<6.22>続編
風強し(その2)
風は16時頃まで吹き荒れ、苛々しながらの撮影でしたが、遠方まで来て交尾、産卵を撮らずには帰れません。
交尾拒否が目立つなかで、正午前後に3対の交尾態を目撃して1対を撮影。強風が吹いてすぐに飛び去りました。
交尾より容易と思っていた連結産卵の撮影も1対。沼の中央に行くのか何故か殆ど姿を見ませんでした。
連結態 交尾前
交尾態
強風にあおられ交尾を解く
連結態 別個体 交尾前に葦原の奥に消える
捕捉の瞬間 別個体
セスジイトトンボの交尾態は、水面、草原の至る所で見られます。いちいち撮る気になりませんでした。
<セスジイトトンボ> 交尾態
16時過ぎになってから、遠くの連結産卵を目撃。何とか撮影して帰りました。
連結産卵
2018.6.22 宮城県
<6.22>
風強し(その1)
4年ぶりにオオセスジイトトンボの撮影です。埼玉の生息地は絶滅、関東は期待薄なので東北に遠征しました。
過去の記録を頼りに宮城の沼を探索。初めての沼のどこにいるのか、最初の1頭を見つけることから始まります。
快晴でも強風が吹き荒れ、イトトンボの撮影には最悪。帰りたくなるような状況でした。
11時過ぎ、ある一角に辿り着くと、それまでは目撃のなかったオオセスジイトトンボが多数集結していました。
まだ成熟過程の個体が主流ですが、すっかり青くなった♂も見られました。最高気温27℃。
♂ 静止 右下はセスジイトトンボ♂
青くなる過程の♂ この段階の個体が目立つ
緑色の段階の♂
クロイトトンボを捕食
沼では、凄まじい数のイトトンボが羽化して飛立ちます。多くはクロイトトンボ、セスジイトトンボでした。
食餌には事欠かず、若い♂や♀の捕食シーンを何度も見ましたが、風が強くて満足に撮影できていません。
♀ 静止
2018.6.22 宮城県