伊吹山
この山のこんなお話
そのー4
お花畑
特産種(固有種)が8種類も
伊吹山の8合目より上には温帯および亜高山性のお花畑が
広がり、約300種類の植物が花を咲かせているそうです
過去の登山で撮ってきたお花
これまでの登山で目に付いた時に撮っておいたお花を
幾つか並べてみます。ただ私、この分野も全くの素人です
図鑑から、友に教えて貰い、ネット検索等々で名前
を調べて入れておりますが、間違いは
どうかご容赦くださいね (-_- );
伊吹山特産種
同特産種
薬草
薬草
どうして伊吹山にこれほど多種のお花が?
この山の地質がアルカリ性の石灰岩(*)であることです
それがどうして?
石灰岩地はカルシウムが過剰で植物の生育に欠かせない
カリウムやリンが不足しており、そのうえ風化しにくい
ために土壌の発達が悪い上に乾燥しやすく、樹木の生育
には障害が大きいために森林が発達しにくくなり、
比較的標高の低い場所でも高山植物が多く生育する
と、こういう事なんだそうです
そして、なんと石灰岩地を好んで生える種類もある
んですってね
さらには
特にこの山は冬、雪が多い(*)ことにある、とも
(*)ご参考
伊吹山の石灰岩地質と雪が多い、は 先に掲載の私のブログ
「伊吹山の生い立ち」 と「積雪量の世界記録は今も保持」
にあります
こんな理由も!
昭和30年頃までは毎年山頂付近で牛馬の飼料や田畑の肥料に
するために草刈りが行われており、高木が少ないことも理由と
して考えられるようです
多くの薬草が分布するのも伊吹山
多くの薬草が分布し
イブキノエンドウ、イブキカモジグサ、キバナノレンリソウ
のように、ヨーロッパを原産とする雑草が生育しているが、
これらは
織田信長がポルトガル宣教師の希望を聞き入れ、伊吹山に
土地を与えてハーブガーデンを作ったときに、ヨーロッパ
から持ち込まれたハーブに紛れて入ってきたと推測
されている
参考資料
伊吹山お花畑植物ガイド
(伊吹山ネイチャーネットワーク)
伊吹山観光振興会、登山ガイド
写真でふりかえる伊吹山物語
(みんなが楽しい伊吹山プロジェクト)
Wikipedia
(感謝)
過去の私のブログ:伊吹山のこんなお話
各項目をクリックしてご覧ください
伊吹山の生い立ち
伊吹山、積雪量の世界記録は今も保持
伊吹山の山容は石灰石採掘で変貌
(2月10日、2023 UP)