希望が丘ハイキング(全4回)
第一回:Bコース8Kmを歩いて
北スカイラインー立石山ーのどの千軒跡
Kennyの滋賀から情報発信
ウォーキングと歴史探訪を同時に、が嬉しい
(この日記の掲載期間:5月30日~6月5日)
希望が丘文化公園 西ゲート集合 (4月13日)
滋賀県ではこのような行事も
ありがたい事です。「自然の恵みに出会い、健康づくりを
考える自然体験」と題して今年も年間4回のハイキングを
企画してくれました。その第一回目に参加してきました。
人気企画で大人数、 数班に分かれて出発
第一回 Bコースのルート 拡大します
郷土史に興味の私はBコースを選択
参加者の好みに合わせて幾つかのコースが用意されています。
ちょっと長い山道や野原を歩きたい。史跡や湿原、希少植物、お
花色々などなど。そこは流石の研究拠点、専門員さんのご案内
で楽しみながらウォーキングを、そして勉強も出来ます。
途中、植物の生体等についての解説を 専門職員さん
で、今日の Bコース: 古、人の営み、今遺跡で
湖南地域は古から肥沃な土地で人が住むことに適しています。
広い近江平野、幾筋もの大きな川がその背景です。広い耕地、
大事な水があるからです。私の住む湖南地区はそんなことで
埋蔵出土品、住居跡、土器の窯跡、さらには古墳も多いです。
これらを簡単に見学する事が出来ます。といっても一人で歩
いてもそれは無理と言うもの、やはり今回のように専門の先
生方のご案内でのウォーキング兼の探索はは鬼に金棒です。
各遺跡などのポイントで解説 専門職員さん
(掲載の許可はいただいています。また写真の一部は加工してあります)
希望が丘文化公園の周辺は歴史ロマンでも満ち溢れています
さて、出発~~
適度な傾斜と距離、いい運動です。いい空気の、樹木の香りが!!
立石山 林誠三 氏
(掲載の許可は頂きました)
この山にも弥勒寺城 というお城があったようですが、確証
出来るは記録はなく、今後の研究を持つことになります。
ところで希望が丘北陵にはお城が数カ所記録に残っています。
その幾つかは今も石垣や曲輪を見ることが出来ます。当館
(公園)の林誠三氏からは今までに周辺の歴史をいろいろと
教わりました。
その記録の一つは
↓
私のブログ: 希望が丘北陵一帯の城: ここを クリックして下さい
ややうみ坂 専門員さんの案内に耳を
尾根を横切る狭い道が残っており、昭和30年以前は地元の
主婦など女性が燃料の薪を拾いにこの急な坂を往復したん
だそうです。
こんな歴史も
極楽寺跡と墓原谷遺跡
弥勒寺城主 馬淵康信が建立した(される)極楽寺はこの辺では
ないかと。
案内板 拡大します
のどの千軒遺跡
千軒は、千の窯跡が有ったのではなく、沢山のと云う意味です。
この希望が丘周辺だけではなく、湖南地区一帯には窯跡など
渡来人が伝えてくれた文化遺跡だけでも方々に見る事出来ます。
案内板 拡大します
今回のコースではありませんが、
この希望が丘文化公園一帯には他にもまだまだ遺跡が存在
します。 幾つかを写真で紹介します。
雲冠寺跡 (希望ヶ丘北陵から続く鏡山近く)
小堤城山城跡 (同、北陵)
岩倉城跡 (同、北陵)
古墳、石棺では (北尾根、古代峠)
森の資源開発事業も真剣に
解説される専門職員さん
案内板 拡大します
さて、希望が丘文化公園は
1974年9月開園、1.4160.000㎡の広大な公園です。公益
財団法人滋賀県文化振興事業団が管理しています。
下の写真にある広場はこのような森林地帯、谷間を切り開いて開発しました
広場、ここから先はブルドーザが入り出来ました
希望ヶ丘ハイキング、次回は 6月22日です
詳細は 当ハイキングの案内(公式HP)
今日もご覧くださいましてありがとうございました