今年も恒例の闇鍋会
=山仲間って、本当にいいですな=
でも なんで山の会で鍋料理を野外でしたから言うてブログに?ですよね・・・・
和気藹々、幾つかの輪になって鍋をつつきます
=それは、闇鍋、持ち寄り(ポットラック)パーティに理由が=
闇鍋(やみなべ)とは?
ネットのウィキペディアでは、「親しい人同士、多人数がそれぞれ自分以外には不明な突飛な
材料を持ち寄り、暗中調理して食べる鍋料理。食事というよりは遊び、イベントとしての色彩が
濃く、スリルと笑いを楽しむために行われることが多い」 とあります。
昨年の闇鍋です
ある企画の幹事で見事に顰蹙(ひんしゅく)を買いましてなぁー・・
材料を持ち寄りる、面白いですね。それと幹事さんも何を?また買出しも不要で費用も激安です。
しかし、それは通用しませんでした。「わし、包丁も持ったことがない」、「男子厨房に入らず」・・・。
そこはちゃんと区別せんとあかんですね。 山男はその点問題なしです。結局その時は仕出し屋
さんが喜びました。
今回の闇鍋会は当同好会の登山、ウオーキング250回記念:
今年は滋賀県大津市の膳所、琵琶湖を望む山手の高台で開催です。 午前中はJR大津駅を
起点に逢坂山、東海自然道を経て音羽山(593m)に登り、膳所鳴滝不動側に降りて闇鍋会場
まで約3時間のウォーキングです。
逢坂山関所址 東海自然道を音羽山向かいます
音羽山、結構急登攀できつい登山でした
会場に到着すると:
既に鍋料理の用意が出来上がっています。KWCさん、KSIさん、SZKさん、TNかーさん達が
大きな鍋とガスコンロなどを用意して後は材料が届けば直ぐに煮込めばいいようにスタンバイです。
そうなんです、材料は仕出屋からではありません。みんなが徐にリュックから野菜やお肉。がんもどき、
おあげさんなどなどを出して鍋に入れて行きます。材料、飲み物もみーんな持ち寄りなんです。
Mr.M、 出汁をおかーさんの助言で鍋に
さて闇鍋パーテーの始まりです:
もっとも呑み助は、到着と同時に持参のビールや仲間が提供のお酒を早速戴きます。鍋が煮あがるまで
待てません。その一番手がKennyです。飛騨高山ご出身のKかーさんが持参の雪中酒、たまらんですね、
Kさんおおきに。もう周辺にはいい匂いが漂っています。やはりかーさん達が大活躍でさすがは味付けの
プロです。
今回の鍋のひとつです
幾つかの車座が出来、メンバーは入れ替わり立ち代りで笑いが絶えません。私も大声で笑う方ですが、
おかーさん達の大声には立ち打ち不可能です。当然会社時代の過去は存在しません。今を、山を語る
仲間、それがいいんです。 ここは山や田園、自然を愛する愉快な仲間の集りなんです。
宴も締めの時間になり、リーダーは300回を目指してと・・・
さらに300回を目指して:
現役さんが毎回の行事の幹事を受け持ってくれます。会の終わりの時間が来ました。このように現役
だけでなく私達OB、そして同年齢の山仲間を楽しく遊んでくれる彼らに感謝の気持ちの声が会の
あっちこっちから聞こえます。 いつも中心になって引っ張ってくれている現役さんのお一人、GTさんは
定年までは任しなさい、300回までは私が何とかするよと心強い締めの挨拶です。一斉に拍手が鳴り
響きます。
こうして更に次の251回目の12月の例会、そして2011年のウォーキングへと会は続いて行きます。
時にはにわか指揮者が現れて大合唱も その日は紅葉真っ盛りでした
山登り、なかなか好きになれなかった私を今のような山好きにしてくれた当ウォーキング同好会に感謝
して、日記を書いてみました。
次の集まりを心待ちにしております。みなさん、これからもよろしくお願いします。 Kenny
今日もご覧きださいましてありがとうございました。
(この日記の掲載期間:11月19日ー11月26日)
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写真展のお知らせです
八田正文デジカメ教室作品展
期間:11月21日~11月30日
(11月22日、23日、29日は休館日です)
時間:午前10時~20時、土日は18時まで
会場: 市立野洲図書館 ギャラリー
(野洲市辻町 410 ℡ 077-518-0556)
Kennyも3点出展します。是非お越しくださいね
(11月21日、26日、28日は終日会場におります)
逢坂山関址側から音羽山に登るのは初めてであり、結構楽しいウォーキングでした。
ウイキペディアのご紹介を読み、手許の国語辞書を引いてみました。
そして、面白いことに気づきました。
手許の辞書は:
広辞苑 第1版第19刷 昭和41年3月
大辞林 第3刷 1989年1月
日本語大辞典 第1刷 1989年11月
この3冊を引いたところ、「闇鍋」が載っていたのは、大辞林だけでした。それも、「『闇汁』に同じ」という記載です。
そこで、他の2冊で「闇汁」を引くと、それぞれに「闇汁」の方は項目が載っています。
ということは、「闇汁」の方がより認知度が高く、一般的だということなのですね。
ならば、「闇汁」がどのように説明されているか?
広辞苑:冬などに、親しい人たちが各自持寄った食物を座上の鍋に投じ、灯りを消し、闇中にこれを食う遊び。
大辞林:各自が思い思いの食品を持ち寄り、明かりを消した暗がりの中で座にある鍋に入れて煮込み、何が入っているのかわからないまま食べ興じるもの。闇鍋。(季語)冬
日本語大辞典:仲間どうしが相手に知られないように材料を持ちより、灯火を消した闇の中でなべに入れて煮、はしで取ったものを必ず食べる遊び。また、そのなべ料理。闇の夜汁。
大辞林に季語であると記載してあるので、これまた手許の歳時記を見ると、確かに項目として載っています。
『合本現代俳句歳時記』(角川春樹事務所)には、「昔、九州の各藩で行われたという座興である」という説明まで載っていました。
そのうち、どの辞書にも「闇鍋」という項目があたりまえのように載るのだろうか・・・・
我々の同好会の「闇鍋」は、いわばニューバージョンということになりそうですね。