山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

本郷ふるさとフェスタ 11/9

2014年11月09日 20時22分52秒 | 上沼田神楽
あいにくの雨に見舞われた本郷フェスタ。
ふわふわドームなど、一部の催しが中止となったけど、ステージイベント、出店は決行。
特に出店の方々は大変だったと思う。

それでも昼前には雨がやみ、屋根つき部分は何とかゆっくりとできる環境だった。

上沼田神楽は、事代主の神と八俣大蛇をご披露。
いったい今年何回目だ!?という状況だけど、それだけに熟練した技をお見せできたのではないだろうか。
ただ、息子いわく「パパ、今日も足が見えとったよ!」とのこと。
・・・まだまだ未熟者のようです。

神楽の上演後、うどんや焼き鳥などを美味しくいただいた。
本郷の皆さん、大変お世話になりました!






下須川地区大元神社奉納神楽 11/8

2014年11月09日 02時15分24秒 | 上沼田神楽
11月8日(土)下須川地区大元神社への奉納神楽。
若干雨が降る中ながら、21時から奉納させていただいた。

上演演目は、
 天神地祇
 火の神
 事代主の神
 黄泉醜女
 八俣大蛇
の5演目。
上沼田神楽では、「最強のワンパターン」と言われている。

事代主の神では、今年初めて二神(にじん)が登場。
この二神。
豊芦原を支配する大国主、事代主らに対し、「この国は本来、天照大御神が統治すべき国である。だから、この国を譲るように。」と交渉に来た、タケミカヅチノカミとアマノトリフネノカミの2柱の神々のこと。
「恵比寿」として舞う神楽団にはもちろん登場しないけど、古事記に沿った演目「事代主の神」として伝わる上沼田神楽では、舞いは地味ながら、重要な役割を担う神々として登場する。

その舞いには、「内振り」「外振り」などの上沼田神楽の基本が凝縮されている。神楽に入ったものは、まず天神地祇を覚え、次に二神を覚えるのが順となっている。

事代主の神では、近年は鯛釣りがメインとなっていて、二神を出す時間がないことも多いけど、奉納神楽では本来の舞を納めることも大事。
今年最後の奉納神楽にして、なんとかご披露することができた。


今年最少人数ながら、何とか奉納神楽を乗り切った。
終わったのが夜の12時。
片付けて12時30分。
沼田に帰って、衣裳を干して1時前。
それからビデオを見ながら反省会をして2時頃。
そして、解散。
翌日には、本郷ふるさとフェスタが控えているが・・・・皆さん元気でしたね。