恵那山(2191m) リベンジの山
広河原登山道を歩く
結構きついルート、超ハプニングも!
(この日記の掲載期間:6月10日~6月16日)
恵那山、広河原ルートは結構きついぞ~
予想以上にハードなコース、でも山頂を極め久しぶりに2000m級を
満喫してきました。 日々の三上山登山の有難たさも実感です。
四日過ぎた今日も筋肉痛なし
中央道自動車道の中津川に近づくと恵那山が目に
情報です: 駐車スペースは20台以上、40、50台はOKでしたよ!
下調べではたったの20台、しかも周辺の道路は狭くて車を止めるの
は困難との記述も。これじゃはみ出るやん、と気にしながらのドライブ
です。
到着の8時時点、やはりゲート横の駐車用広場は20数台で満杯です。
幸い情報とは異なり道路沿いではあるが、空きスペースがありました
(下の二枚の写真)。 でもあと1、2時間もすればどうかな?
その日は土曜日です。 それにここは百名山。 そうだろうなー、20台で
はね。 やれやれ、この 恵那山登山を諦めなくてよかったです。
”確かに” 駐車用広場は25台の車で満車です (午前8時)
写真正面奥がゲート・駐車用広場
ならば道辺に駐車させてもらおうっと m(_ _)m。 8時時点、まだまだ
余裕が。あくまでも道路傍にも止めての余裕ですが・・・。
車はここまで 登山口まで2km 30分の林道歩きです
設置まもない新しいトイレ完備です
今回は広河原登山道を: リベンジです
前回は神坂峠登山道で3月でした。山頂近くで残雪に阻まれて(春先
は残雪の下部が空洞になっていることが多く落とし穴状、雪上の歩行が困難で)
登頂を諦めざるを得ませんでした。
中央自動車道 園原ICから15分、車止めゲート(駐車場)に到着
滋賀県から、名神ー中央道と走り、園原ICで降り、県道477号線を
進みます。一箇所Y字路、右左、どっち? と。 途中、ゲートまで恵那
山(登山口)の案内は一切ありません。 事前に地図で確認していた
が、案内板は欲しいですね。
さて駐車場・ゲート、出発です: 8時15分
林道を歩きます。 薄日を受け本谷川沿いを気分よく
林道は途中何か所もがけ崩れ跡、修復工事が
登山口まで車が入れない理由を理解 途中、道路には転げ落ちた石
がゴロゴロと。見てください崩落のてっぺんに重機がへばり付くように!
この写真は失敗です、実際はもっと急な斜面です。 怖い作業ですね。
林道を離れ(本谷川におります)登山口へ
強い雨が予想されている時にはこのルートは増水で復路渡れないこと
もあるそうです。 過去に無理をして犠牲者が出たとのこと。 注意書き
もありました。
水面から1m位の橋を渡ります
きついぞ~、さて山に入ります: 8時50分
この広河原コースは山頂までほぼ急坂続きでした。 3時間を過ぎて
何年かぶりに、ああー、足にくる、山頂はまだか~、を口にしました。
河原から登山道に入ります
いきなりこの急な坂道
急坂に混じり緩斜面、時には平坦とあればいい運動っ、てな気分で
登れるのですが、このコースはそれを許してくれません。 山頂まで
ほぼ急坂続きの登山道でした。
途中、人工のカラマツ林が
おお、これで平坦尾根歩きか、は甘かった
この広河原コースは15年ほど前に、他のルートより短時間で登れる
登山道として開かれたそうです。 短時間とは先ずは短い距離、と言
うことは急登攀ですよね。
南アルプスが見える広場が二か所
残念、前日までは快晴でしたがこの日から下り坂、終日薄日ながら
遠望はありません。でも時々雲間に名山の頂きを見せてくれました。
事前に掴んでいた最後の石畳状の道 山頂まで後10分!
山頂到着:11時30分 所要時間: 3時間15分 (駐車場・ゲートから)
山頂、三角点です
土曜日で百名山と、やはり大勢の登山客です。 この山の頂きの
特徴(?)、展望は全くありません。展望塔がありますがそれに登
っても周囲は樹木に覆われています。
バイオトイレ、避難小屋も完備です
その超ハプニング: クマさんとニアミス 🐻
下山の途中のやや広い登山道で、おやっ、シカ??
あと一分早かったらバッタリはち合わせだったと思います。
30m程手前の距離から見えています、動物のおしりが。 上の写真
の笹の中を降りて行きます。
その時はシカだろうとそれ程怖がらずに歩を進めます。下の方でカ
サカサと笹の音がしていました。その姿は笹で見えません。
暫し景色の見納めをして歩を進めます。クマと知ったのはその10分
後でした。
私達の前を歩いていた二組の登山者です
二組の登山者が10分先で安全確認のため!
私達を待ってくれていました。お話ではこの組のすぐ後方で気配を。
振り返ると当の熊。 登山道を横切ろうとしていた。 熊に接近の我々
に声を掛けてくれたそうですが我々には聞こえていません。勿論彼
らも遠ざからなければならない。 熊は二組に向かい仁王立ちもし
たそうです。
二組の登山者に感謝します。
恵那山にも熊がいると・・
念のため現地の観光当局に連絡と確認を。 別段驚いた様子はなく
クマは出るそうです。
山は勿論、自己責任。 その時鈴と笛はまさか、でリュックの中でした。
したくはない、でも貴重な体験でした。
今日もご覧くださいましてありがとうございました