椿の花の天ぷら、美味かった♪
=清水山城楽クラブの皆様ありがとう=
Kennyの滋賀から情報発信
清水山城址(滋賀県高島市新旭)の探策
大きなお城、今もしっかりと残る畝状空堀
(この日記の掲載期間:5月3日~5月9日、2013)
清水山城跡(しみずやまじょう)
清水山城主郭の想像図 (現地の案内板より)
山麓の館跡と考えられる「御屋敷」や武芸の練習場と
思われる「犬番場」という地名が今も残っており、これ
らの地域を含めると東西800m、南北1kmの広大な
近江国内でも有数の城郭ゾーンが形成されていた、と
現地の看板での解説です。
上の主郭復元図は発掘されたこの礎石建物に基づいたもの
(同、現地案内板より)
主郭の案内
(クリックで拡大します)
では、誰の城? 縄張り図は
13世紀末より16世紀後期にかけて高島郡の中、南
部を支配していた高島七頭の惣領家西佐々木一族の
佐々木越中氏の居城です。と、言っても私にはちょっ
と難解(初めて耳に)です。誠に恐縮ですが詳細は現
地の案内板を写真にしてそのまま使わせて頂きます。
下のそれぞれの写真はクリックで拡大しますのでよろし
くお願いします。(ん? つまるところ手抜きじゃな~、ハイ・・・)
縄張り図 城の解説 城内の解説
清水山城についての高島市のHPでの案内は ここを
今も遺構がしっかりと残っています
畝状空堀
山城で竪堀を連続して並べたものを畝状空堀群といい
敵の城内への侵入を困難にする工夫です。写真では溝
が土石で埋まり浅いように見えますが、山城ではよく見る
有効な防御手段の一つだそうです。
西屋敷、二の丸・三の丸などの跡も見てきましたが、
写真にすると単なる広場としか写りませんので掲載
は省略します。
どのxx丸だったか? を囲む土塁
堀切
堀切を強行突破(登ったり、右⇔左)でもしようものなら
その敵は横矢、鉄砲、岩石落とし攻めで全滅でしょうね。
地蔵谷、石仏群
さて、お昼です、天ぷらとうどん
探索のほぼ半分を終えたころ、なんかええ匂いと薄い
煙が山の上の方から。今回の探索案内に、この両方を
振る舞いますとありましたので、これだと直感しました。
お昼の会場
勿論有料なんですが・・・、なんですが!
でも、そんなんほんの少しのチャリンと音がする金額、
恐縮の至りでした!! うどんも天ぷらも材料は地元
の野菜、山菜です。特に天ぷらの材料は野原を掛け
ずり回って採取され、椿もちょうど食べごろ(?)、椿の
お花に食べごろ、なんて初めて書きますが。全てこの
清水山城楽クラブの会員さんのご苦労です。
天ぷらの材料です
私の第一回目のお皿とうどん
なんせ大勢、こういう時には遠慮せなあかんで、がお袋
からの教育。天ぷらは超控えめです。でも最後は余って
参加者が戴くほどの量を振舞って下さいました。私も3度
ばかり揚げたての天ぷらを並べたテーブルに。初対面の
参加者とうどん(これまた関西風味で最高)、天ぷらで歓
談のお昼です。椿の天ぷら(上のお皿)、ええー、山国生
まれの私もびっくり、結構いけます!
手作りの窯で。 うどんをお椀に盛ってくださいます
手にてんぷら粉、奮闘中 揚げたての各種が並びます
集合のJR湖西線新旭駅 清水山城の位置
(クリックで拡大します)
改めて、清水山城楽クラブの皆様へ
ありがとうございます。私、Kennyはぜひこのお城を訪
ねて見たいと長年の願望でした。今まで特に湖西のお
城跡を訪ねる機会があまりありませんでした。昨年は
荒天で中止でしたね。この度嬉しい思いでと共に実現し
ました。
ここまでの準備はそりゃー相当の時間とご苦労が伴い
ます。城跡探索の丁寧な解説。そしてお昼のおもてなし、
またその上、参加申し込み時点での心のこもったご対
応、それらの全てに感動と、感謝の気持ちで一杯です。
また何かの企画で皆様にお目に掛かりたく思います。
清水山はイワカガミの群生地
この山一帯がこのイワカガミのお花でとっても賑やかで
した。山道にも咲いています。「お花がかわいそうですよ
!」と声がしました。参加者のおばさまから私へのお叱
りの声です。撮影に気をとられてつい踏んずけていました。
飛び上がって「すみません」、キッと睨まれましたm(-o-)m
お断わり:
この探索日記の掲載については主催者のご了解を頂い
ております。ありがとうございます。
今日もご覧くださいましてありがとうございました