ローワン・ジェイコブセン著を読んでいる。2009年初版なので新しい本では無いのだが 面白い。サラバ!なんか比較にならんほど面白いのだが。まだ半分くらいなので あれだが 今のところは環境ホルモンと農薬あたりの内容である。モンサント マリー・モニク・ロバン著よりは地味だが 興味深い。モンサントはあたしも欲しいのだがいかんせん古書でも3000円超えてるので手が出ない。本書は すさまじく安くで手に入れたので あまり期待していなかったのだが申し訳ないくらいに面白い。あたしもヒッピームーヴメントの洗礼をうけているので 物質文明には疑問を持ってるのだが・・と言いながら 本だのCDだのバイクだの・・と物欲まみれなので えらっそーなことは言えないのだがw 半分読んで ああこの本は友人に読んでもらいたいな・・と思うのだが いかんせん硬い本で読みやすくはない。先日 森見登美彦氏の代表作を贈ったのだが パラパラ見たけど興味がわかない・・と言われたので 本を贈るというのは自己満足に満ちた世界なのだなぁ・・とつくづく思った次第である。まあ友人は栄養士さんなんで こういう分野には多少関心があるかな?とは思うのだが まあ読んではもらえないだろうな・・とw 激安ではないが高くも無いので 贈っちゃおうか・・とも思ったのだが まあゴミを増やしても申し訳ないしなぁ・・と迷ってる。沈黙の春 レイチェル・カーソン著なら もう古典だし値段もこなれているのでいいかなぁ・・とも思うのだが。図書館で借りられる人は モンサントと沈黙の春 本書を読んでいただけると嬉しい。いずれも良書である。我々がいかに何も知らずに食品を口に入れてるか?と思うとぞっとするよ。あーでもあたしは環境保護べったりじゃないんだよね。環境保護名目に2ストロークのバイクが潰されちゃったが 未だに不満である。あんな面白いものを 環境負荷が・・なんて理由で潰しやがって・・と思うと腹立たしいのであるw トヨタがガソリン安を背景に アメリカで大型ピックアップやSUVを増産しようと舵を切ったが プリウスがエコカーから外れたから 環境なんかどうでもいいから儲けようという姿勢には企業としてのポリシーが感じられなくて すこぶる不快である。まあトヨタ レクサスも含めて醜い車ばかり作ってるのは そういう企業風土があるのだなぁ・・とうんざりするのである。環境より高く売れる車・・て資本主義なんだからいいんだけど エコだ!環境にやさしい会社だ!と 言いながら見えないところで環境汚染してるのは おまえそれは違うだろ?と言いたい。
まあ シリーズ最悪の出来であったとしか言えない。シナリオの貧弱さとオチが無いのと売らんかなのメディアミックスが複合して なんじゃこれは?・・であった。フロンティアのサテライトの巧さに舌をまいてたのだが これはあまりなんでも酷すぎる。もう放映中から ワルキューレ(英語読みではバルキリー つまりVF-1なのだが)を実体デビューさせてみたり 歌は兵器・・とか言いながらまるでAKBだし 散々待たせたVF-31ジークフリードの超合金は泣きたくなる出来だし。VF-25メサイアまでは なんとか無駄の無い変形をさせてたのだが VF-31は前進翼でデザインしたせいか バトロイド変形すると いらんものが変形できなくて背後にぶらさがる。おまけにカラーリングが空自のブルーインパルスみたいだし最低である。初代VF-1の変形は見事で無駄な部分が何も残らずに変形できた(力学的におかしな話は山ほどあるとしてもだ)ので 勢い余って超合金VF-1Jを3機も買っちゃったのだが。まあ今考えると設定に無理があるよなぁ・・と思う。そもそもゼントラーディと格闘戦やるわけでもないのに なぜにバトロイド形態が必要なのか?とか意味の無いガウォーク形態ていらないんじゃない?とか。まあF-14Tomcatのオマージュ(もう全機退役済み)なのはいいが 無理に変形させようとするから話がおかしくなる。宇宙空間で翼はいらんしバーニャ無しでどう姿勢制御できるのか誰か説明して欲しいもんだ。それにあのすさまじい量のミサイルはどこに積んでる?エースコンバットじゃないぞw ドラケンⅢだって同じだ。更には あの空中騎士団の制服はなんだ? あれじゃトイレにも行けんが・・ドラケンⅢの魔方陣も勘弁して欲しい。終わったんだかまだ続くのかわからん最終回はもう問題外。商業主義に走ると いかに魅力的な設定でも大コケするっていい見本である。ビッグウェスト間抜けねー
過去の放送からロータスエリーゼのフェイズ1だったのだが正直そそられる。 一時期これのフェイズ2を買おうと色々調べてたのだが 結局断念しちゃったわけで。なぜにフェイズ2かというと エアコンがつけられる。エンジンがトヨタの2ZZ。不安要素がフェイズ1に比べると少ない(壊れないってわけではない)というので本気で検討してた。頑張ればなんとか買える650万・・だけど結局めげちゃった。すさまじく面白いのだが まず荷物が載らない。ホンダのS660ほどではないのだが リアセクションのエンジンの後ろに簡易な仕切りがあって まあ多少の荷物は載るのが バイクと大差ない。おまけにエンジンの熱で程よく熱せられるわけで。これが一番の問題だったのだが 特徴的なアルミバスタブ型のシャーシを使うので フロントとリアセクションのカウルがFRP一体になるのだが これの着脱だけで片方で20万以上する。リアはサービスリッドはあるものの重整備はカウルの脱着がいるわけで整備性が悪すぎる。フェイズ1はヨーロッパ譲りの丸目でいいのだが MG-Fに積んでたローバーのK型なので不安がある。で フェイズ2なのだが エアコンの設定はあるもののほとん効かない・・て話が耳に入ってくるともういけない。そもそもあの顔が嫌いなのでフェイズ1まあ111だが こっちに興味が向いてるわけ。690キロの車重に122PSもう楽しく無いわけないよね。フェイズ2は200キロほど重いのでもう完全候補外。160キロ超えると フロントの接地感が落ちるって言われてるが充分だしなぁ。世の中のカーマニアと呼ばれてる人はフェラーリだのランボルギーニだのポルシェだの言うわけだが 一度整備に入れると100万飛ぶというのは 知人がF40なんて化け物を持ってるので知ってる。どんんだけ潤沢な資金があろうが そんだけあったら京都に部屋買うわい・・と思う。どうせ似合わないし 維持もできないだろうし 何より旅する車になり得ない・・というのが どーでもいい理由である。スーパーカーって眺めてる分にはいいのだけどね。維持するのにすさまじく金かかるし そもそも旅に出るだけの荷物が積めない。初めて308GTBを見た時に ちっちゃ・・と思ったのだが エリーゼと比べたら大きいし。うちの車屋さんがウラカン扱ったとか言ってたが1800万だし・・知人のF40 4000万とか GT40 1億とか聞いてると麻痺するのだが 軽トラでいいじゃん?て思わなくもない。メルセデスもBMWもいらないし 所詮車だしなぁ。バイクに勝るもんは無いだろうと思う。もう私もお先真っ暗なので 欲しい車はあと2台。ロータスエリーゼ フェイズ1かケータハムのセヴン(ロータス7のシリーズ3の正式コピーね)のKENTかスズキのK6が載った160か・・もう他に欲しい車は無いのである。どちらもエアコンとは縁の無い車の快適さと遠く離れたとこにあるのだが バイクに近いって意味ではアリかな・・と思う。まあでも今のDHCも1週間くらいの旅の荷物なら載るし 充分楽しいので 多分これが最後の車になるんだろうな・・とぼんやり思う。
すさまじく嬉しいのである。これまで最西が吉祥寺店だったので 北極ダブルを食べるだけの為に 渋々出かけて行ったのだが ラーメンごときで・・やっぱりしんどい。店で買い物をしないし 行きつけのJazz喫茶はもう無いし なので吉祥寺に行く意味が無い。これまで新宿は夜行バスに乗るのに出かけていたのだが まあ普通は中本行くだけに吉祥寺が限界だったわけで。車屋さんは三鷹だし てなわけで立川に支店ができちゃったので 普段は中央線は武蔵境止まりで東には行かない。まあ バスに乗るのに新宿まで行くわけだが これまでは新宿バスターミナルと言いながら南口からしこたま歩いて代々木の手前にあったのが 元の乗り場にバスタ新宿ができたので 南口の前になった。山手線の中なんか 年に何回かしか行かないので 東京に住んでるが東京を知らないw 休みは京都か信州か東北か北海道。馬酔木の俳人の飯島晴子氏の母堂が西陣の人で 結婚してからニューヨークだの東京だの住んでたらしいのだが NYも東京も気に入らない田舎・・とばっさり切り捨ててるw やんややんやの大喝采なのである。NYは知らないが ほんと東京は気に入らない田舎。京都の人はみんなそう思ってる。ああふたばの豆餅が食べたい。
サラバ!の下巻を読み終えた。まあほぼ半日で読んでしまったので そりゃ斜め読みだろ?言われそうだが・・まあ 感想から言えば 壮大なように見えて自分の過去に関わるごく狭い世界での自分探し・・ってところか。上巻は完璧に序章なので つまらないわけである。で 下巻は面白いか?というと もう最初からオチが見える。うだうだ言ってるが いろんなものから逃げ回って 最後は自分探しにたどり着き 終わらせたいから見つけました・・という感じか。唯一面白かったのは 主人公がコラムを書くのに 読者を意識して書く・・ではなく書きたいものを書く・・というフレーズが面白かったくらい。あたしのブログも初期の目的を逸脱して もう書きたいことだけを書いてるので なんだかなーと思われてると思うがw 大体 自分探しなんて いかにも青春の蹉跌みたいな文言は嫌いである。自分なんて常にひっそり寄り添ってるのであり 探して見つけるものではない。自分自身が苦労して上のステージに行った時に そのステージで見えるものが見えるだけで 探して発見するようなものではないし できるものでは無いと思っている。まあ上下刊で700ページ近い大作ではあるのだが 無駄が多く真面目な割に中身が無い。正直森見登美彦氏の屈折の仕方のほうが簡潔で数倍美しいと思うのは あたしが阿呆だからであろう。買ってたら金返せ・・であったが 図書館なので へぇ・・これ直木賞作品か・・と思っただけ。4000円近く出して買うものではない。みんなこれくらいの経験はしてるよ。ただそれを活字にできるかどうかだけの差。まあ作家としての西加奈子の力量はあると思うが 個人的には なんかくどい割に 味が薄いな・・という感じ。ちゃんと出汁を引いて欲しいものだ。