風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

秋はいろいろ

2016年09月23日 | ものあれこれ
今日は休暇を取っていたので、午後から本の返却を兼ねて図書館へ出かけて行ったら、残念休館日だった。

仕方がないので、ギャラリーで開催されていた県美展の作品を見せていただいた。

日本画とか洋画とかはよくわからないけれど、工芸の作品でとても興味深いものがあった。



パッチワーク

<日の輝き・月の光>

 


<夏の雨>

 


<花咲春>

  



紙で作った人形

<夜明けまでのJET STREAM >

 

 

 



陶磁

<染付和紙肌唐瓜文深鉢>

 


芸術の秋にふさわしく、これからは文化祭、音楽祭とかいろいろ始まるので、機会があったら目の保養になるべく多く出かけたいなと思う。


で、秋は食欲の秋でもあって、大好きなケーキも秋味満載。^^





料理番組を見ても、栗とか芋とかきのことか秋の素材が沢山使われていて、美味しそうで真似したくなる。
我が家も今夜は、さつまいもご飯ときのこキムチ鍋にしようかな、、、。
コメント (4)
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思い煩うな

2016年09月23日 | 呟き、思い、独り言




先日、仏間のソファでウトウトしていたら、夫の夢を見た。
普段は殆ど夢に出てくることは無いけれど、この時の笑った顔、話した言葉が鮮明に残っている。

今日は夫の命日だから、ちょっとは感傷に浸ってもいいかな、、。


ちょうど三年前の今朝、夫はベッドから起きたいと言い、
緩和病棟の看護士さん達は、即座にその望みを叶えてくれた。

車いすに乗り、病棟内を私が押して散歩。

ナースセンターの前では、看護士さんに囲まれて、ピースサイン。
「あ~」と声出してみてと看護士さんに言われ、オペラ歌手のように発声する夫。愛嬌振りまきまくり。





この後談話室に戻り、アイスが食べたいと4さじお代わり。
「うまいなぁ~~~」の言葉。

昼過ぎ、昨夜から泊りだった私は娘と交代し、買い物をして一旦自宅に戻った僅かの間に、、、。
夫は逝ってしまった。




どうして離れたんだろう、どうしてずっと傍に付いていなかったのだろうという 後悔。



あの時こうしていれば、、、とか、もっと生きたかっただろうとか、何年経っても思うことは尽きないけれど、

「思い煩うな」

そう、本が教えてくれた。



人はこの世に生まれてくる前に、自分の人生のシナリオを自分で書いて、生まれてくるという。

命の長さも、最期の逝き方も、夫が書いてきたシナリオなら、、、と諦めもつく。



夢の中で夫は、とてもいい笑顔で「今度新しいことをするんだ」と言っていた。
「え~、どんな事?」と聞いて夢は終わったけれど、今度また、続きが見られたらいいなと思う。

墓前に、サッポロクラシック。飲んでね。
コメント (10)
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