2012年までの回想です。
ミルンヤンマは、トンボを撮り始めるまで全く知見がなかったように記憶しています。
鎌倉の谷ではコシボソヤンマと混生していますが、見かけるのは稀で撮影の機会も限られます。
とくに、産卵は狙って撮れるものでなく突然の遭遇に任せるしかないとの印象でした。
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<2009>
コシボソヤンマの産卵を目的に鎌倉の谷を初めて訪れた時、最初に出会ったのはミルンヤンマの産卵でした。
何がいるのか分からないうちに逃げられましたが、上流に進むと再び♀が現われて、何とか撮影できました。
♀ 産卵(・・・初撮り)
2009.9.5 鎌倉市
午後、自然公園に立寄るとそこでもミルンヤンマを目撃しました。丁度産卵を終えた♀が林縁に止まりました。
撮影中、近くに若い♀が休止しているのに気付きました。一時、♂が探雌に飛来しましたが、撮れませんでした。
♀ 静止
別個体
2009.9.5 鎌倉市
翌週の9月中旬、再び鎌倉の谷の様子を見に行きました。この日も、前回最初に見た辺りで産卵していました。
かなり敏感ですぐに逃げられましたが、今にして思えば2回連続して産卵に出会うのは滅多にない出来事です。
♀ 産卵
2009.9.13 鎌倉市
初撮り以来♀ばかりの撮影で、シーズン中に何とか♂を撮りたくて探索を続けていました。
9月中旬と10月中旬、いずれも高い樹上でしたが、鎌倉市内の2ヵ所で♂の静止を無事撮影しました。
♂ 静止
2009.9.19 鎌倉市
2009.10.18 鎌倉市
<2010>
10年は、じっくりミルンヤンマの産卵を撮るつもりでしたが、鎌倉での目撃は9月上旬の一度ですぐ逃げられました。
♀ 産卵
2010.9.5 鎌倉市
9月下旬、ルリボシヤンマの撮影に埼玉に行き、産卵に遭遇しました。ここでも、あっという間に逃げられました。
♀ 産卵
♀ 静止
2010.9.20 埼玉県
<2011>
11年の鎌倉の谷は、ミルンヤンマどころかコシボソヤンマもさっぱりでした。
9月下旬、埼玉のルリボシヤンマの撮影に行った折に出会いましたが、年々個体数が減ってきているようです。
♂ 静止 珍しく湿地の葦に止まる
♀ 静止 捕食
2011.9.23 埼玉県
12年は、鎌倉の谷のコシボソヤンマは戻ったものの、ミルンヤンマは2年連続で見られませんでした。
最初に出会った年の盛況ぶりはどうなってしまったのか。