ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

トラフトンボ 2015<5月①>

2015-05-07 | ・トラフトンボ

<5.1>

外れの日

この時期一番の楽しみはトラフトンボ。4月下旬の気温上昇が異常で焦りましたが、5月を待って行きました。
快晴で気温23℃、まずまずの条件でも10時頃の縄張りは2♂のみ。活性がなく出鼻を挫かれました。
正午過ぎ、漸く交尾態が飛来しましたが、放れた♀を見失なって探していると卵塊をつけて高所に飛びました。
シルエットしか撮れず、これが最初で最後のチャンス。草原の摂食ばかりが目立ち、生殖行動には早かったか。

♀ 卵塊造り


恒例の♂の縄張り飛翔。今回で4年目ですが、今までで一番個体数が少ない。

♂ 飛翔










午後から風が吹き気温が下がると♂数頭が飛びましたが、逆光になり向きを選ぶと撮影チャンスがありません。


2015.5.1   千葉県

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トラフトンボ 2014<5月>

2014-05-07 | ・トラフトンボ

<5.2>

何時行くか

房総のトラフトンボ、ホバリングと卵塊造りが目的ですが、条件が揃わないと成果なく、何時行くかが問題です。
今年は気温が高めで、5月初めの好天の日を狙って行きました。関東各地で夏日を記録して、当地は22℃位。
多数の交尾態を目撃する一方、縄張り♂は昨年の半分程度。ホバリングはあまり見られず広範囲を飛びました。

♂ 飛翔 縄張り行動










珍しく水面近くで休止する♂

卵塊造りは、午前に3回、午後に1回目撃しました。絶好の産卵日和で、発見のタイミングも上々でした。
林や草叢から沼に飛来した交尾態は、交尾を解くと大概はしばらく連結態で飛び回ります。

交尾を解いた直後




♀は水辺の樹木に止まり、1分半から2分程度で卵塊を形成して産卵に向かいます。

♀ 卵塊造り


2頭目


3頭目


4頭目




放卵を撮るため必死で追いますが、その一瞬を捉えるのは難し過ぎ。今年も撮れませんでした。

静止した交尾態

午後になると、単独で産卵に来る♀が目立ちました。縄張りの♂に捕まると、大抵は交尾態で上空に消えます。
交尾態が運よく近くの笹薮の頂上付近に着地しました。願ってもないチャンス、慎重に距離を詰めました。
風に揺られて少しずつ向きを変え、約20分間の交尾。その後、林に飛んでいきました。

交尾態







2014.5.2 千葉県

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トラフトンボ 2013<5月>

2013-06-27 | ・トラフトンボ

<5.4>

千葉の沼

毎年天候不安定なGW、今年は全日晴れたものの、例年より5℃位低く、どの日にどこへ行くか悩みました。
結局、千葉のトラフトンボを最優先に、しばらく低温が続いた後の20℃に届きそうな日を選んで行きました。

気温が上がった11時頃、♂が一斉に水面に現われ間断なくホバリングを開始。交尾態が何度も飛来しました。
卵塊造りも都合4♀目撃して当たり日でした。初めて行った昨年は5月中旬で、生殖行動は見ませんでした。

交尾態 飛翔


♂ 飛翔






♀ 卵塊造り









2013.5.4 千葉県横芝光町

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