わくわくおさんぽ日記

ご近所の田んぼや公園の散歩で出会ったユニークな生き物たちの姿を写真で! 虫好きな方、コメントを待っています!

四国遍路区切り打ち12回5日目 第86番志度寺、第87番長尾寺へ

2016年12月10日 | 四国遍路
11月27日(日)6時起床窓の外は

今日は長尾寺までなので時間は余裕
「六万寺」への行き方を女将さんに教えてもらった

いっこうに小雨にならない雨の中、雨具着用、傘をさし、出発
八栗寺で今日の遍路歩きの安全を祈願
145号線を下って


遍路道に入って
雨の六万寺到着






誰もいない、
女将さんの話によると、八栗寺より由緒あるお寺だそうだ

再び国道11号線
志度寺への道

10時45分 道の駅 源平の里むれでお手洗いを借り、休憩


遍路道の道しるべなどを作った真念の真念堂があったが、改修工事中

海鮮食堂じゃこやでじゃこ丼食べてみたかったけれど、
ちょうど日曜日で親子連れなどがたくさん並んでいるし、
濡れた雨具で店内に入るのは迷惑かと諦めました

11号線から外れ、再び遍路道へ入ると
平賀源内邸と看板




ホルトノキ






中を覗くと、源内先生の像が


志度寺奥の院 地蔵寺


第86番志度寺 仁王門 12時着

仁王像と大わらじ 仁王像は運慶作

まず、納経所へ行き、リユックを預かってもらい、濡れた雨具も脱ぎ、傘だけでお参りに向かう
境内は雨で水たまりができ、土の上を選んで歩く

創建は推古天皇三十三年 八十八か所の中でも最古
雨が降っていかなかったが、本堂裏手には志度湾の海が広がっている

本堂

本尊:十一面観音菩薩
ご詠歌:いざさらば今宵はここに志度の寺 祈りのこえを耳にふれつつ

大師堂


五重の塔


納経の後、納経所でしばらく休憩 テーブルと椅子があるのでありがたい
ここで長尾寺遍路道途中におばさんの家があるので、おばさんへ☎
ちょうど今日は法事で私のいとこも来ているとのこと。
忙しいから遠慮しようと思ったが、ぜひ寄ってほしいと言われたので寄ることに

長尾寺 奥の院 玉泉寺


雨に濡れて紅葉が冴えて美しい


おばさんの家では中学の頃会ったきりのいとこと再会
おじさんになったなぁの印象。私もおばさんになりました
子どもさんとタイからホームステイをしている女の子も

おばさんは、この地に嫁いからお遍路さんが通ったら、手を合わせたそうです

ケーキやお菓子をごちそうになりました(^▽^)/
ありがとうございました

つかの間、くつろげた時間でした

またまた、雨具を着て





4時10頃 遍路宿あずま屋旅館 到着
長尾寺山門の目の前にあります

着いたらすぐにずぶぬれの運動靴に新聞紙を入れ、部屋のストーブに前に
泊り客は私一人
私一人の為にゆったりした広ーいお風呂を沸かしてくれました
ありがとうございます

夕食

汁椀の中はかけうどんが
讃岐うどんの出汁、おいしー


今日の歩行距離
17キロ

志度寺を出て信号を渡ったお接待所ではお世話になりました
雨の中よく歩きました

明日はいよいよ結願八十八番大窪寺へ
八十八番大窪寺に到着したらどんな気持ちになるのでしょう?

香川県東讃は私が生まれ、22歳頃まで過ごした故郷です
親類がたくさん住んでいますし、
小さい頃、いとこたち4,5人で三木町から山越えをし、志度の街へ行った思い出があります。
ちょっとしたスタンドバイミーですね
いとこたちに連絡を取りたくなりました

明日が楽しみです




















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四国遍路区切り打ち12回4日目高松栗林から84番屋島寺、85番八栗寺へ

2016年12月09日 | 四国遍路
11月26日 6時起床 
BHパークサイド高松 7時朝食 

7時46分 今日も元気

琴電長尾線

香川に住んでいたころはよく利用していました(^▽^)/
懐かしい~

オナガガモの集団


屋島がきれいに見えてきました

詰田川河口? 国道11号線遍路道は最初に詰田川、春日川、次に新川を渡ります

交通安全案山子

案山子さん、ありがとう

潟元駅を過ぎいよいよ
屋島小学校横辺りから屋島寺へ向かって登りです

ミカン畑


屋島寺へ

丁石 13丁

のぼりが続くけれど、きれいな石畳 近人の散歩コースにもなっているようです


昔の遍路はわらじを履き、こんないい道ではなかったはず
私たち歩き遍路が登りやすいように遍路道を補修したり、整備して頂き、本当に感謝です

第84番屋島寺仁王門着 10時 標高284m

屋根のような形をしているから屋島。上は台地
台地は周遊でき、展望台やお土産屋さん、子ども連れ親子で賑わう水族館などがあります

本堂 本瓦葺

本尊:十一面千手観音菩薩
ご詠歌:あずさ弓屋島の宮にもうでつつ 祈りをかけて勇むもののふ



太三郎狸を祀る蓑山大明神




大師堂


十一面観音、


屋島寺境内


展望台から高松市、瀬戸内海の島々を望む






桃太郎茶屋

昼食は餡餅雑煮 香川県の雑煮はこれ(^▽^)/


香川県の方言


桃太郎茶屋内展示


血の池

源平合戦時、源氏の武将が血の付いた刀を洗った池

アベマキのどんぐり


壇ノ浦古戦場 正面は八栗寺がある五剣山


第85番八栗寺へ向かって遍路道へ 12時


急な下り

ゴロゴロ石があり、昔の遍路道



牟礼町に下りてきました
ヒメアカタテハ

成虫越冬

安徳天皇社 13時 下りてきました




菊王丸の墓




オナガガモ


ヒイラギ

若い木は葉っぱに棘棘があるけれど、樹齢が行くと葉っぱも丸くなる
人間もおなじ

クコの実

食用や漢方に利用される

庵治町

石の街

山田屋うどん

帰郷した時に亡父らとうどんを食べに来たのを思い出します

干していました

何にするんだろう?

石の資料館

展望台から屋島を観る

資料館内

石切り

子どもさんの工作教室で作る作品見本

可愛いな。私も作りたーい

八栗ケーブル乗り場

私は鳥居をくぐり遍路道へ

仁庵(じんあん)

美味しいお接待ありがとうございました

岡山からの区切り遍路を親子で歩いている女性と仁庵の女主人 岡山女性のお父さんが撮ってくれました(^▽^)/
親子仲良くていいですねぇ

仁庵を後にして遍路道登り15時12分


黄葉


登ってきました15時28分
お迎え大師


高松市内を望む


第85番八栗寺 仁王門 15時30分 H230m


本堂

本尊:聖観世音菩薩
ご詠歌:煩悩を胸の智火にて八栗をば 修行者ならでたれか知るべき

五剣山と屋島は壇ノ浦を挟んで調度向かい合う位置にある
今は4つの峰が見えるが、地震で崩れる前は5つあった

五剣の名はこの地で弘法大師が修業をしていた時、5本の剣が空から降ってきたという話からきている
また、大師が埋めた8個の焼き栗から芽が出し、成長したので八栗寺

女の子とワンちゃんもお参り


大師堂






遍路宿 岡田屋は山門の中に入り、境内に中に
江戸時代からの老舗遍路宿
お土産屋さんも営業 ご主人が亡くなり、今は一人で切り盛りしているそうです


夕食

美味しかったです

今日歩いた距離
17キロ
天気が良く、屋島からみた瀬戸内海の眺めは最高
明日は雨の天気予報

いつもお天気がいいとは限らない、雨の日も風の日もお遍路はとにかく歩きます

















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四国歩き遍路区切り打ち12回3日目 82番根香寺から83番一宮寺へ

2016年12月06日 | 四国遍路
11月25日 6時起床
ぐっすり寝て、5時半の目覚ましが聞こえなかった
6時半の朝食を終え

6時52分

食堂から瀬戸内海に登る朝日を📷

宿の女将さんに三重からいらした女遍路の方2人と私、車で根香寺まで送ってくれました

昨日見落とした
牛鬼

かつてこの山に住みつき、悪さをした怪物。
山田蔵人高清という弓の名人が退治し、寺に角を納めたとのことで、
寺には今もそれと言われる角が残っているそうです

7時30分、
三重からいらした2人組女遍路の方とおしゃべりをしながら鬼無へ向かって出発
途中まで歩いて、なんか変
一人が言い出し、違う道(江戸遍路道)を歩いていることに気が付き、女遍路小屋まで戻り
正しい道を歩く



リュウノウギク


だいぶ下りてきて民家も見られるようになりました

畑にたくさんの案山子

11時鬼無駅到着
三重からの区切り打ち女お遍路さん2人はここから三重に帰ります
ここでお見送りをしました

鬼無(きなし)は昔、この地で鬼(が暴れまわっていました
ここに立ち寄った桃太郎が鬼を退治した桃太郎伝説があります

鬼無駅でポスター発見

満濃池でウィンターファンタジー、今夜「行きたーい」と思ってよく読むと、
土日祝日とクリスマス、お正月だけ
残念

鬼無駅からは一人で83番一宮寺へ

これは昔の石灯籠?


ヒドリガモ?


顎無地蔵尊


お遍路休憩所があったー

今までで一番清潔できれい(^▽^)/

梅シロップと🍬

アルカリイオン水とかも置いていたような
美味しくいただきました

ありがとうございました

オリーブの実


かりん?


ミカンの種類


昔の道しるべ



第83番一宮寺 仁王門 12時着


仁王門下のコンクリートにはトンボが


本堂

本尊:聖観世音菩薩
ご詠歌:讃岐一宮の御前に仰ぎきて 神の心たれかしらいう

大師堂


すぐ隣の田村神社へ
大きな神社です


本殿


調度七五三のお参りの方達で賑わっていました

娘3歳の七五三の祝いは、今は亡き私の両親達とこの神社でさせて頂きました。
再度この神社に来ることがあろうとは、それも一人で
懐かしいなぁ~
娘はたいした病気もせず、元気な一人前の大人になりました。
感謝





昼食は源平うどん



400円 うれしい値段(^▽^)/

一宮寺から瓦町まで7K
172号線をひたすら歩きました

瓦町駅到着― スターバックスで一休み

昔よく出かけた瓦町駅はビルになり、周辺の建物もすっかり変わっていました。

瓦町BH予約できていると思って瓦町まで歩いたのに、予約できていなくて、
またまた栗林にあるパークサイド高松BHに泊まることに

琴電で栗林公園駅へ


夕食はパークサイド高松BHで紹介された焼き鳥屋「子子子」(ねねね)

トマトサラダ300円、親鳥パリパリ焼き800円 ごはん200円
親鳥のパリパリはかみしめがいがあり、なななか食べられなくて大変でした。
何人かで分けて食べるといいかもね

今日歩いた距離19K位 
明日はいよいよ東讃、屋島寺へ。私の故郷だー

だんだんと残り少なくなる札所お寺

ゆっくり、じっくり、遍路道を楽しみながら歩きましょう












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四国歩き遍路区切り打ち12回2日目 81番白峰寺、82番根香寺へ

2016年12月05日 | 四国遍路
11月23日 6時起床
夜のうちに雨は止んだようです 香川は 
千葉は今日の知らせ 観測史上初

朝7時からビジネスホテルで朝食
8時3分発JR栗林公園北口駅→高松駅乗換→JR国分駅着8時36分
国分駅から歩き出発

正面が五色台


五色台は白峰、赤峰、青峰、黄峰、黒峰に分かれています

白峰寺は白峰に、根香寺は青峰にあります

いろいろな遍路シール

これがあるおかげで今まで無事に歩けました
「ありがたい」シールです

ノグルミ


だいぶ上がってきました


リュウノウギク




ツリバナ? マユミ?


ヤマガラ


晴れていると、四国山脈、剣山なども見えるそうです 10時18分


晴れてきました


遍路道は、カラフル落ち葉の絨毯 


越冬中のウラギンシジミ

仲良く並んで 夫婦かな?

ツルウメモドキ

持って帰りたーい

モミジのトンネルを抜けて






第81番白峰寺着11時22分 標高280M


モミジがきれい


本堂

本尊:千手千眼観自在菩薩
ご詠歌:霜さむく露白妙の寺のうち 御名を称(とな)うる法のこえごえ
崇徳上皇 白峰御陵上円下方墳等、上皇の冥福を祈る石塔や石灯篭などが多くみられる

大師堂













紅葉の下で昼食

今度は青峰根香寺へ


シロダモ

実と花が同時についている

五色台で観られる鳥



落ち葉の絨毯さくさくと 一歩一歩根香寺へ

閼伽井



水は見当たらないのですけど・・・・

丁石33丁

後3.597K 
わらじを作ってみました



足尾大明神



高松港の向こうに屋島が見えてる

第82番根香寺山門 14時40分着 標高365M


仁王門を抜けると、長ーい石段が


1600年と言われるケヤキ


智証大師円珍がこの地に来た時、ケヤキの樹下に白猿を連れた翁、山の鎮守山王権現の化身が現れた
智証大師はこの霊木で千手観音を刻み、本尊とした 
この霊木が根までも香り高かったため、根香寺とした

石段を登り切り、観音菩薩小像がびっしり並ぶ回廊を左へ行くと本堂が

本尊:千手観音菩薩
ご詠歌:宵の間の妙降る霜の消えぬれば あとこそ鉦の勤行の声

大師堂


今夜の宿泊「巡彩庵」は180号線を瀬戸内海方面へ下ります
15時30分

途中 絶景


4時 遍路宿 巡彩庵着


女将さん一人で切り盛り
70歳を超えているそうです

巡彩庵部屋からの眺め

各部屋和室にお風呂(温泉)、トイレ付

夕食

揚げたてのてんぷらがおいしー

今日歩いた距離14K
ゆっくりと紅葉を愛でながらの遍路旅
幸せをかみしめながらの歩きでした 

自然に、
私の周りの人たちに、
そして四国の人々に 感謝




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四国歩き遍路区切り打ち11回4日目 75番善通寺、73番曼荼羅寺、74番甲山寺、76番金倉寺、77番道隆寺、78番郷照寺

2016年11月07日 | 四国遍路
善通寺宿坊5時起床
6時からの朝のお勤めに参加。ちなみに夏は5時半からお勤めが始まります
20人ぐらい参加で外国の方もおられました。最後に皆で般若心境を読みます。
住職(?)の方の話(ここ一番時は力を抜け)いいお話をしていただきました。
最後に真っ暗い回廊巡りでした
みんなが連なって歩いているので、ぜんぜん怖くない
これがひとりだったら、怖いだろうなぁ

7時半宿坊出発

75番善通寺仁王門


我住まばよもきえはてじ善通寺 深き誓いの法のともしび
善通寺は弘法大師生誕所

豪族だった父の佐伯田公から譲り受けた邸の跡地に、唐の八霊場の土砂をまき、
建物は恵果和尚から密教のすべてを伝授された、唐の青龍寺の伽藍を模した。
寺号は父、田公の法名「善通」から取られた。

真言宗三大霊場「和歌山の高野山」「京都の教王護国寺(東寺)」「香川善通寺」の一つ。

五重塔


樹齢1000年以上のクスノキ


本堂

本尊:薬師如来

大師堂




南門からタクシーに乗り、曼荼羅寺へ 3.8K(1100円ぐらい)

72番曼荼羅寺山門


わずかにも曼荼羅おがむ人はただ ふたたびみたびかえらざらまし

本堂

本尊:大日如来

大師堂



74番甲山寺へ 遍路道シール


ヨメナ?


74番甲山寺 山門


十二神みかたにもてるいくさには己と心 かぶと山かな

本堂

本尊:薬師如来

弘法大師の故郷
満濃池修築の報奨金の一部を充てて寺を開創
工事の成功を祈願して刻んだ薬師如来像を本尊とした

毘沙門天尊


大師堂


番外「仙遊寺」は工事中

再び善通寺に戻ってきました

カタパンの店 熊野製菓店

3種類買ってしまったー 
固いです でもおいしいですよ


空海祭りのぼり 10時40分


11時31分 
76番金倉寺 仁王門


まことにも神仏僧を開くれば 真言加持の不思議なりけり

本堂

本尊:薬師如来

大師堂


昼食は
讃岐うどん「香の香」


釜揚げ おいしーよ

一緒におはぎも食べてしまいました

親子の案山子


道隆寺山門 到着13時41分


ねがひをば仏道隆に入りはてて 菩提の月をみまくほしさに

本堂

本尊:薬師如来
各地観音霊場の本尊など255体が並ぶ

大師堂


途中、今夜の宿泊地アパホテルにリュックを預け、身軽になって次の78番郷照寺へ

丸亀城を右に見ながら


土器川のむこうは讃岐富士の「飯野山」?


16時10分
大吉地蔵


釣鐘と龍神様


本堂

本尊:阿弥陀如来

踊りはね念仏申す道場寺 ひょうしをそろえ 鉦をうつなり

大師堂


きれいなお庭


今回はこれで打ち止め

宇多津駅まで歩き、駅からリュックを預けたアパホテルがある丸亀駅へ
電車に乗るとあっという間

丸亀駅近くで夕食


今夜は贅沢夕食



スゴイでしょう(^▽^)/ おいしかったよー

アパホテル部屋


私の部屋は6Fでしたが、9階に大浴場、コインランドリーがあります。
宿泊代4500円

香川は私の故郷
明日は、香川に住んでいる姉と高松で落ち会い、妹の住んでる岡山へ行きます
姉妹3人で会っておしゃべりです
すごく楽しみ

お遍路はあと少し、なんか寂しいなぁ
一度お遍路をすると、また回りたくなって、戻ってくると、民宿岡田屋さんのご主人が言っていました
だから皆さん、青や赤、錦などの納札を持っているんですねぇ
私はどうするんでしょう
























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