たことや当初の想定と
       異なった点

        一部の現場で始まった優れた取り組み
        を、他の組織へ横展開するには工夫が
        必要
でした。例えば、現場の担当者か
        らSlack上にノウハウ投稿するなどの形
        で、ナレッジ共有を行うだけでは、な
         かなか活用のレベルは上がりません。
        そこで、朝会などの場で全社に取り組
        みを発信したり、昼休みに実施してい
        るオンライン勉強会のコンテンツに組
        み込んだりすることで、メンバーの目
        にとまり「自分ごと」として捉えても
        らえるよう、徐々にナレッジを共有し
        ています。
        (次回に続く)




         生成AIで架電率60%増    new
        マネフォの営業に迫る  連載   2
        架電数約60%増
        記事の作成コストを約60%カット

        初回となる今回は、バックオフィス向け
        SaaSなどを提供するマネーフォワード
        (東京都港区)を取り上げる。同社は生
        成AI活用により、インサイドセールスで
        は架電数約60%増、マーケティングでは
        SEO記事の作成コストを約60%カットす
        るなど目覚ましい成果を得ているという。
        営業活動のどの部分で、どのように生成
        AIを活用したのか。
回答者はグループ執
        行役員 AI活用推進担当の工藤 裕之氏。

      Q:営業活動のどのような
       部分に、生成AIを活用
       しているのか

        2023年の11月頃から、現場レベルでAIの
        活用を始めました。

        マーケティングでは、SEO記事作成など
        に活用しはじめ、現在はわずかな工程で
        記事作成ができる、誰でも使いやすい社
        内ツールを開発し、利用しています。

        インサイドセールスでは、商談前のトー
        クスクリプト作成と、フィールドセール
        スへの引き継ぎメモ作成
に活用していま
        す。

        フィールドセールスにおいては、セール
        スフォースと社内の議事録生成ツールを
        つなげた自社ツールにより、ワンクリッ
        クで商談後メモを入力できる仕組み
を作
        りました。
        (次回に続く)




         生成AIで架電率60%増    new
        マネフォの営業に迫る 新連載   1
        最先端の取り組み紹介

        ビジネスにおける変化の速さと競争の激
        しさは年々増している。一方、人手不足
        に悩む企業も多い。そんな逆境の中で「
        売れる営業組織」を作るためには、テク
        ノロジー活用が不可欠だ。特に近年話題
        となっている生成AIを活用できないだろ
        うかと考える企業は少なくないだろう。
        本連載では、いち早く営業フローに生成
        AIを組み込んだ企業に取材。どのように
        役立ち、どのような成果が得られるのか、
         最先端の取り組みを紹介する。
        小林可奈 ITmedia
                             (今回新連載です)




         ピア大手スーパーの飲食  new
            店参入の狙い   最終回   12
         「スーパーマーケットの新しい楽しみ方」

        もし「ロピアの店内で買った肉とビール
        を店舗併設のバーベキュー場に持ち込ん
        で、みんなでワイワイ食べる」ことがで
        きるようになるのであれば、これまで営
        業していたイトーヨーカドーや、外食と
        も中食とも異なった「スーパーマーケッ
        トの新しい楽しみ方」として大きな話題
        を呼ぶことは間違いない。「バーベキュ
        ー場併設型ロピア」は、2025年春の1号
        店開業をめざしているという。全国各地
        に急速に店舗網を広げつつあるロピアだ
        けに、近い将来には「居酒屋やステーキ
        ハウスのライバルはロピア」といわれる
         ようになるかもしれない。
         (今回最終回です)




        ピア大手スーパーの飲食  new
          店参入の狙い   連載   11
        建物の「新たな魅力創出」も期待される

        シーナシーナの中には、空き床となって
        いる飲食店区画や屋上などにバーベキュ
        ー場やビアガーデンを開設できそうな遊
        休区画を持つ店舗が複数ある。こうした
        グループの飲食店やバーベキュー場の出
        店によって、一度大型空き店舗となった
        建物の「新たな魅力創出」も期待される。


2024年9月に閉店した「イトーヨーカドー弘前店」。10月31日からはロ
ピアが運営する「シーナシーナ弘前」として仮営業を開始している(全
面開業は2025年冬予定)。ロピアがイトーヨーカドーから引き継いだ店
舗のなかには、これまで同社が手掛けていなかったような規模の大型シ
ョッピングセンターも少なくない(写真:若杉優貴)
           (次回最終回です)




         ピア大手スーパーの飲食  new
            店参入の狙い   連載   10
         8月末から複数のイトー
         ヨーカドー跡への出店

         こうしたチェーンスーパーの飲食
         事業参入は、大規模小売店舗法(
         大店法)によって大型商業施設に
         対する出店規制が厳しくなった19
         70年代後半から増えたものだ。飲
         食店の展開は大型商業施設を出店
         するよりも手続きが煩雑ではなく、
         もちろん飲食店で自社の大型商業
         施設の床を埋めて集客力を高める
         ことができるという利点もある。
         先述したとおり、ロピアは今年新
         たに大型ショッピングセンター業
         態「シーナシーナ」を立ち上げた
         ばかり。8月末から複数のイトー
         ヨーカドー跡への出店を開始して
         いる。
         (次回に続く)




         ピア大手スーパーの飲食  new
            店参入の狙い   連載    9
         成長の過程で飲食業に参入する
                   
         チェーンスーパーが成長の過程で飲
         食業に参入する」ことは古くからお
         こなわれてきた。かつてダイエーグ
         ループだった「ドムドムハンバーガ
         ー」「フォルクス」「ビッグボーイ
         」や、現在もセブン&アイHDの一角
         を担う「デニーズ」などのように、
         全国へと規模を広げることになった
         飲食チェーンを思い浮かべる人も多
         いであろう。また、近年ではドン・
         キホーテを展開するPPIHグループ(
         パン・パシフィック・インターナシ
         ョナルホールディングス)も飲食事
         業に参入。日本の焼き芋が人気の東
         南アジアではドンキがプロデュース
         する焼き芋スイーツ店が話題を集め、
         それが集客の要の一つとなっている
         店舗もあるという。
         (次回に続く)




         ロピア大手スーパーの飲食  new
          店参入の狙い   連載    8
         「バーベキュー併設ロピア」は
         経験の進化型

         実は、OICグループが飲食店を運営
         するのは今回が初めてではない。
         ロピアは2019年に設立した子会社
         「eatopia」(イートピア)を通じ
         て飲食事業に参入。さらに、2023
         年には台湾・台中市の「ロピアら
         らぽーと台中店」に併設するかた
         ちで肉料理店と寿司店を出店。い
         ずれもロピア店内で販売している
         食材を用いたできたての商品を食
         べることができる。そのため、今
         回の「バーベキュー併設ロピア」
         はそうした店舗の「進化型」であ
         るともいえよう。
         (次回に続く)



             ロピア大手スーパーの飲食  new
          店参入の狙い   連載    7 
         本体を生かした運営計画
         OICグループによると、バーベキュ
         ー場を併設する店舗では「スーパー
         で購入した商品を食材としてカート
         のままバーベキュー場に持ち込める
         ようにする」計画で、さらにオリジ
         ナルブランド肉や、コスパに優れた
         ロピアPB(プライベートブランド)
         商品のオリジナル調味料、輸入ワイ
         ンを導入するなど「大手ディスカウ
         ントスーパー運営」であることを存
         分に生かした内容にする計画だとし
         ている。
         (次回に続く)


         ロピア大手スーパーの飲食  new
          店参入の狙い   連載    6 
         精肉店として創業
         ロピアはディスカウントスーパーで
         あるものの、もともと精肉店として
         創業したこともあって精肉の品ぞろ
         えには定評があり、例えば牛肉では
         コスパがいい米国産・豪州産から国
         産の黒毛和牛まで幅広く取り扱って
         いる(店舗により取り扱い状況は異
         なる場合がある)。もちろん「ディ
         スカウントスーパー」であるがゆえ、
         店内では野菜や酒など、精肉以外の
         さまざまな商品もお得な価格で購入
         できることはいうまでもない。
         (次回に続く)



         ロピア大手スーパーの飲食  new
          店参入の狙い   連載    5 
         シナジー効果が期待できる

          ロピアを展開するOICグループによる
          と、タイシステムのBBQ事業は「『皆
          でわいわい楽しむ』場」をコンセプト
          としており、「ロピア」が掲げる経営
          理念「食のテーマパーク」と親和性が
          高いため、両社間によるシナジーが期
         待できるため提携するに至ったという。
         (次回に続く)


         ロピア大手スーパーの飲食  new
         店参入の狙い   連載    4 
        その一つにバーベキュー運営会社

        そんなロピアと新たに手を組むことを
        発表したのは、なんと「バーベキュー
        場」を運営する会社だ。今年、ロピア
        を運営するOICグループが51%を出資
        するかたちで子会社化した「タイシス
        テム」(新潟県津南町)は都市型バー
        ベキュー場「デジキューBBQテラス」
        や、イベント会場や公園などのバーベ
        キュー場の管理・運営などをおこなっ
        ている。都民ならば「アクアシティお
        台場」、横浜市民ならば「相鉄ジョイ
        ナスの屋上」、大阪市民ならば「天王
        寺公園」(てんしば)にあるバーベキ
        ュー場を運営している企業だといえば、
        どういう業態なのかピンと来るかもし
        れない。


タイシステムは大都市圏を中心に都市型バーベキュー場を運営している。

       (次回に続く)


          ロピア大手スーパーの飲食  new
       店参入の狙い   連載    3  
        次々買収

       さらに10月にはOICグループが有名
       洋菓子店「トシ・ヨロイヅカ」やカ
       カオ農園を運営する「サンセリーテ
       」(東京都中央区)、土産品・贈答
       品としても人気の北海道産ハム・ソ
       ーセージを製造する「北海道千歳ハ
       ム」(北海道千歳市)を相次いで傘
       下に収めるなど、その勢いはとどま
       るところを知らない。


メディアでお馴染みの「アキダイ」も今はロピアの系列企業だ
(東京都杉並区、写真:若杉優貴)
         (次回に続く)




       ロピア大手スーパーの飲食  new
       店参入の狙い   連載    2    
       首都圏中心にディスカウントスーパー

       ロピアは1971年に神奈川県藤沢市で創
       業。現在は川崎市幸区に本社を置き、
       首都圏を中心にディスカウントスーパ
       ー「食生活 ロピア」「ユータカラヤ」
       を展開している。首都圏外では馴染み
       がないという人も少なくないかもしれ
       ないが、2020年には関西地方に、202
       2年には東海地方に、2023年には東北
       ・九州・台湾に進出するなど、徐々に
       展開地域を拡大。さらに、2023年に
       はローカルスーパー「アキダイ」(
       東京都練馬区)を傘下に収めたほか、
       2024年はイトーヨーカドーの大量閉
       店にあわせて新たに大型ショッピン
       グセンター業態「CiiNA CiiNA」(シ
       ーナシーナ)を立ち上げるとともに
       北海道や東北・信越地方などの複数
       のイトーヨーカドー跡への出店を発
       表。
       (次回に続く)



       ロピア大手スーパーの飲食  new
       店参入の狙い  新連載    Ⅰ

       大手ディスカウントスーパー「ロピ
       ア」を展開する「OICグループ」(
       川崎市)が、ある異業種との提携を
       発表した。居酒屋や焼き鳥店はおろ
       か、ステーキハウスをも脅かすかも
       しれない「驚きの新業態」が生まれ
       る計画だという。果たしてその新業
       態とは――。


全国に店舗網を広げつつあるディスカウントスーパー「ロピア」。
来年「驚きの新業態」が生まれる予定だという。果たしてその内
容とは――(神戸市、写真:若杉優貴)
        若杉優貴 ITmedia
                       (今回新連載です)




      独自の出店戦略で急成長   new
                 の源は   最終回      13 
      従業員の習熟度と満足度を効果的に
      高めて成果をあげる

      こうした取り組みにより、大きな成果が
      得られました。研修コストは40%削減さ
      れ、新システムへの投資に対する年間収
      益率は114%になると予測されています。
      96.4%の従業員が新しいシステムを活用
      するようになり、特に繁忙期の発注作業
      では、例年より早く作業を完了できまし
      た。何より重要なのは、従業員がシステ
      ムに対する信頼を深め、自信を持って業
      務に取り組めるようになったことです。
      新しいシステムを導入する際には、従
      来型の研修だけでなく、実践的な支援
      ツールを活用することで、従業員の習
      熟度と満足度を効果的に高めて成果を
      あげる、という視点はデジタル時代に
      欠かせない手法の一つだと考えます。
      (今回最終回です)




      
      独自の出店戦略で急成長   new
                 の源は    連載      12   
      デジタル支援ツールを導入

      従業員はシステム会社による4日間の研
      修や180ページに及ぶマニュアルでは効
      果的な学習ができず、システムの使い
      方に苦労していました。さらに、従業
      員はシステムの判断を信頼できずに手
      動で数値を修正してしまい、その結果
      としてサポートへの問い合わせが急増
      する事態となりました。この状況を改
      善するため、Ultaは「WalkMe」とい
      うデジタル支援ツールを導入しました。
      このツールは、システム画面に直接ヘ
       ルプ機能を表示し、操作手順を段階的
      に案内することができます。また、よ
      くある質問への回答をその場で提供し
      たり、入力フォームのエラーをリアル
      タイムでチェックしたりする機能も追
      加されました。
      (次回最終回です)




      独自の出店戦略で急成長   new
                 の源は    連載      11
      Ultaは早くからAI技術の可能性に着目

      Ultaは早くからAI技術の可能性に着目
      し、セフォラ同様に積極的な投資を行
      ってきました。2019年にはAI企業QM
      Scientificを買収し、パーソナライゼー
      ション技術の強化を図りました。その
      後も複数のAI関連企業への投資を継続
      し、自社のデジタルイノベーションチ
      ームと投資ファンドPrisma Venturesを
      通じて、AI開発を推進しています。ま
      たセフォラ同様に、個人の顔や肌に合
      わせたAI活用も行っています
      (次回に続く)



      独自の出店戦略で急成長   new
                 の源は    連載      10
      13年から18年年20%の成長達成

      Ultaは「All Things Beauty. All in One
      Place.」(美しくなるために必要なも
      のはなんでもそろう)というコンセ
      プトを打ち出しています。取り扱い
      ブランド数では、Ultaは約600ブラン
      ド、2万5000以上の商品を展開してい
      るといわれ、手頃な価格の商品から
      高級ブランド品まで幅広い価格帯の
       化粧品を取り扱っています。商品の
      提供に限らず、サロンや眉毛サロン、
      その他のサービスも受けられるよう
      にし、これまで複数の場所で行われ
      ていたものを一カ所で提供。生活者
      の美容を変えることで、特に2013年
      から2018年にかけては年平均20%以
      上の成長率を達成しました。
      (次回に続く)




     独自の出店戦略で急成長   new
                の源は    連載      9
     Target(ターゲット)と提携

     2021年、Ultaは米国を代表する大手小
     売チェーンで日用品から衣類、食品ま
     で幅広い商品を手頃な価格で提供する
     Target(ターゲット)と提携を始めま
     した。まず、Targetの店舗内において、
     化粧品売り場のすぐ隣にUltaコーナー
     を100カ所開設しました。品ぞろえは
     両社で選び、接客はUltaが教育したTa
     rgetの従業員が担当しています。また、
     両社のポイントカードを簡単に連携で
     きるようにしました。結果として100
     万人以上の顧客が両社のポイントカー
     ドを連携させました。
     (次回に続く)



     独自の出店戦略で急成長   new
                の源は    連載      8
     多様なデータを統合・分析

     これだけの成果を上げるポイントと
     して、顧客一人一人に合わせたパー
     ソナライズが挙げられます。 Ulta
     はGoogle Cloudとのパートナーシッ
     プにより、クラウドベースのデータ
     分析と機械学習を活用しています。
     販売データ、取引データ、製品レビ
     ュー、ソーシャルメディアのエンゲ
     ージメントなど、多様なデータを統
     合・分析し、顧客一人一人に最適化
     されたサービスをロイヤルティプロ
     グラムと連動させることで大きな成
     果を上げているのです。
     (次回に続く)



    
                 
    独自の出店戦略で急成長   new
               の源は    連載      7
    オムニチャネル顧客の支出は3倍

    投資家会議のデータによると、さまざ
    まなタッチポイントでブランドと接触
    し、実店舗とオンラインの両方で買い
    物をする「オムニチャネル顧客」は、
    単一のチャネル(実店舗またはオンラ
    イン)に限定された顧客の3倍の支出
    をしていました。また、購入頻度も
    オムニチャネルの顧客の方が単一の
    チャネルを利用する顧客よりも8倍
    多かったそうです。
    (次回に続く)


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7.「出会いマッチング」店舗専門不動産開業顛末記 Ⅱ-2

2025-01-22 07:46:25 | 店舗専門不動産 独立開業 前項

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  店舗専門不動産開業顛末記
  「出逢い マッチング」
             著者 山田 茂

  

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店舗専門不動産開業顛末記
  「出逢い マッチング」
             著者 山田 茂

第6章 通信革命起こる

 

74.メイドカフェの原状回復

 

近くの地下一階で老舗に近いメイ

ドカフェ経営している社長からの

依頼で訪問した。閉店したいが、

契約が現状回復(事務所)になる

のでどうにかならないか、費用が

掛かりすぎるので困っているのだ。

先日も家主紹介の内装業者が内見

にきて見積もりを持ってきたが、

あまりにも高いので、途方に暮れ

ているのだ。ここの家主とは面識

はなかったが、仲介は神田の同業

が受けていた。家主に連絡入れて

みると、物件の近くの不動産業者

ということに興味をもったらしく、

意外と早く面会できた。中年の真

面目そうな女性が代表だった。今

までは必ず業種に関係なく事務所

に原状回復して時間と費用を借主

に負担をかけてきた。そこの処を

省略して原状回復を継承しつつ次

のテナントに居抜きのまま引き渡

しを承諾すれば、お互いに時間と

費用が省略でき感謝され、ビルも

余分な負担が掛からずメリットが

あると思いますと、説明したが、

ピンと来なかったみたいで、再度

近いうちに合うことになった。
(次回に続く)









73.データの活用

 

初めてHPで集客したころが懐か

しく思い出した。都心の業者から

反響がないと、いう声が休憩中の

雑談のなから漏れて聞こえてくる

。都心部ではもう集客の方法は差

がなくなり後は商品(物件)とデ

ータの活用方法のが問題なのだ、

がその点についての報告は皆無だ

った。不満の残る研修会った。結

局、商売の本質は、いつの地代も

変わらない、人よりも少しでも先

に出て、いい商品を提供する、こ

れしかないのであるが、ネット時

代の商売はデータの活用が次の課

題なのである。
(次回に続く)







72.ネット時代の課題

 

インターネット不動産の研修会が

東京の丸の内で開催され参加した。

テーマ別に5会場に分散し各会場

とも100社前後の参加があり盛況

の内に始まった。さすが全国から

集まり熱気があった。インターネ

ット不動産の成功例のテーマ室に

参加した。午前中は主催者の現状

報告があり、午後から成功例の会

社の報告があった。結論から言う

うと成功例の報告は地域では、東

京が荒川区、後の3社は千地方の

知られていな地名だった。インタ

ーネットは遅れている地域程、効

果が抜群で一時独占状態になる、

結局その確認であった。
(次回に続く)








71.水をあけられた

 

大雑把にいって、活動地域・人数

・契約数等で約10倍の規模で、サ

ブリースで安定的に伸びているの

だ。サブリース専門の同業と違っ

て、仲介から始まってサブリース

で安定させる。客付けに強いだけ

あって、理想的な展開に思えた。

会社案内を見たが、資本金も十倍

以上である。やはり、家主の信用

を得るためには必須条件なのだ。

営業マン帰ってから、少しぼんや

り比較してみた。内容では負けて

いない自信はあるが、将来の意味

で水を大きく開けられた衝撃があ

った。
(次回に続く)








70.断トツの同業者現る

 

朝一番で同業の営業マンの訪問を

受けた。物件の収集である。営業

マンによると、月の契約数が30件

前後、東京都全域を営業地域とし、

各区に担当を置いて物件を収集し、

毎月同程度の契約数を達成してい

るという。社員も30名以上になり

それでも不安定な経営だという。

そこで、サブリースを始め100件

程になると、かなり安定しだし、

これからはサブリースをメインに

営業を進めるという、だから物件

が欲しいと、正直なのだ。ライバ

ルと思っていた同業が遥か彼方に

見えるところにいる、かなりショ

ッキングな訪問だった。
(次回に続く)








69.ネット上の戦いnew

 

今までは、HPのあるなしの戦い

だったが、いよいよネット上での

淘汰の時代を迎えたことが感覚で

分かった。その思いがそうさせた

のだと自分なりに解釈したが、当

たっていると思う。店舗専門のH

Pは、今のところ従来の業績下回

ることなく予定通りの売り上げを

確保できている。今、チャレンジ

しておかないと余裕がなくなって

からで間に合わないし、おそらく

できなくなるだろうと、思った。
(次回に続く)








67.第二のHPに挑戦

 

サブリースをやらない方針を決め

てから新しいことを模索している

中でHPをもう一つ作るという発

想が強くなってきた。賃貸全般を

扱い店舗も含めて事務所・住居も

扱う、それで、静かに改めて秋葉

原で賃貸で一番を目指す。調べて

見ると秋葉原専門の賃貸全般HP

は存在しない、あるのは他の地域

と絡めて秋葉の物件を掲載してい

るHPがほとんどで、というより

すべてだった。これはいけると、

思い事務員に相談の結果、早速ス

タートさせた。コピー機メーカー

推薦の全国を対象のHP専門の会

に依頼、事務員も含め打ち合わせ

数回もって、HPの内容を決め、

製作を依頼した。1カ月ほどで完

成、待望のHPが届いた。期待を

膨らませての入力作業がスタ-ト、

初心に帰った気分になった。
(次回に続く)








66.サブリースの重圧

 

順調なだけに時の過ぎるのも早く

どんどん進む。常に誰かに追われ

いるような気分なのだ。今までは

先のことが見えてその通りに実行

してうまく回転してきた。が、サ

ブリースを拒否してから何も見え

なくなり、不安が募る一方なのだ

。判断が間違っていたのかもしれ

ないと、思うようになってきた。

サブリース会社の情報が入るたび

に胸が高鳴った。
(次回に続く)









65.売上は順調だが・・

 

インターネットのお陰で2000年

代に入ってから必要経費が一定に

なり、女子事務員2名体制が確立

して売り上げも順調に上がり、時

には必要経費の5倍の月も出てき

た。利益率が抜群なのだ。物権確

保は困難であったがやはり少し先

行した強みがあり、なんだかんだ

物件情報を確保できた。しかし、

サブリースは方針に逆らうので取

り組まないと、決定してから物件

確保の方法とか、多角化の問題と

か将来の映像が描けないでいる。
(次回に続く)









64.物件確保のプレッシャー

 

すでにそうなりつつある。ネット

の発展で集客で差別化が難しい時

代になり物件勝負になりつつある

。秋葉原で地域密着不動産として、

物販・メイドカフェ・飲食と取り

扱える当社は恵まれていると、よ

く言われが大きなスパンで見れば

早いか遅いかの違いと思う。今の

ところ数字だけ見れば順調である

。しかし物権確保の課題を見ると

、相当のプレッシャーがかかっ

ている状態である。
(次回に続く)









63.サブリースが本命か

 

不安低な経営を安定させるために

、それぞれがしのぎを削ってまで

物件確保の課題に取り組んでいる

。最近の傾向として店舗専門業の

欠点を補う物件確保の手段として

サブリースが主流になり、かなり

店舗数が確保されている。ある会

社では700室確保し、今後も増や

方針だという。経営も安定してき

ていると言っている。おそらく人

材も育ち組織もしっかりしてきて

いると想像できる。サブリースを

扱っていない同業は、当社を含め

て、当面は実績でカバーできても

これから先は物権確保で追われる

毎日になると思える。
(次回に続く)









62.不安定な店舗専門会社

 

店舗(飲食)専門不動は、どうし

ても物件の確保のきっかけは、現

に飲食を経営している方とのつな

から始まるケースが多い。そこに

家主さんはもちろん、別途管理不

産会社が存在するケースがほとん

である。事前に相談するのが一番

だが、情報が洩れるとどうしても

営業が難しくなるケースが多い。

そこで内密で引き継ぎ客を探す事

が優先される。たとえ管理会社が

いないケースでも上階の事務所や

住居の募集に他業者が動くケース

がほとんどである。それと、たと

え無事に引き継ぎ客を見つけて契

にこぎつけても次の募集の時の

約束は保証されてないケースが多

い。かなり不安定な物件確保の連

続なのが現実である。やはり家主

さんから依頼を受けないと継続が

困難になる。結構努力しても状況

は改善しない。店舗だけで一棟を

管理する仕事はそんなにない。つ

まり不安定なのだ。
(次回に続く)











61.至福の10年間

 

ネットで店舗専門不動産を検索す

ると当時は、いつも最初のアクセ

ス欄に社名が出て結構それなりの

知名度があり、秋葉原では断トツ

だったが、それだから、経営が楽

かというと、そんな甘くはない。

本音でいううと、もし秋葉原でな

く違う地域で開店したらもっと違

う展開というより、経営が行き詰

っていた可能性が高いと思ってい

る。少し早めのネット対応が秋葉

原では本当に力を発揮して活躍し

てくれ、その恩恵を独占できた時

代が10年ぐらい続いた。とても楽

しい時間だった。その時の過ごし

方が近い将来の命運を握っていた。

組織化・後継者育成等、それと、

物件の確保のためにサブリース契

約の可否の問題。サブリースに関

しては仲介に始まり仲介で終わる

の原則から外れていると、思いが

あり踏み込めないまま時が過ぎ、

結果的には、取り組まなかった。
(次回に続く)







60.実績が生きる

 

造作譲渡契約の仲介料には規定が

なく売買とみなして価格の3%を

もらうのが一般的だった。ここに

店舗専門の妙味があったが競走

が激化したことで無料の業者も現

れ、造作売却委任契約に訪問空振

りというケースが増えてきた。仲

介料の件でも物件確保が大変にな

ってきて、さらなる対策が必要

になってきた。長くやっている店

舗不動産として実績があったのが

幸いに契約はどうにか確保できて

資金的には割合余裕があった。
(次回に続く)









59.手数料無料の業者出現

 

リーマンショックが世間をにぎわ

せていた。規模の小さい店舗業界

では話題になるがどこか違う世界

の出来事のような感覚があった。

目の前の仕事に影響はなかったの

だが、都心の事務所仲介業者の業

績には影響があったらしく店舗の

仕事に参入する機会が多く見られ

た。増々、物件確保の競争が厳し

くなり仲介手数量の値引きも始ま

った。
(次回に続く)








58.居抜き仲介の普及

 

メイドカフェに参入する企業・個

人も増えてき居抜き物件を扱う不

動産会社が少ない、いや、なかっ

たので当社の出番が増え、かなり

の件数を紹介できた。メイドカフ

ェ業界でも居抜き売却に貢献でき

たと思う。今でも相談を受けてい

る。オタク文化の発展と共にパソ

コン・メイド系飲食、それと伴っ

てラーメンも注目されてきた。オ

タク文化にそれぞれが相性がいい

らしく今でも繁盛している。
(次回に続く)








57.電気街からオタク文化へ

 

秋葉原が電気街からオタク街に変

貌する中でメイドカフェが誕生す

る1998年ごろで、その老舗は今

でも外神田3丁目で営業している。

そして今はときめくAKB48の

劇場が2005年に誕生し努力の甲

斐あって今日の栄光をつかんで

いる。一度、劇場に行ってみたが

お客もぱらぱらで今日の隆盛は、

想像できなかった。
(次回んに続く)





56.幸運

 

感心するのは、人よりも少し先に

行動するのがうまい、優れている

と思う。だから簡単に大きくなっ

てしまう。偶然にも電気街に店

舗専門不動さんを開業したこと

をラッキーと、同業者はよく言う

がその通りだと思う。人より少

し前にに先行できることの凄さ

を目の前で体験できた希少な経

験だった。CD販売の社長は中野

のブロードウェイにも注目して

いた。
(次回に続く)







55.市場の開発

 

秋葉原で不動産を開業した時にい

ち早く電気街の市場性に目を付け

中央通りの中心の喫茶店の居抜き

を買い取り電気街1号店としたCD

販売の社長は、その後も順調に店

舗を広げ地元のCD販売店を追い

越し、撤退させるほどの活躍を見

せている。中古の買取と新製品の

販売でダブルの売上を戦略として

出店戦略も駅前・中央通り・その

他と集中させ市場の独占化をほぼ

果たした。おかげで店舗紹介で仕

事も沢山出来、電気街の上客とし

て長年お世話になった。
(次回に続く)








54.女性だけの職場に

 

物件を取得することは別にして、

客付けという意味では営業力の差

がなくなり、そして思うことは、

営業力の低下が著しくなり、入力

することで営業が終了と、勘違い

してしまいます。誰でもそんな経

験をしていると思います。時々、

不動産業は男性がいなくなり女性

だけで成立する業種にと、そのほ

うがお客さんも安心するかもしれ

ません。ネット契約も着々と実験

が進行しています。数年先IT化

が一番進んでる業界かもしれませ

ん。
(次回に続く)






53.営業力の低下は必然

 

ネット営業で一番向いている物は

、同じ商品がないものである。そ

んな商品があればネット発信すれ

ば必ず売れると思うが、それはも

ちろんニーズと合致が前提である。

その意味で言えば、不動産は、同

じ物件はない、隣、上下はあって

まったく別物である(同業者の同

じ物件のバッテングの問題は本質

的に意味が違います)。ネット

不動産専門になって久しいが、本

当に発信するだけで不動産契約者

が確定してしまう場面を沢山経験

します。
(次回に続く)




52.ネット上の誘惑

 

確かに事務所をネットで探すと3

桁の物件が目の前に現れ、しかも

同じ物件が複数の業者から発信

っされている。中には気に入った

物件があったら無料で仲介します

と、発信している業者さんもある

と、言っていた。夕刻早めに仕事

を切り上げ、いつもの相方と開業

時、紹介開店して夫婦でかんばっ

ている近くの居酒屋に寄った。相

変わらず接客上手のママが笑顔で

迎えてくた。早くいったのでカウ

ンターに座って相方と愚痴を言い

ながら飲んでほろ酔い加減で帰路

に就いた。

(次回に続く)








51.バッテング

 

比較的古い同業で親しくしている

社長から朝一番で電話が入った。

話を聞いていると、お客さんから

どこどこのHPにある事務所物件

契約したいので確認してください

と、結構こうゆう話があるらしい

。同じ物件があちこちのHPに登

録されているの折角契約するなら

知っている業者さんに頼もうと、

なるのだそうだ。言われてみれば

店舗でもそういう依頼があったの

思い出したが、店舗の場合は競争

が厳しいのでなかなか目的は達成

されない。その業者さんはHPは

やらないと、断言し地域密着でほ

とんどの物件が店から5分以内で、

交通費は使ったことがないと、い

つも自慢げに話していた。
(次回に続く)








50.長いおつきあい

 

このカウンターが近い将来、焼き

鳥経営につまずき賃貸するときに

ラーメン店としてすごい力を発揮

し、それ以来今日まで同じ店主が

営業を続けていて、結構有名にな

っている。開業時、知りあった、

このDVD販売の社長とは縁があ

り、売買物権で4件、一棟貸し店

舗5件と長い間にわたり仲介でお

世話になった。普段は、威張らず

地味で、社員教育が大好きだと、

いうのが口癖だった。
(次回に続く)







49.電気街の一番の顧客

 

仲介か購入かで悩んだ売買物件の

契約はスムーズに進み、引渡の当

日、物件で待っていると社長と息

子さんが内装業者と伴って現れた、

準備が良いのだ。そばで見てい

ると、どうも焼き鳥屋を息子さん

に任せるようで外側のスペースに

カウンターを作って、6席ほど座

席が増えるようだ。事前に内装業

者が調査済みで法的に問題無いと、

いうことで1時間ぐらいで終了、

最後まで参考に見学した。
(次回に続く)





48.サブリースは逸脱か

 

新物件情報など瞬時に全員に送付

できる。他社物権の場合は、すべ

てスピードの勝負である。これは

取り組むと毎日追われてかなり疲

労する。突き詰めて行くと、必

然的に物件の確保の問題にたどり

着く。最近、サブリースを取り組

み会社が相当増えてきて把握して

いるだけで十数社程あり、合計の

室数もかなりの数字になる。果た

してサブリースは、仲介で始まり

仲介で終わる、という、原則から

逸脱しているのか、現時点でそう

思うが、最近の情勢はそれを否定

している現実が進んでいる。
(次回に続く)







47.情報管理と活用

 

インターネットの普及で通信が早

く安くでき従来の紙媒体の広告と

比べならない。しかし、インター

ネットの本質は、一方通行でなく

双方向性が最大の特徴だ。集まっ

顧客情報も5桁の数に上りこれを

どう管理しどう活用するかで近い

将来の各企業の立場が、激変する

可能性が大である。どうしてもイ

ンターネットを広告媒体として見

がちであり、当方もどちらかとい

うとその通りなのだ。
(次回に続く)







46.淘汰が進んでいる

 

ある企業では3桁のリース物件を

確保していると聞いている。仲介

で始まり仲介で終わるの教訓から

判断すると、リース物件確保は、

原則を逸脱していると思うので

今のところ取り組むつもりもない

資金的にも人材的にも無理である

が、かなりその方向が進化してい

る。そこがすごく怖い。又、ネッ

トを取り組まない業者の苦境もよ

く聞くようになった。凄いスピー

で淘汰が進んで気がする。判断を

間違えると大変な時期が来ている。

(次回に続く)






45.激変する業界地図

 

物件確保の課題に答えが発見でき

ないでいたが、契約数に今のとこ

ろ影響が来ていないながら、近い

将来の不安が大きくなるばかりだ

。専任の委任を受けている店舗物

件の主にもいろいろな印刷物が、

どこかで情報を得て送られてきて

いる、依頼主の動揺も感じられ、

それがさらに不安を増長させる。

そんな場面が多くなってきた。同

業からもリース物件がかなり増え

ていると良く聞くようになった。
(次回に続く)









44.悪い夢を見る

 

そうなると、月日の流れるのも早

く、仲介の仕事もおろそかになり、

悪いことばかり考えるようになり、

食事ものどをとうらなくなり、げ

っそりして、困憊した。どうしよ

うと悩んでいいる時、はっと、目

が覚め安堵した、今朝の事を思い

出しながら、買い付け証明書を確

認した。昨夜悩んだことで根付が

悪く、浅い眠りだったので、余分

なことを考えたから、悪い夢を見

たのだ。買い付け証明書は、金額

も満額、ローン条項無し、決済も

売り主に合わせるわると、完璧

だった。これで、腹が決まり、

本当の意味で目が覚め、珈琲が

久しぶりに、のどに心地よかっ

た。
(次回に続く)









43.購入する

 

銀行融資で賄えたので、結局購入

した。この物件は仲介の原則に対

して、地元・安価・4階を事務所

として使用・1~3階の賃貸募集

も難題でないと、いう観点から例

外としてみることができる。早速

4階を事務所に改装し、1~3階の

募集を開始したが、意外と1~3階

の賃貸が決まらない、いざ家主に

なると焦るもので、その焦りが、

周囲に伝わるのか悪循環になって

中々申し込みが出なかった。同業

に頭を下げて回ったが、内見の連

絡もなかった。
(次回に続く)







42.不動産経営の原則

  「仲介で始まり

   仲介で終わる」

 

翌朝、寝不足の頭を熱い濃いめの

珈琲を飲んで刺激してから出社し

て、午後からの売買内見の準備を

した。開業時に学んだ不動産経営

の原則「不動産業は、仲介で始ま

り、仲介で終わる」と、いう先輩

たちの教えを何回も頭の中で読ん

で、今日の売買物件を購入するの

か、仲介ですすめるのか、考えた。

不動産業は最初仲介しているうち

に購入して賃貸に回したり、タイ

ミングによっては売却で利益を出

そうと、いろいろ挑戦して、痛い

目にあったりして、結局は仲介業

に専念するという教訓だ。だった

ら最初から仲介業に徹して決して

購入しないと、決めて開業を決意

したはずだ。結論が出ないまま、

午後の内見に向かった。
(次回に続く)








41.顧客がライバル

 

土地面積8坪、使用面積6坪の4フ

ロア、セットバック0.5mの売買

物件チラシを作成中に顧客一人に

絞って紹介しょうと思案している

と、購入して4階を事務所に1~3

階を賃貸してみたらと、ふと、よ

ぎった。考え出すと心が躍った、

ドキドキ感だ。そのことで脳がグ

ルグル回転し始めると止まらなか

った。そう、とりあえず顧客の一

人に紹介だけしておいて、ゆっく

り考えようと、少し冷静になれた。

その日の夕刻、早速、紹介した顧

客から内見の依頼が入った。折角

冷静になった脳がまた、高鳴りだ

した。顧客がライバルに見えてき

た、不思議な感覚だ。その夜、寝

つきが悪く、かなり遅い時間まで

脳が働き、どうするか結論がでな

い中、ようやく眠りについた。

(次回に続く)





40.運命の物件

 

ありがたいことに近くの同業社が

売買物件を持ち込んでくれのだ。

近所なので社名や代表者の名前は

知っていたが、面と向かって会う

お互いに初めてである。今では一

等地になっているが当時、電気街

の裏通りになるのと、角地だが、

一方が3mなので将来の建て替え

50㎝のセットバックが必須なの

で、弱点のある昭和40年代の4

階建のエレなしの古い建物なん

である。内密で処分したいと専

任を受けたらしい。そこで最近

頭角を現した(笑い)当社に客

付けを依頼に来社した訳なので

ある。お客いらっしゃいますか

と、小声で聞いてきたので、思

わずやはり小声で、おりますと

、返事したの大笑いにな

って打ち解けた次第である。1

カ月間任せますのでと、少し余

裕のある時間をもらえたので、

笑顔の挨拶で見送りすることが

できた。
(次回に続く)






39.走馬灯の如く

 

集客方法で少しほど先にいってい

るせいが、契約数は予定をクリア

して毎日が走馬灯の如く過ぎてい

く。ネット社会は、データだけが

どんどん残って凄いスピードで物

事が処理され、虚しさを感じたり

する場面も結構増えている。人間

関係が形だけとなり、面識のない

顧客と何回かメールのやり取りを

していると、いつの間にか知人に

脳の中で昇格してしまう。メール

は結構個性が出やすいらしい。出

会い系のサイトが問題になるがハ

マル気持ちは、最近よくわかる。

その日の午後一番で近くの同業者

が飛び込みで入ってきた.やせぎ

すの背の低い70歳ぐらいの面識の

ない人だった。
(次回に続く)









38.決断できない

 

今でもその答えはないと、いうの

が正直なところだ。最近時々話題

になるサブリース、いつの間にか

その専門の企業も増えてきた。H

Pをみて、当社が借主になります

ので、紹介くださいと、いう営業

が増えてきている。老舗の同業で

、サブリース業者を嫌っているも

のも多い.物件を取られた気分にな

るらしい。でも、物件確保という

意味では,本命に近いと思うように

なってきた。資金はかかるしリス

クも多い、いざ自分が転貸者にな

った場合冷静な判断ができるのか

。サブリースを物件確保の手段と

して取り組むか否かによって、近

い将来,大きな差になる予感がす

るが、決断は直ぐにできない、月

日がどんどん過ぎていくばかりだ。
(次回に続く)






37.サブリースは物権確保の本命か

 

気が付くと秋葉原駅周辺にもネッ

ト不動産専門の業者がタケノコの

ように増えていた。一階でなく上

階に社名だけの看板なので業種が

わからないので気が付きにくい。

宅建取引主任者証を持っていれば

法人をつくのに費用は掛からない、

問題は開店後の推移である。ネッ

ト営業はツボにはまると早いが、

専任の物件がないと中々問い合わ

せすらない。その物件確保の課題

永遠のテーマである。
(次回に続く)







36.今はときめく若き社長

 

参考になればと、思いいろいろ話

した中で、インターネットの本質

は、スピードと集中ですよと、言

った言葉が気になったらしく、そ

うですねと、相槌を打ちながら冷

めた珈琲を口に運んだ時、顔が一

瞬光った。有り難うございました

と、挨拶して、若い社長さんが代

金を払ってカフェを後にした。3

日後、若い社長から、お礼のメー

ルでなくハガキが届いた。決心が

付きましたと、一行末尾に添えて

あった。なんと、この若い社長が

、今はときめく店舗の契約数とサ

ブリースの物件数で先頭集団を走

る経営者の姿だった。
(次回に続く)








35.ネット時代の若者台頭

 

翌日の14時に物件で待っていると

若い社長さんが二人で入ってきて

業者同士の挨拶を交わし、30分程

で終了、お客が帰った後、若い社

長さんがお茶しませんかと、誘っ

たので快く受けた。近くのカフェ

に入って、注文するとすかさず、

潰れそうなんですと、深刻な顔し

て、さらに、こちらはどうですか

と、合間を入れずに質問してきた

。どうも、HPの反響がよろしく

ないみたいで現状を話したら羨ま

しがっていた。
(次回に続く)







34.最大の課題で迷走

 

HP・店舗専門情報プラットホー

ム等で先行できたお陰で契約数は

順調に獲得できる日々が続いた。

店舗を扱うネット上の競争もかな

り激しくなってきていたが、どう

にか量でなく、質の面で先頭集団

の中にいられて、継続するのに必

要な対策はとれた。とはいっても

最大の課題である物件確保では、

まったく新しい対策はとれない、

いや、わからないのが現実だ。

広告費も一時紙媒体の分が減っ

て来たが最近、物件求広告でチ

ラシも含めて増えて、また元の

様に高額になってきた。広告は

かければかける程、期待感とは

裏腹に反響が少ない、不思議な

現象でまるで恋愛と同じだと、

思うことが多くなった。久し振

に港区の同業者からの内見希望

が入った、若い社長さんのよう

のような声だった。
(次回に続く)








33.本格的な投資のサブリース

 

一度保留して銀行で相談したら問

題ありませんと言われたので安心

して契約したと、の事だった。こ

の時はピンと来なかったが、すで

に店舗のサブリースが水面下でス

タートしていたのだ。そのあと、

あちこちでサブリースの話題が出

るようになった。店舗業界に入り

たてのころ新宿等繁華街でスナッ

クの小さい坪数のリース店舗の物

件がよく情報として流れてきたが、

そそれとはちょっと内容が異なっ

て、今回は本当に賃貸借契約後の

サブリースなので借りる業者も相

当のリスクと資金がかかるのでか

なり危険が伴う仕事ではあるはず

だ。
(次回に続く)










32.店舗のサブリース始まる

 

お陰様で人形町で決まりましたと、

お土産を差し出しながらお辞儀し

ての挨拶だった。1年ほど探した

ので時々いろいろな情報をもって、

気やすいのか、寄ってくれた。

話によると、物件が確定し契約の

段取りになると仲介業者が貸主は

当社ですと、言いだし、おかしい

と思っていると一度仲介業者が

借りて転貸するということだった

。不信な様子を見せると家主さん

を呼んできて、仲介業者さんに一

棟そっくり貸して管理から更新ま

で任せたほうが楽なので安心して

借りてくださいと説明された。
(次回に続く)








31.ちらしの効果薄れる

 

チラシも広告費用

からすると効率悪いが、地元の物

件という意味では外せない。そう

いえば、チラシの委託配布契約は

続いているが最近反響がやけに少

ない、これだけ同業者が増え、H

P等伝達手段が安く普及すると、

依頼主の選択技も増え物件確保と

いう意味では益々困難になってく

るのは当然である。夕刻、物件が

見つかったというお客さんが、手

土産持参で挨拶に来た。
(次回に続く)








30.集客UPで課題鮮明に

 

チェーン店は女子事務員が管理し

その他はHPで管理する。集客に

磨きがかかったことで、取りこぼ

しが減り契約本数も増えてきて、

経営的には、安定してきた。集客

が完璧になればなるほど、今度は

物件の取得数が課題になる。物件

確保は開業以来の課題だが簡単な

方法がない。過去にいろいろな媒

体に法外な広告費を使ったが決定

打はなかった。
(次回に続く)








29.スピード・集客UPする

 

その対策は地域を絞り込むし

かないのですが、どうしても都内

全般を狙うとHP会社のツボには

まってしまいます。そんなときに

店舗情報プラットホームに先行し

て参加できることが、どんなに大

切なことか良く判ります。案の定

、店舗情報プラットホームがスタ

ートすると、集客にスピード・問

い合わせ等、さらに向上し特に秋

葉原の地元に関しては完璧に優位

に立ち、知名度が上がったことが

肌で感じられた。
(次回に続く)








28.HPの普及

HPが普及して各社対等の立場で

の競争はいかにWEB上で上位に

教示されるかが勝負になる。そう

いうHP制作会社の誘惑が沢山、

電話なり飛び込み営業等で1度や

2度契約して高い費用賭けて、思

うようにいかない経験を誰でも当

時当たり前のようにしたと思いま

す。
(次回に続く)









27.上場果たす

 

説明を聞けば聞くほどよく理解で

き、まるでこちらが提案したよう

な会話になった。細身の二人の話

を聞いていると、Webに自信があ

るらしくWeb政策も自社でこなし

、未知の店舗専門業界に目を付け

、チャレンジして今、飛び立とう

とする瞬間なのだ。その場で連動

型HPの提案を受け、会員になっ

たが、本当はこちらがやりたいぐ

らいだった。この流れが近い将来

、店舗業界を独占的に引っ張てい

くとは思いもしなかったし、まし

て昨年マザーズに上場するとは想

像もできなかった、歴史的な場面

であったのだ。
(次回に続く)








26.歴史的場面に立ち会う

 

30歳前半らしき若い二人の名刺に

は社長と専務と記載されてあった

。簡単な挨拶の後、社長が当方の

ことを調べたらしく、述べたこと

がほどんどが正解だった。その後

を引き継いだ専務が具体的な訪問

理由を今の若者らしく淡々と30分

しゃべった。提案内容は砂に水が

しみ込むように完璧に理解できた

。なぜか、それは私が抱えている

課題の1つと一致していて、ぼん

やりと頭に浮かんでいたことと、

ほぼ同じだったからだ。一言でい

えば店舗専門不動産の月刊誌のイ

ンターネット版だ。
(次回に続く)

 









25.HPの差別化の課題

 

物件を気に入ってくれる方を探す

のにHPは最適である。早い、

費用が安い、更新変更がいつでも

できる等。HPの反響が少しずつ

増え認知されたころの事で、秋葉

原の5階の店舗でバー等軽飲食に

向いている物件を帰宅間際に入力

して事務所を後にした。翌朝、事

務所の前に内見希望者が待ってい

た。それも初め逢うお客さんだっ

た。だが、情勢は、動いている、

HPの差別化が難しくなり次の手

がどうしても必要なのだ。そんな

時の若い二人組来社だった。
(次回に続く)







24.優良企業の多くの来社

 

HPを導入してから今その業界で

先頭を走っている企業の店舗開発

部の訪問を受けている。カフェ・

レストラン・牛丼・ラーメン等、

店舗を探している企業のおそらく

ほとんどといっていいぐらいの来

社があったが、不動産店舗の仲介

の仕事は、物件を紹介できなけれ

ば役に立たない、そこが辛い処で

ある。だからどうしても専任物件

を気に入ってくれる方を探すのが

優先になる。探してる方のニーズ

から動くとほとんど対象物件がな

いのが普通である。
(次回に続く)







23.未来の訪問者

 

それだけ競争が厳しくなってきた

証拠なのだ。2つの課題のうちの

1つがHPにおける新しい集客方

法だ。月刊誌の店舗専門雑誌の

広告は中止していたが毎月相変

わらずに最近号を送ってきてい

る。久しぶりに拝見すると相変わ

らず店舗情報は載っていた。むし

ろ増えている具合だった。前、掲

載を辞める時にインターネット版

はやらないんですかと、冗談半分

で聞いてみた時、やりませと、の

回答だった。それ以来月間誌のネ

ット版を出したらどうなるんだろ

うと、ぼんやりした思いがずっと

あった。そんな夕刻に若い二人組

の訪問を受けた。
(次回に続く)








22.不動産業全体の戦い

 

一生懸命になればなるほど後ろか

ら追いかけられている気がする。

HP上の戦いは差別化が難しくな

り相当な金額をかけて反響がない

と、いう話があちこちから聞かれ

るようになった。先行した甲斐も

あり、契約に結び付く反響は相変

わらずだが総数では、かなり少な

くなって来ている。物件取得も最

低線で推移している。2カ月前と

は状況が一変して、契約数も月4

~5件と、元に戻った。やはり脳

裏に映った課題の克服がどうして

必要だ。このままでは、店舗専門

という領域を不動産業全体が犯し

はじめ分配率がどうしても少なく

なり、また、業者によっては信じ

られないような話がいくつも耳に

入ってくる。
(次回に続く)








21.課題が脳裏に移る

 

2・3階のPTAのほうも今のとこ

ろ苦情はないので一安心。HPは

物件が少ないので他社物件がどう

しても必要不可欠だ。一生懸命や

ればやるほど時間との闘いのにな

ってくる、この重圧は結構きつい

。今のところ順調に契約ができ資

金的にはこまらない。先月は新記

録の12件の契約を3人体制でこな

したが、今後の課題もはっきり脳

裏に写ってきた。先が見えるのだ

。見えてくると、対応しなければ

ならないし当面仕事があるので、

無視したいがそれに対する恐怖心

もあり、何もしなかったら、落ち

行くのではないかと、正直怖いの

だ。
(次回に津d九)

 

 

 










20.ダクト問題解決

 

物件確保に忙しく連絡する一方、

一棟貸し店舗も業種の承諾が有り

比較的すんなりと決まった。顧問

の力である。目に前のダクトの問

題も時間はかかったが、隣の家主

の協力は得られないまま、まれに

みる5cmぐらいの厚みのビスケ

ットのような型に見えるダクトを

屋上からつり下げ、隣のビルに触

れないようにロープで下していく

のだ。なんだかんだといっても無

事取り付けが完了し、費用もFC

本部が秋葉原店は繁盛店なのでF

G希望者の見本として活用する事

で半分負担したと聞いている。と

にかく解決して、ほっとしている。
(次回に続く)










19.第一次ネット戦争

 

ニーズにあった物件は、HPに入

力すると2~3日で確定してしま

う、つまり物件のサイクルが早

くなるのだ。すると同じ物件を複

数の同業がHPに入力し始め、ひ

どい時には専任物件まで他社が入

力されて戸惑うことも多くなり反

響もがくんと減った。なかには物

件を指定して取り扱ってもらえ

ませんかと、甘い誘惑もあった

し、おそらく、逆のこともあった

と予想できる。ネット上の第一

次戦争が始まったと、言っても

よいと思う。
(次回に続く)








18.スピードが重要に

 

HPで契約が増えてくると色ろな

変化が起きてきた。社内的には、

紙媒体の広告がいらなくなる、営

業が楽になる、物件集めが至上命

令になる、同業の様子見の来社や

電話が多くなる、HPのアクセス

UPの営業の飛び込みがする多く

なって煩わしいほどの数であった

。スピードが求められるようにな

り精神的には大変であった。

新しいイノベーションについて

いくのも結構大変なのだ。

同業の動きも激しくなってきた。
(次回に続く)








17.初申し込み受ける

 

そのまま、会社に来てもらい店舗

不動産の注意点などを詳しく学校

の先生みたいに丁寧に説明した。

すると二人から申し込みを入れま

すと、申込金10万円を預り話を

進めることになったが、造作代金

が高いので交渉が入った。若い二

人にHPでの初めての内見と伝え

ると、喜んでくれて、これから若

い人はみんなHPで探すと、思い

ますので素敵なことですと、言っ

てくれた。少しHPに自信が持て

た瞬間である。
(次回に続く)








16.HP反響内見1号

 

HPの更新を真面目に更新して、

問い合わせには確実に物件添付し、

メール返信しているうちに初めて

の内見が入った。やはり地元秋葉

原の地下の店舗で居酒屋居抜き物

件だった。HPからの反響なので

いつもと違う感覚があった。物件

に行くと若い男女が待っていた。

挨拶を交わしていざ内見、結構隅

々まで渡した内装平面図と照らし

写真を撮っていた。京橋で3年程

勤務しそこで知り合い、二人で独

立し、落ち着いたころ結婚したい

と、うれしそうな二人が今も記憶

残っている。今も営業中で頑張っ

ている。
(j次回に続く)







15.初のメールお問い合わせ

 

うれしくてうれしくて何回もメ

ールを開いたり閉じたりしてし

まった。早速メ―ルで物件添付

して慣れない手つきで返信、本

当に届いたのか、電話で確認し

たい気持ちにかられた。そのあ

とも少しづつ問い合わせがあっ

た。やはり地元の物件の問い合

わせがほとんどだった。送付後

の再問い合わせは、一件もなか

った。
(j次回に続く)


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4、売上UP作業計画 73

2025-01-10 08:44:00 | 売上50%UP作業計画。

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       鳥貴族・やきとり大吉一緒に new
       なる影響     連載    14
       鳥貴族のTCC
       鳥貴族については、647店舗中245店舗が
       TCC(カムレードチェーン)と呼ばれる
       独自の加盟店システムをとっている。元
       社員等限られたオーナーによるFC形式で
       の展開で、外部からの募集はしていない。
       (次回に続く)


       鳥貴族・やきとり大吉一緒に new
       なる影響     連載    13
       加盟費用抑える必要がある

       「まずはシナジー効果により、既存の加
       盟店に利益を上げてもらう。それから募
       集媒体やキャッチコピーの切り口。また、
       加盟費用も現状は800万〜1700万円(オ
       ーナー方式プランの場合)だが、加盟店
       を増やすためにはもっと抑える必要があ
       る」現状では、大吉の加盟店募集では希
       望する場所で開業するオーナー方式プラ
       ンと、初期費用99万円で本部の所有する
       店舗をリースするリース方式プランの2
       通りがある。
       (次回に続く)




        鳥貴族・やきとり大吉一緒に new
        なる影響     連載    12   
        小ロットの発注問題

        「全店は無理だが、1県内にそれなり
        の店舗数がある場合、鳥貴族との共
        同購入も考えている。課題となるの
        が、発注の規模だ。店舗の面積が鳥
        貴族の4分の1であるため、食材の発
        注数も少ない。小ロットの発注に応
        じてもらえるか、産地の工場と交渉
        を進めているところ。お酒について
        も、今はビール以外別々だが、種類
        によっては共同購入も検討する」
        大吉の大きな課題が加盟店の増加だ。
        一時期1000店舗に達した時期もあっ
        たものの、現在までに半減してきた。
        店主の高齢化、後継者不足が理由と
        して大きい。募集の仕方についても
        アップデートしていく必要があると
        いう。
        (次回に続く)




        鳥貴族・やきとり大吉一緒に new
        なる影響     連載    11   
        シナジー効果は

        では、シナジー効果はどのような点で
        発揮していくのか。直近では串などの
        資材調達や用地取得で連携し、コスト
        ダウンや効率化を図る。また、これま
        での大吉では店主それぞれに任されて
        いた食材調達についても、可能な店舗
        においては共同で実施してスケールメ
        リットを狙う。これにより、それぞれ
        の加盟店にとってはコストダウンを図
        ることができ、その分利益が増える。
        (次回に続く)




        鳥貴族・やきとり大吉一緒に new
        なる影響     連載    10    
        鳥貴族と大吉、すみ分け自ずとできる

        鳥貴族と大吉では価格帯では肩を並べ
        るものの、客層、立地ともにはっきり
        と異なっているため、すみ分けは自ず
        となされている。

ビール
新宿小滝橋通り店はサントリーの「神泡達人店」に認定さ
れており、クリーミーな泡立ちのビールが飲める(
撮影:尾形文繁)
自動サーバー
鳥貴族では自動サーバーをほぼ全店に導入(撮影:尾形文繁)
串打ち
丁寧に受け継がれている串打ち。良し悪しがものを言うの
は焼きの段階だ。具の大きさを揃えて均一に串を打つこと
で、満遍なく絶妙な焼き加減で焼くことができる
(撮影:尾形文繁)
焼いている様子
返しながら、じっくり焼き上げていく(撮影:尾形文繁)

        (次回に続く)


        鳥貴族・やきとり大吉一緒に new
        なる影響     連載    9
        コロナ禍後にそれぞれの国で居酒屋
        や焼き鳥の需要が高まった    
        大倉氏によると、コロナ禍前、イン
        バウンドが日本の居酒屋文化に触れ
        た結果として、コロナ禍後にそれぞ
        れの国で居酒屋や焼き鳥の需要が高
        まったのだという。郊外の小型独立
        店舗というニーズは非常に高く、す
        でに韓国に2度ほど視察にも行って
        いるそうだ。「ダイキチシステムの
        近藤隆社長には、こちらからお声が
        けして海外展開に向けての説明もし、
        グループに加わってもらった」なお、
        八兵衛の八島且典社長も十数年来の
        友人で、「焼鳥」文化を世界に広げ
        たいという同じ気持ちを持っていた
        ことから、協業することになったと
        いう。
        




        鳥貴族・やきとり大吉一緒に new
        なる影響     連載    8
        高・中・低の3つの価格帯のブランド

        実は同グループでは2024年5月に、福
        岡博多のチェーン「焼とりの八兵衛」
        、ミシュラン一つ星店の「焼鳥 市松」
        、それぞれの運営企業との協業を発表
        している。高・中・低の3つの価格帯
        のブランドを揃え、「焼鳥」のグルー
        プとしてブランド向上を狙っていくと
        いう。なお、高価格は「市松」、中が
        「焼とりの八兵衛」、低価格が鳥貴族
        と大吉だ。貴族はすでにアメリカに1
        店舗出店。そして実は、大吉も海外
        戦略においては重要な駒だ。
        (次回に続く)




        鳥貴族・やきとり大吉一緒に new
        なる影響     連載    7
        国内2000店舗が飽和状態

        グループ代表取締役社長の大倉氏は
        方針について、次のように説明する。
        「海外に展開し、真のグローバルカ
        ンパニーを目指すのが長期的な目標。
        今期中期計画では国内を充実させつ
        つ、海外に出店し始める。次の中期
        計画では海外の出店が中心になる。
        国内市場は人口も縮小し、2000店舗
        で飽和状態と考えている。2000店舗
        に達するまでに、長く愛されるブラ
        ンドとしての力をつけていく」
        (次回に続く)



        鳥貴族・やきとり大吉一緒に new
        なる影響     連載    6 
        鳥貴族1000店大吉700店30年迄に

        赤い看板に大きな文字は目立つもの
        の、中が見えにくく、初めての客は
        ちょっと敬遠してしまう店と言える
        だろう。そしてエターナルホスピタ
        リティグループでは2030年に、鳥貴
        族1000店舗、やきとり大吉700店舗
        で1700店舗、世界2000店舗の展開を
        目指している。またそれぞれカラー
        が異なるチェーンながら、すみ分け
        を行いつつ、シナジー効果も発揮し
        ていく方針だという。
        (次回に続く)





        鳥貴族・やきとり大吉一緒に new
        なる影響     連載    6 
        生業商売に徹する、やきとり大吉

        やきとり大吉は、本部と加盟店のみ
        によって構成されているところに特
        徴がある。「生業商売に徹する」を
        理念とし、店主1人ひとりが経営者
        だ。メニューや価格はチェーンとし
        て統一されているが、セントラルキ
        ッチンがないため、アルコール以外
        の食材の仕入れ、仕込みは店主に任
        されている。郊外、かつ駅からもち
        ょっと離れた立地に出店し、地域に
         密着しつつ常連をつかむのがビジネ
        スモデルの特徴。「焼き台」に向か
        う店主が店内すべてに目配りできる
        よう、店舗スペースは10坪20席と決
        められている。
        (次回に続く)




        鳥貴族・やきとり大吉一緒に new
        なる影響     連載    5
        厨房にコストがかからない

        とは言え、長さ20センチほどの「もも
        貴族焼」(2本)をはじめ、しめによ
        いラーメンや釜飯、アルコールを含め
        て全品が370円と高パフォーマンスだ。
        600店舗超で得られるスケールメリッ
        トに加え、焼き鳥は調理法がシンプル
        で、厨房にコストがかからないことが、
        価格を下げられる大きな理由となって
        いる。繁華街、駅前に出店し、視認性
        のよい黄色に赤字の看板で「どこにで
        もあって、入りやすい店」というイメ
        ージが定着している。
        (次回に続く)




        鳥貴族・やきとり大吉一緒に new
        なる影響     連載    4
        なぜ一緒になったか

        それにしても、鳥貴族とやきとり大吉
        という、かなりカラーの異なるチェー
        ン同士が、なぜ一緒になったのだろう
        か。ここでそれぞれの特徴について簡
        単に説明しておこう。鳥貴族は1985年、
        グループの代表取締役社長・大倉忠司
        氏が大阪で個人事業として立ち上げ、
        40年で600店舗を超えるチェーンへと
        拡大してきた。特徴的なビジネスモデ
        ルが「均一価格」だ。過去には280円
        (税別)だったが、時代の流れととも
        に徐々に値上げ。直近では2024年5月、
        360円から370円(税込)に価格改定を
        行った。
        (次回に続く)




         鳥貴族・やきとり大吉一緒に new
         なる影響     連載    3
         焼き鳥大吉傘下に収める

         コロナ後の宴会需要の回復に加え、コ
         ロナ禍で競合店舗が減少したことも勝
         因だった。また同グループでは2023年
         1月に「やきとり大吉」約500店舗を展
         開するダイキチシステムを傘下に加え
         た。これにより、2024年7月期におけ
         るグループ全体の店舗数は1139店舗と、
         2019年9月の659店舗から2倍近くに増
         えている。
         (次回に続く)




         鳥貴族・やきとり大吉一緒に new
         なる影響     連載    2
         コロナ前回復に5年かかる

         コロナ後、売り上げも店舗数も大きく
         伸ばしたのが、「鳥貴族」を運営する
         エターナルホスピタリティグループだ。
         2024年7月期の売上高は約419億1400
         万円で、前年の約334億4900万円から
         約25%の伸び。コロナ前の2019年7月
         期は約358億4700万円なので、回復に
         5年かかった計算だ。
         (次回に続く)



         鳥貴族・やきとり大吉一緒に new
         なる影響    新連載    Ⅰ
         二極化進む

         コロナ禍で大打撃を受けたアルコー
         ル業態。物価高騰と合わさったその
         影響はいまだ尾を引いており、202
         4年の飲食店倒産件数は650件。中で
         も小規模の飲食店やアルコール業態
         の倒産が多くなっている(帝国デー
         タバンク「飲食店」倒産動向より)。
         一方、コロナ禍で苦心した居酒屋チ
         ェーンでは新たな動きも生まれてい
         る。大きく店舗数を伸ばしたチェー
         ンと、激減、あるいは居酒屋から撤
         退したチェーンの二極化が進んでい
         るのだ。
         園岡志摩  フリーライター
         (今回新連載です)



         セブン苦戦報道で「不親切 new
          なレジ」批判   最終回  29

         ちなみにセルフレジはこんな感じ

セブンのセルフレジ1
なお、こちらはセブンのセルフレジ。レジ袋を購入するか
最初に選ぶ(編集部撮影)
セブンのセルフレジ2
次に、自分でバーコードをスキャンする。有人レジだと、
この作業は発生しない(編集部撮影)
セブンのセルフレジ3
セルフレジでもこの画面は登場。とはいえ、有人レジでも
店員さんに押してもらっている人も多いのではないか
(編集部撮影)
       (今回最終回です)




        セブン苦戦報道で「不親切 new
        なレジ」批判    連載  28
       「合理化」と「人の手」のバランス

       そんな中、企業として、どのように「合
       理化」と「人の手」のバランスを取って
       いくのかが問われているのだろう。逆に、
       今回のセブンのレジに対する反応をみて
       いると、その「合理化」と「人の手」の
       バランスを取るのに失敗してしまったの
       かも?とも思えてくるのだ。
       (次回最終回です)



       
        セブン苦戦報道で「不親切 new
       なレジ」批判    連載  27
       苦境の原因は北米事業の躓きに

       冒頭で示した通り、セブン苦境の原因
       は北米事業の躓きにあり、こうしたレ
       ジの問題は直接の原因ではない。しか
       し、重要なのは、そこに使いにくさや
       「人の温かみがない」と感じる人々が
       いることただ、現在はDX化への変化の
       途中で日本全体の人口も減少している。
       過剰なサービスをし続けることは難し
       くなるし、一歩間違えばそんな要求は
      「カスハラ」案件にさえなりかねない。
      「温かみを」といったところで、物理的
      にそれが不可能になる時代が到来するか
      もしれない。それに、高齢者も徐々にセ
      ルフレジの方式に慣れていくのは間違い
      ない。
      (次回に続く)




        セブン苦戦報道で「不親切 new
       なレジ」批判    連載  26
       自動化だけでは解決できない

       ある場所を人が使うのは、合理的な理
       由だけで片付けられるものではない。
       つまり「自動化」だけでは解決できな
       い、もっと情緒的なものも絡んでくる
       (まさに「人の手」だ)。それを踏ま
       えた施策が求められているのではない
       か。ディストピア容器の件はこれを端
       的に表している。そして、それはセブ
       ンの半有人レジでも同じだ。
       (次回に続く)

          セブン苦戦報道で「不親切 new
       なレジ」批判    連載  25
      「情感」や「愛着」までをも捉える
      人文地理学者のイーフー・トゥアンは、
      ある場所を捉えるとき、数字上のデー
      タだけを見るのではなく、そこにまつ
      わる人々の「情感」や「愛着」までを
      も捉えなければならない、という。ま
      さに経営でも同じことが言えるだろう。
      (イーフー・トゥアン「空間の経験」
      /1993年・ちくま学芸文庫)


         セブン苦戦報道で「不親切 new
      なレジ」批判    連載  24 
      愛着を持った場所に

      ディストピア容器については、それが
      店側の業務を軽減し、ひいては「働き
      方改革」につながることから、非常に
      意義のある取り組みなのは間違いない。
      しかし、日本に牛丼屋をはじめとする
      チェーンストア・ファーストフードが
      根付いてから50年ほどが経過し、そこ
      は「ただモノを食べる空間」ではなく、
      「愛着を持った場所」になってきた。
      (次回に続く)



      セブン苦戦報道で「不親切 new
      なレジ」批判    連載  23
      接客の温かみがない

      「餌を出された気分です。紙の食器で
      食べるご飯がちっとも美味しく感じら
      れません。すき家、テーブルがある牛
      丼屋で素敵だと思っていたのに。もう
      使いません」
セルフレジと同様、「接
      客の温かみがない」と語る声が多く見
      られたのである。
      (次回に続く)




       セブン苦戦報道で「不親切 new
      なレジ」批判    連載  22
      食事の器の重要性

      こうした容器の返却口は「ゴミ箱」
     で 、この事例に対してネット上では
      こんな意見があった。
     「店内でもすべてプラ容器の提供にな
     っている店舗ははじめてでした。洗い
     物がなくなり合理的なのかもしれませ
     んが、ひどい扱いだなと思いました。
     食事における器の重要さを否応なく意
     識させられます」
     (次回に続く)




      セブン苦戦報道で「不親切 new
      なレジ」批判    連載  21
      「ディストピア容器」の件

      セルフレジに対する「温かみがない」
      という批判を見ていると、思い出す
      ことがある。
      すき家で話題になった「ディストピ
      ア容器」の件だ。これは、牛丼チ
      ェーン大手の「すき家」で行われ
      ている取り組みで、牛丼を提供す
      る皿を店内飲食でもプラスチック
      や紙の容器で提供するものである。

すき家
すべてがプラスチック容器、紙容器で提供される
すき家(筆者撮影)

      (次回に続く)


      セブン苦戦報道で「不親切 new
      なレジ」批判    連載  20
      
      セブンの長い歴史に愛着がある人

      とくに、セブン-イレブンは日本で
      はじめての本格的なフランチャイ
      ズチェーンであり(単体の店舗と
      しては、1969年に大阪府豊中市に
      開店した「マミー豊中店」と言わ
      れている)、その歴史も長い。こ
      れまでのセブンのやり方に愛着を
      持っている顧客もいることだろう。
      だからこそ、レジでの会計時に不
      満を覚えると、落胆も大きくなって
      しまう――そんな背景もあるかも
      しれない。
      (次回に続く)

      
       セブン苦戦報道で「不親切 new
      なレジ」批判    連載  19
      一抹の差柱を感じるのも人間の性

      実際、こうした意見が出てくると、
      働き方改革が進む昨今「コンビニ
      で働く人にまで温かみを求めても
      ねえ……」と思うが(筆者はどち
      らかと言うとこちらの立場である
      )、とは言え、どこか心の底で「一
      抹の寂しさ」を覚えるのも人間の
      性かもしれない。
      (次回に続く)


      セブン苦戦報道で「不親切 new
      なレジ」批判    連載   18
      半友人レジ突き放される感じ多い

      なるほど、最初から最後まで自分で
      やるセルフレジより、半有人レジの
      ほうが「途中までやってくれたのに
      あとは放置されている……」と感じ
      る人が多いかもしれない。

セブン レジ
「決済方法を伝えなくて済む」と便利に感じる人
がいる一方で、逆に「ここからは自分でどうぞ」
と言われているように感じてしまう消費者もいる
ようだ(筆者撮影)
      (次回に続く)




      セブン苦戦報道で「不親切 new
      なレジ」批判    連載   17
      接客のあ温みさがない

      話をセブンのレジに戻そう。前述し
      たような、現実的な不便も生じてい
      る一方で、もう一つ「レジへの不満
      」で重要だと思うのは、「接客の温
      かみがない」という意見だ。前述し
      た筆者の記事についたコメントの中
      に、こんなものがあった。
      「セブンの会計方式は、商品のバー
      コードスキャンまでしてくれるんだ
      けど、その後の対応が中途半端に思
      える。ここまでやったんだからあと
      は客に任せるよ、と感じてしまうの
      で印象が下がる。この方式がわから
      ない人にとっては塩対応された、と
      思うよな」
      (次回に続く)

 


      セブン苦戦報道で「不親切 new
      なレジ」批判    連載   16
      無印良品厳禁レジ消費者の反応理解

      チェーンストア研究家としては「とは言
      え、無印良品のレジもセルフレジが現金
      専用のところもあるし、不便に感じてる
      人も少なくないよね?」と言いたくなる
      が、それはさておき、無印良品がレジ応
      対を重視してきたこと、消費者の店に対
      する印象を大きく左右するものだと理解
      していることがよくわかる。
      (次回に続く)

 




      セブン苦戦報道で「不親切 new
      なレジ」批判    連載   15

     (1)レジ応対とは?
      ■(何)お客様が購入される商品の代金
      をいただき、商品をお渡しするお客様対応です。
      ■(なぜ)レジは店舗業務の20%を占める重要
      な仕事なため。
      ■(いつ)随時
      ■(誰が)全スタッフ
      ※多い店では1日に千人のお客様がレジされて
      いきます
      ※「買ってよかった」「良いお店だな」そう
      思っていただけるチャンスが多い場面でもあ
      ります。

       (次回に続く)

      セブン苦戦報道で「不親切 new
      なレジ」批判    連載   14
      仕組みが9割仕事はシンプルに

      そもそも、レジは顧客体験に大きく
      影響する。良品計画代表取締役社長
      や、同社代表取締役会長などを務め
      た松井忠三は、自著『無印良品は、
      仕組みが9割 仕事はシンプルにやり
      なさい』(角川書店・2013年)の中
      で仕組みづくりの重要性を説いてい
      るが、本書の中で最初に登場する図
      表が、レジ応対に関するものだ。
      (次回に続く)


      セブン苦戦報道で「不親切 new
      なレジ」批判    連載   13
      この状況はビジネス的にはまずい

      こういった話になると、「時代に追
      いつけない高齢者のほうが悪い」「
      でも、いずれ慣れないといけないで
      しょ?」といった(過激な)意見を
      目にすることもある。しかし、ビジ
      ネス的な観点で考えると、客離れは
      望ましいことではないし、袋詰めま
      でしてくれる別の店に行くようにな
      るだけだろう。
      (次回に続く)


      セブン苦戦報道で「不親切 new
      なレジ」批判    連載   12
       友人レジに並ぶ

      しかし、その結果、何が起こったか
      。セルフレジを敬遠した高齢者の多
      くが有人レジに並び、そちらが大行
      列になっていたのだ。筆者がフィー
      ルドワークした際は、有人レジは数
      も少ないからすぐに列ができてしま
      い、長蛇の列が店の売り場まで伸び
      て、売り場の快適さまでもが失われ
      た印象だった。
      (次回に続く)




      セブン苦戦報道で「不親切 new
      なレジ」批判    連載   11
      高齢者が困っている

      DX化の進展に伴い、至る所でセルフ
      レジが増えてきた。しかし、それぞ
      れの売り場の現場を見ていると、特
      に高齢者を中心として、セルフレジ
      を使いこなすのは難しいよう
      他店の例になるが、実際に私がフィ
      ールドワークをした話で説明しよう。
      とあるイトーヨーカドーでのことだ。       
      イトーヨーカドーはDX化に力を入れ
      ていて、近年リニューアルした店舗
      ではセルフレジをたくさん導入し、
      有人レジのスペースを減らしている。
      (次回に痛苦)




       セブン苦戦報道で「不親切 new
       なレジ」批判    連載   10
       レジでの苦い経験

       機械操作が苦手な高齢者などが有人
       レジだと思ってそこへ行ったのに、
       結局うまく操作できずに戸惑って
       しまう……なんてこともあるだろう。
       その結果、後ろには行列が生まれて
       しまって、背後からの無言の視線
       を感じあたふたする。あたふたする
       とさらに操作ができなくなってし
       まう。そんな悪循環を経験したり、
       見た人もいるのではないか。
       (次回に続く)


       セブン苦戦報道で「不親切 new
       なレジ」批判    連載   9
       X上のつぶやき

       例えば、X上では、こんなつぶやきが
       少なくない数確認できる。
       「セブンのレジに慣れていない人が
       操作に手間取って長蛇の列……」
       「レジがわからず、店員さんにキレ
       てるおじいちゃんがいた」
       (次回に続く)




       セブン苦戦報道で「不親切 new
       なレジ」批判    連載   8
        レジシステム評判よくない

       ただ、このシステムへの人々の受け止
       めを見ていると、あまり評判がよろし
       くない。それどころか、セブン減益の
       理由をこれに紐づけて語る人もいる
       ぐらいなのだ。
       (次回に続く)


       セブン苦戦報道で「不親切 new
       なレジ」批判    連載   7
       いいとこどりシステム

       は、商品をスキャンするという、セル
       フレジで最もめんどくさい部分を店員
       がやり、逆に比較的簡単にできる支払
       いをセルフにしたレジでもある。
       いわば、有人レジとセルフレジの「い
       いとこ取り」なのだ。支払いをしてい
       るときに店員がホットスナックを取
       りに行けたりもするし、店側から見れ
       ば合理的なシステムでもあるだろう。
       (次回に続く)




       セブン苦戦報道で「不親切 new
       なレジ」批判    連載   6
       セルフレジの意味は

       また、いつもの癖で「支払いは交通系IC
       で」と店員さんに言ってしまうことも
       多いのだが、そうすると、結局、店員
       さんが支払い方法を選択してくれて、
       私はいつも通りSuicaをピッとするだけ
       ……なんてこともあって「一瞬、セルフ
       レジっぽくなる意味、とは……?」とな
       ることもあった。
       (次回に続く)

   
       セブン苦戦報道で「不親切 new
       なレジ」批判    連載   5
       レジで戸惑った
       私もセブンをよく利用するのだが、この
       方法が導入されたときには、支払い方法
       を選択する画面で迷ってしまって、あた
       ふたしてしまうことも多かった。それで
       手こずっていると、後ろのほうに列がで
       きていて、焦る……なんてときも。
       (次回に続く)


       セブン苦戦報道で「不親切 new
       なレジ」批判    連載   4
       商品確定後は客が行う半友人レジ

       セブンのレジに不満が出ているのは、その
       システムにある。それはいわば「半有人レ
       ジ」で、商品をレジに持っていくと、バー
       コードのスキャンまで店員さんがやってく
       れる。そして、その後の会計は客自身がレ
       ジの前の機械で行う。客は、支払い方法を
       「現金」「バーコード決済」「クレジット
       」などから選ぶ必要がある。

セブン レジ
「不親切」と言われることが多い、セブンのレジ。セルフレ
ジではないのだが、こういう画面が出てきて、客自身が支払
い方法を選ぶ場面が発生する(筆者撮影)

      (次回に続く)


      セブン苦戦報道で「不親切 new
      なレジ」批判    連載   3
      上げ底だけでなくレジ対応も批判

      私はこうしたセブン減益とそれに対す
      る人々の受け止めについて記事(セブ
      ンの「上げ底弁当?」が今また"猛烈批
      判"の訳 値上げによる客離れを恐れ
      、ファン離れが発生か
を執筆したが
      、それへの反応として、また異なる
      セブンへの意見を目にした。接客やレ
      ジに対する辛辣な意見だ。これらも
      、直接減益につながったとは言い難い
      が、多くの人が感じていることなのだ
      ろう。今回はその点について、「顧客
      体験」という観点から考察してみたい。
      (次回に続く)




       セブン苦戦報道で「不親切 new
       なレジ」批判    連載   2
        美国事業の不振が原因

       しかし、今回の苦戦は北米事業の不振
       が大きな影響で、印象論でセブンを批
       判する人が続出した形である。実際、
       ローソンやファミリーマートと比べて
       も、セブンは未だ業界のトップの売上
       高を誇っている。ただ、こうした批判
       を「ただの誤解」と片付けるのは早い
       。そこで出た人々の不満から、さまざ
       まなことが読み取れるからだ。
       (次回に続く)




        セブン苦戦報道で「不親切 new
        なレジ」批判  新連載   Ⅰ
        ローソン・ファミマ増益の中

        セブン-イレブンの苦戦が話題に
        なっている。2024年8月中間決算
        を見ると、ローソン・ファミマ
        が前年同期比で増益しているのに
        対し、セブンだけが減益している
        のだ。この報道と共に出てきたの
        が「セブンの商品への不満」。「
        このお弁当、上げ底なんじゃない
        の?」とか「このおにぎり、中が
        空洞じゃない? どんな技術力な
        の?」といった声が噴出、「ステ
        ルス値上げでは?」という批判が
        SNSで巻き起こった。
        谷頭和希 ライター
        (今回新連載です)




        し茶漬けえん「620円朝食」
               の凄さ    最終回   25

その他の写真2/2



だし茶漬け えん
急須に入った熱々のだしは、湯気までおいしい(筆者撮影)
だし茶漬け えん
こちらは、釜揚げしらすと南高梅。620円です(ごはんは
普通盛り)(筆者撮影)
だし茶漬け えん
店頭の券売機で購入して、入り口でスタッフに食券を渡
します(筆者撮影)
だし茶漬け えん
食欲のない朝でもサラサラいける軽い食べ心地ながら、
しっかりと量が食べられるのが魅力(筆者撮影)

         (今回最終回です)


         し茶漬けえん「620円朝食」
                の凄さ     連載   24

その他の写真1/2

だし茶漬け えん
(筆者撮影)
だし茶漬け えん
(筆者撮影)
だし茶漬け えん
入店前に店頭の券売機にて注文。トッピング
にはいくらやサーモンも(筆者撮影)

                       (次回最終回です)で


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3.飲食店を辞める時 86

2025-01-10 08:38:37 | 飲食店辞める時

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       無印良品「地域土着化」 new
       売れ筋の中身  連載   10
       年末年始の無印の福缶

       まもなく2024年が終わるが、年末年始
       の風物詩の1つといえば福袋。無印良
       品も「2025福缶」として提供している。
       その横顔も紹介したい。「福缶は2012
       年から販売をスタートさせました。日
       本各地で昔から親しまれている縁起物
       (郷土玩具)1点と、インターネット
       でもお店でも使えるギフトカード1枚
       が入ったセットという形式は変わりま
       せん」(生活雑貨部)
       (次回に続く)




       無印良品「地域土着化」 new
       売れ筋の中身  連載   9
       EC会員の取り込み
       近年は小売りや外食でもEC会員の取り
       込みに積極的だ。会員には一部の品で
       大幅な割引クーポンを提供する店もあ
       れば、毎週のように5%オフのクーポ
       ンを発行して来店を促す店もある。
       消費者の購買行動を考えると、育てた
       い販売チャネルだろう。
       (次回に続く)


       無印良品「地域土着化」 new
       売れ筋の中身  連載   8
       大型家具は苦戦気味

       一方で大型家具は苦戦気味だ。核家族
       化が進み、1人暮らしが最多世帯とな
       った現在、大型家具を買い替える人は
       減り、この分野は競合も強い。無印良
       品は現在大型家具については販売のほ
       か、サブスクリプションも行っている。
       会員向け訴求で人気なのが「無印良品
       週間」での割引だ。2024年は3月~4月、
       10月~11月にかけて2回実施された。
       ネットストアで購入する場合はMUJI.n
       etメンバーに登録、店頭で購入する場
       合はMUJI Passportアプリの提示が必要
       となるが、会員はほぼ全品を期間中に
       10%オフで購入できた。
       (次回ぬ続く)




       無印良品「地域土着化」 new
       売れ筋の中身  連載   7
       無印は高くなったか

       一方、「昔に比べて無印は高くなった」
       という声も聞く。どの商品を指すかは人
       それぞれだが、創業時からのキャッチコ
       ピー「わけあって、安い。」を覚えてい
       る人もいるだろう。同社が近年、一部商
       品の価格改定(値上げ)を進めてきたの
       も事実だ。とはいえ日常使いでは、レト
       ルトカレーは300~500円未満、美容液
       なら2000円程度だ。これらを支持する
       消費者は多く、それも同社の躍進を支え
       ている。
       (次回に続く)




       無印良品「地域土着化」 new
       売れ筋の中身  連載   6
       ピンときた商品業態関係なく買う

                         また化粧品にも力を入れており、美
                         容液や夏の時季には日焼け止めも売
                         れる。これまでなら化粧品店やドラ
                        ッグストアで購入したようなアイテ
                        ムが人気なのだ。現在はビジネス現
                        場や日常生活のカジュアル化がさら
                        に進んでおり、消費者はピンときた
                        商品を買う際には、どの業態かを気
                        にしないようになっている。
                        (次回に続く)




       無印良品「地域土着化」 new
       売れ筋の中身  連載   5
       地域への土着化で売れ筋変化

       カフェ機能を併設したコミュニテ
       ィースペースもある。今年9月13
       日には「無印良品 コープさっぽ
       ろ きたひろしま」(北海道北広
       島市)にオープン。その後、広
       島県広島市や茨城県つくば市など
       にも展開中だ。商品提供は有料だ
       が場所は無料で利用できる。「第
       2創業が始まった2021年に『地域
       への土着化』を掲げて推進して以
       降、スーパー隣接地への出店など
       を進めています。コミュニティー
       スペースもその一環です」(経営
       企画部広報課)地元住民が利用す
       るスーパーの隣に店が増えた結果、
       売れ筋商品も変わった。日用品で
       いえば、水回りのお掃除シートの
       ような消耗品需要も高い。
       (次回に続く)




       無印良品「地域土着化」 new
       売れ筋の中身  連載   4
       食品メーカーとして認知される

       番組の反響は大きく、一時は登場
       商品の注文が殺到したという。「
       日常の食卓をサポートする食品開
       発には力を入れており、冷凍食品
       は国内約300店で展開中。『キン
       パ プルコギ』『かしわめしのお
       こわおにぎり』なども人気です」
       (経営企画部広報課)冷食はこの
       10年で味も品質も向上し、店の味
       に近い商品も増えた。アイテム数
       を増やす同社は食品メーカーとし
       てのイメージも高まっている。
       (次回に続く)




       無印良品「地域土着化」 new
       売れ筋の中身  連載   3
       10品中9品が合格という好成績

       結果は10品中9品が合格という好成績で、
       同社公式サイトには合格した商品「焙煎
       スパイスのごろり牛肉カレー」や「素材
       を生かしたカレー グリーン」などが紹
       介(販売)されている。ちなみに不合格
       は「煮込んでつくるスープパスタの素
       香味野菜とポルペッティ」で、無念の涙
       を流す担当者を上司や同僚が慰めつつ励
       ます姿が印象的だった。

無印良品
カレーの人気商品「焙煎スパイスのごろり牛肉カレー」
と「素材を生かしたカレー グリーン」(写真:良品
計画提供)

       (次回に続く)

       無印良品「地域土着化」 new
       売れ筋の中身  連載   2
       現在50種類以上のカレー展開

       消費者に無印良品について聞くと、
       「レトルトカレーが好き」と答え
       る人は多い。現在は50種類以上を
       展開しており、店の看板商品とな
       っている。11月30日に放送された
       人気テレビ番組「ジョブチューン
       ~アノ職業のヒミツぶっちゃけま
       す!」(TBS系)には同社が初参
       戦。出品したカレーやパスタソー
       ス、スープやコロッケなどの食品
       が試食したプロ料理人の判定を受
       けた。
       (次回に続く)




       無印良品「地域土着化」 new
       売れ筋の中身 新連載   Ⅰ
       最高純益を更新

       かつて衣料や生活雑貨をメイン商
       品としてきた「無印良品」(運営
       は良品計画)は、近年、その横顔
       を大きく変えている。「食品や化
       粧品を買われる方も多く、日常的
       にご利用いただいており、顧客層
       も広がりました」(経営企画部広
       報課)業績も好調だ。国内623店
       (無印良品単独、その他含めて6
       55店)、海外682店(同709店、
       2024年8月現在)と国内外で1300
       店以上を展開。2024年8月期の連
       結売上高は6616億7700万円(前
       年比13.8%増)、純利益415億66
       00万円(同88.5%増)と3期ぶり
       に過去最高純益を更新した。同
       社は、1980年に西友のPB(プラ
       イベートブランド)として誕生
       したが、1989年に西友から独立
       して(株)良品計画を設立。30
       年以上たち、西友時代を知らな
       い人のほうが多い。なぜここま
       で成長したのか。その要因を探
       ってみた。
       高井尚之 経済ジャーナル
       (今回新連載です)




        立ち食いそば、高級そば店どっち new
         が儲かる     最終回     11
        バランスを考える

        たとえば、やや高額帯のお店だと接客側
        の経費(L)はある程度の高さになるため、
        原価率(F)を低くしないと利益は出ませ
        ん。なのに原価率が40%になっていたら
        どうですか? FLR比率は80%を超えて
        当然です。た、同じような価格帯のカフ
        ェでも、加工品ばかり使用している場合
        は仕込みが減るのでLが減り、加工品な
        のでFが高くなります。逆に、ほぼ手作
        りのお店だとLは高くなりますが、Fは下
        がります。手作りなのに原価率が40%を
        超えていたらどうでしょう? さっきと
        同じなのです。
        (今回最終回です)




        立ち食いそば、高級そば店どっち new
         が儲かる      連載     10
        業態を考える

        フルサービスにして接客側を手厚くすると、
        原価率を下げないと利益が出ず、セルフサ
        ービスにすると、労務費を下げる工夫をし
        ないと利益が出ません。このように、FとL
        のバランスは、 業態(同じ食品を売る場合
        の、提供方法や価格帯の違い)を表した数
        字です。ですから、単純にFL比率の合計で
        考えるのではなく、「自分のお店の業態か
        らして、いまのFとLの配分は適正か?」と
        考える必要があるのです。
        (次回最終回です)



         立ち食いそば、高級そば店どっち new
         が儲かる      連載     9
        一定の客数の確保で利益率は変わらない
        逆に、お座敷で2000円を超える天ざるそば
        が出てくるようなお店だと、原価率は25%
        をやや超えるくらいですが、仲居さんや職
        人さんの労務費が35%ほどかかり、合計す
        ると60%ほどだったりします。つまり、一
        定の客数を確保していると利益率は変わり
        ません。
        (次回に続く)


         立ち食いそば、高級そば店どっち new
         が儲かる      連載     8
        FLはどちらも60%

        一方のスタンド式カレー店はどうでしょう? 
        「案内」はなし。「受注」は券売機、「配
        膳」はセルフ。「会計」は終わっている。
        「片付」もセルフ。そう、接客側の人件費
        がかからないのです。これは、そば店でも
        同じです。立ち食いそばだと、原価率が45
        %に近いお店もあります。ただし労務費は
        15%ほど、合計すると60%に収まっていた
        りします。
        (次回に続く)




         立ち食いそば、高級そば店どっち new
         が儲かる      連載     7    
        接客の業務

        いかがでしょうか? わからない場合は、
        下図をヒントにしてください。

出所:『小さな飲食店のお客が減らない値上げ』

        図にあるように、接客側の業務は「案内」
       「受注」「配膳」「会計」「片付」という順
       に行われます。ホテルにあるレストランだと、
       この流れのまま行われます。また、1400円の
       カレーだと、先にサラダとスープ、それから
       カレーを運ぶなど「配膳」が複数回になるこ
       ともあります。
       (次回に続く)




         立ち食いそば、高級そば店どっち new
         が儲かる      連載     6
         売値が倍でも利益が一緒、何故

        老舗の洋食店がありました。このお店
        は、他の飲食店に卸売もしています。
        厨房の奥にコンロがたくさんあって、
        大きな寸胴が並んでいます。中身はカ
        レールーで、作ったルーを寸胴のまま
        軽トラックで配送する、というやり方
        です。
卸売価格は、どのお店に対して
        も同じです。卸売先はいろんな業態で、
        スタンド式店舗(席はあるけど、立ち
        食いそば屋のようなお店)では、その
        カレーを650円で売っています。また、
        ホテルの上階にあるレストランにも卸
        していますが、そこでは1400円で売っ
        ています。どちらもピーク時には満席
        になります。
また、この2店の売値は2
        倍ほど違いますが、営業利益率はほぼ
        同じです。なぜでしょう?
        (次回に続く)




        立ち食いそば、高級そば店どっち new
        が儲かる      連載     5
        FとLのバランスも大切

       たとえば、全体の3%しかない電気代を
       10%削減しても全体への影響は0.3%で
       すが、全体の30%ある仕入れ代を10%
       下げると、全体への影響は3%あります。
       月商300万円のお店がこれを達成すると、
       9万円の利益が生まれます。またFL比率
       は、合計の%も大切ですが、FとLのバ
       ランスも大切です。理解を深めていた
       だくために、クイズです!
       (次回に続く)



 
       立ち食いそば、高級そば店どっち new
       が儲かる      連載     4
       大きく改善できる2大経費

       また、利益が出ないとき、大きく改善で
       きる2大経費でもあります。利益が出な
       いとき、家賃の交渉は簡単ではありませ
       んし、電気代をけちっても大した効果は
       ありません。しかし、仕入れ代や労務費
       の比率を少しだけ下げると、大きな金額
       が動きます。
       (次回に続く)


       立ち食いそば、高級そば店どっち new
       が儲かる      連載     3 
       FLR比率が80%で利益は0です

       また、FLR比率が70%のときに利益が10%
       ですから、FLR比率が80%になと、あなた
       の労務費は出ますが利益はゼロ、85%だ
       と、あなたがもらえるはずの労務費が削
       られて、下手をすると店員より貧乏にな
       ります。この差は大きいです。FLR比率
       という言葉が広まったのは十数年前から
       で、以前はFL比率だけで考えていました。
       なぜ仕入れ代(F)と労務費(L)を合計
       して考えるかというと、これらが飲食店
       の2大経費だから、というのも大きな理
       由です。
       (次回に続く)




       立ち食いそば、高級そば店どっち new
       が儲かる      連載     2   
       FLR比率70%以下なら営業利益10%

       お店が健康かどうかを判断する、一番わ
       かりやすい数字はFLR比率で、これが70
       %以下になっていると、営業利益が10%
       ほどになるとされています。営業利益が
       10%ということは、月商が300万円ある
       と、30万円の利益が出るということです。
       この利益は、あなたの月収ではありませ
       ん。あなたの労務費はすでに引いてある
       ので、それ以外に30万円が入ってくると
       いうことです。
       (次回に続く)




       立ち食いそば、高級そば店どっち new
       が儲かる      新連載    Ⅰ      
       FL比率とFLR比率

       FL比率とかFLR比率という言葉がありま
       す。Fはフード(仕入れ代:原価のこと)
       、Lはレイバー(労務費:社長も含めて
       現場で働く人たちの人件費)、Rはレン
       ト(家賃)です。F(仕入れ代)とL(労
       務費)を足して、売上で割ったものがF
       L比率。それに家賃も足して売上で割っ
       たものがFLR比率です。
       難波三郎 飲食コンサル
       (今回新連載です)



       「  1杯200円~5万円」  new
       広がる珈琲の世界  最終回  21
       多様なラインアップ

       これまで見てきたように、コーヒーは
       関連商品も含め多様なラインナップが
       そろっている。こだわりが強い人にも
       ぴったりの品を見つけることができる
       だろう。

本格的なコーヒー焙煎機として人気が高い「プロバット」も
展示されていた(筆者撮影)
       (今回最終回です)




       
      「  1杯200円~5万円」  new
       広がる珈琲の世界  連載  20
       テイクアウトしやすいバッグ開発

       これ以外にも容器の側面を固定して、
       “コーヒーのテイクアウトがしやすい
       バッグ”を開発した「OTOHEI」(本社
       :熊本県熊本市)などユニークな商
       品もあった。 
       (次回最終回です) 


          1杯200円~5万円」  new
       広がる珈琲の世界  連載  19
       通販は別加工にしている

       田中氏は、コーヒー焙煎工場長も兼任す
       るが、同工場では1日300~600キロのコ
       ーヒー豆を焙煎し、びっくりドンキーな
       ど自社グループのレストラン向けに供給
       してきた。今回のような通販向けは別工
       程で製造している。

「タップルート コーヒー ロースターズ」のブース
。左奥が田中氏(筆者撮影)

        (次回に続く)


       1杯200円~5万円」  new
       広がる珈琲の世界  連載  18
       創業者の思い入れで

                       「当社の創業者で、びっくりドン
                       キーを立ち上げた先代社長の庄司
                       昭夫が、もともとコーヒーへの思
                       い入れが強い人でした。そうし
                       たDNAもあり、2002年に自社のコ
                       ーヒー焙煎工場を創設。以来、高
                        品質なスペシャルティコーヒーに
                       こだわってきました。2022年に工
                       場操業20年を迎えたのを機に、新
                       たなブランドを立ち上げたのです」
                       事業の責任者である田中健太氏(
                       タップルートコーヒーロースター
                      ズ ヘッドロースター)はこう話す。
                         (次回に続く)




      1杯200円~5万円」  new
      広がる珈琲の世界  連載  17
      チェンー店からできたブランドも

      「タップルート コーヒー ロースター
      ズ」(TAPROOT coffee roasters/本
      社:北海道札幌市)は2022年から3
      年続けて出展、今回はブースを拡大し
      た。例えばブースで試飲もできた「エ
      チオピア ガルガリグティティ スーパ
      ーナチュラル」は浅煎りの焙煎豆(10
      0グラムで1520円)。飲み頃は焙煎日
      から1カ月を過ぎたあたりという。タ
      ップルートは、ある飲食店チェーンの
      コーヒー焙煎工場から誕生したブラン
      ドだ。
      (次回に続くZ9




       1杯200円~5万円」  new
        広がる珈琲の世界  連載  16
      他社にない機能とデザイン

      同社の三上正夫社長はこう話す。手
      頃な価格帯は中国で現地生産するのもあ
      る。もともと機械工業系商社の中国駐在
      員を7年間務めた三上氏が2007年に個人
      起業。前職とは勝手が違う一般消費者向
      け商品や販路に試行錯誤しながら事業を
      軌道に乗せた。「NHKやテレビ東京の番
      組でも取り上げられ、商品の認知度が高
      まりました。他社にない機能とデザイン
      を兼ね備えた商品を提供したいと思って
      います」(同)
      (次回に続く)




       1杯200円~5万円」  new
        広がる珈琲の世界  連載  15
      手ごろな価格のコーヒーメタル

      コーヒー関連では2016年に発売した「カ
      フェメタル」(3300円)も人気商品だ。

手頃な価格帯の「カフェメタル」(写真:マックマー提供)

       「ペーパーフィルターを使わずに繰り返し
       て使えるオールステンレス製のコーヒード
       リッパーで、ほとんどのマグカップに
        直接のせてドリップできます。従来の金
       属フィルターの難点だった出来上がりの
       コーヒーに混ざる微粉を極限まで低減し
       コーヒー本来の油分(旨み)をしっかり抽
       出するのも特徴です」
       (次回に続く)




        1杯200円~5万円」  new
        広がる珈琲の世界  連載  14
        手ごろな価格の器具も

        手頃な価格帯の器具として「マックマー」(
        本社:東京都中央区)の商品もあった。
        今回披露してもらったのが「ティープッシ
        ュ」(3300円)だ。茶こしの中でじっくり
        蒸らせ、茶葉に合わせて蒸らし時間を調節
        できるという。

「ティープッシュ」での淹れ方を実演してもらった(筆者撮影)

        緑茶飲料の宣伝文句には、よく「急
        須で淹れた味」というのがあるが、
        自宅に急須がない人も多い。同商
        品は緑茶、紅茶、ハーブティー、
        中国茶なども抽出できる。
        (次回に続く)



        1杯200円~5万円」  new
        広がる珈琲の世界  連載  13
        経営や流通は変えていかないと
        伝統も維持できまない

        若い世代には東京藝術大学大学院を
        修了した女性職人もいる。「伝承と
        伝統は違います。技術は伝承してい
        くが経営や流通は変えていかないと
        伝統も維持できません」と話す玉川
        社長。同社は世界的なブランドとの
        コラボ事業も行っている。
        (次回に続く)




        1杯200円~5万円」  new
        広がる珈琲の世界  連載  12
        お茶もコーヒーも手淹れする文化

        「お茶もコーヒーも手淹れする文化を
        持つ中華圏や日本の方が買われます。
        顧客層は中華圏の方が約5割、GINZ
        A SIX(東京都中央区銀座)の直営店
        では同7割になっています」同社の玉
        川基行社長(7代目)はこう話す。6
        代目の実弟で叔父にあたる玉川宣夫
        氏は木目金の第一人者で人間国宝で
        もある。現在は21人の職人のうち3割
        が女性。
        (次回に続く)




        1杯200円~5万円」  new
        広がる珈琲の世界  連載  11
        コーヒー器具の名品

        コーヒー器具で目を引いたのが、玉
        川堂(ぎょくせんどう/本社:新潟
        県燕市)のコーヒーポットとドリッ
        パーだ。1816年創業の老舗で“鎚起
        銅器”(ついきどうき)製作を行う
        。やかんや急須などを製造してきた
        がコーヒー関連にも進出した。鎚
        起銅器とは、鎚(つち)で打ち起
        こし、銅板から作る立体製品のこ
        とで、燕市の伝統技術だ。完成品
        まで時間を要し、職人による手作
        りなので価格も高い。コーヒーポ
        ットは20万円台が多く、コーヒー
        ドリッパーは4万5000円+税とな
        っていた。上質なコーヒータイム
        に映える商品だ。
        (次回に続く)




        「1杯200円~5万円」  new
        広がる珈琲の世界  連載  10
        おうちカフェ増える

       コロナ禍を経て人々の生活習慣も変化
       した。そのひとつが自宅での飲食をよ
       り重視するようになったことだ。飲酒
       では「イエノミ(家飲み)」、喫茶で
       は「おうちカフェ」も浸透し、それを
       意識した商品も発売されている。10月
       9~12日、東京都江東区にある東京ビ
       ッグサイトで「SCAJ2024」が開催さ
       れた。
       (次回に続く)



       「1杯200円~5万円」  new
        広がる珈琲の世界  連載  9
       手ごろな価格もある

       一方で手頃な価格帯もある。看板商品
       の深煎り「将軍珈琲」のカップオンは
       200円台だ。「コーヒーの世界はワイ
       ンの世界に似ている」と話す関係者は
       多い。さまざまな意味合いが込められ
       ているが、商品の価格帯が幅広く、そ
       の時の気分や予算に応じて楽しめるの
       もあるだろう。
       (次回に続く)




        「1杯200円~5万円」  new
        広がる珈琲の世界  連載  8           
         種類豊富

        例えば「ゲイシャハンター」(1杯ど
        り1個520円)はパナマ・コロンビア
        ・エチオピアのブレンド豆。「パナ
        マゲイシャ エスメラルダ」(同750
        円)は同国の人気農園であるエスメ
        ラルダ農園産で競合店も取り扱う品。
        1万円を超える「ベスト オブ パナマ
        」の商品はコーヒーオークションで
        落札された豆を焙煎した限定品だ。
        (次回に続く)


        「1杯200円~5万円」  new
         広がる珈琲の世界  連載  7
        パナマデイ一番のげゲイシャ落札

        「ゲイシャはフルーティーな味わいが
        人気の高級品種で、当社社長の鈴木太
        郎が2009年からパナマで1番のゲイシ
        ャを決めるコーヒーオークションで1
        位の豆を落札してきました。近年は
        ブランドとして浸透したのを感じま
        す」(商品管理部課長の川﨑敦史氏)
        (次回にtづく)


         「1杯200円~5万円」  new
         広がる珈琲の世界  連載  6
        カップオン(1杯どり)5万円も

        毎年、同展示会やバリスタ競技会で存
        在感を発揮するのが「サザコーヒー」
        (本社:茨城県ひたちなか市)だ。「
        パナマゲイシャ」(パナマ産のゲイシ
        ャ品種)を日本に広めた会社であり、
        今回もさまざまなカップオン(1杯
        どり)や焙煎豆が展示されていた。

ゲイシャ系のカップオン(1杯どり)商品。価格は400~
5万円まであった(筆者撮影)

          (次回に続く)


         「1杯200円~5万円」  new
         広がる珈琲の世界  連載  5

         焙煎士で店も運営する

         もあり、地元の松本市ではコーヒ
         ー店を運営する。そのひとつ「珈
         琲茶房 かめのや」は2016年オー
         プン。地元民から愛された老舗喫
         茶店「翁堂茶房」を斉藤氏が引き
         継ぎ、リノベーションした。「実
         店舗がある信頼性もあって、2021
         年から販売するこの商品も関心が
         高いです。コーヒーにこういう入
         口があるのも知っていただきたい
         ですね」(九蘭氏)
         (次回に続く)



  
         「1杯200円~5万円」  new
         広がる珈琲の世界  連載  4   
         今回はSTRAWBERRYとBANANAが
         人気
        「近年の浅煎り人気にも応えたフル
        ーツ感のある商品です。看板商品は
        信州産のリンゴを使ったAPPLEです
        が、今回反応がよかったのはSTRA
        WBERRYとBANANAでした。今まで
        にない味わいとして関心を持ってい
        ただいたようで、若い世代の方が多
        く購入されました」と専務取締役の
        九蘭滉太(くらん・こうた)氏はこ
        う話す。 
        (次回に続く) 


        「1杯200円~5万円」  new
        広がる珈琲の世界  連載  3
        コーヒーと果実の組み合わせ

       「アルプスコーヒーラボ」(Alps coffee
        lAb/本社:長野県松本市)が展示して
       いたのはパッケージにさまざまな色×
       果物をあしらったコーヒーだ。「コーヒ
       ー生豆を副材の果物や果汁に漬け込み
       発酵させた」という。果物系は、ブラ
       ジル産コーヒー豆に地元・信州産リン
       ゴの果汁を漬け込んだ「APPLE」や「
       STRAWBERRY」(ブラジル産コーヒー
       豆+ラム酒+イチゴの果汁)、「B
       ANANA」(コロンビア産コーヒー豆+
       バナナの果肉と果汁)などがある。他
       に「LEMON」(ケニア産コーヒー豆
       +レモン果汁)や「ORANGE」(ブ
       ラジル産コーヒー豆+オレンジ果汁)
       もあった。
       (次回に続く)




        「1杯200円~5万円」  new
         広がる珈琲の世界  連載  2
         玄智を紹介

        筆者も現地に足を運び視察した。今回
        はその中から興味を引いたコーヒー豆
        や器具を中心にいくつか紹介したい。

器具の使い方を聞く来場客。SCAJは若い世代が多い
のも特徴だ(筆者撮影)
     (次回に続く)




     「1杯200円~5万円」  new
     広がる珈琲の世界 新連載  Ⅰ
     コロナ禍をへて家で楽しむ新党

     コロナ禍を経て人々の生活習慣も変
     化した。そのひとつが自宅での飲食
     をより重視するようになったことだ。
     飲酒では「イエノミ(家飲み)」、
     喫茶では「おうちカフェ」も浸透し
     、それを意識した商品も発売されて
     いる。10月9~12日、東京都江東区
     にある東京ビッグサイトで「SCAJ2
     024」が開催された。
     高井尚之 経営コンサル
     (今回新連載です)
     




      鳥貴族「値上げ」も売上激増  new
      海外へ攻勢   最終回   13
     焼き鳥文化を世界に

     出店を進めるうえでは、人手不足
     の中で採用を強化し、人材育成を
     進めることも重要だ。海外では食
     材など調達網の構築も課題になる
     。大倉社長は決算会見で、中長期
     で人材基盤の強化に取り組む点に
     加えて「焼き鳥文化を世界に広げ、
     焼き鳥を世界言語にしていく」と
     宣言した。国内では圧倒的な存在
     感を誇る鳥貴族は、海外でもブラ
     ンドを確立できるか。今後3年は
     企業として一段の成長を試す勝負
     どころになる。
     (今回っ最終回です)




      鳥貴族「値上げ」も売上激増  new
      海外へ攻勢    連載   12
     高級焼き鳥の業態の蓄積

     今後の店舗網拡大のカギとなるのは、
     中・高価格帯のブランドの展開だ。
     5月に高級焼き鳥業態「焼鳥 市松」
     を運営するAO社、「焼とりの八兵
     衛」を運営するhachibei crew社と
     それぞれ業務提携を結んだ。この2
     社は海外にも出店している。業務提
     携を通じて、高価格帯ブランドの開
     発と運営のノウハウを蓄積する考え
     だ。
     (次回ん最終回です)


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