<10.25>続編
天候に恵まれて(その2)
オオキトンボの連結産卵です。昨年は極端に少なく心配でしたが、同じ様な天候で2桁の連結態が飛来しました。
ただし、今年も溜池の水位が高く泥が露出した場所がないので全て打水産卵、大半は沖へ沖へと飛んでいきます。
最初の産卵は早目の10時18分。完全に逆光になる時間帯で、動きも激しくピントを外すばかりで焦りました。
連結産卵
産卵開始から1時間以上経過、数対を撮影して11時半頃に連結態が姿を消し、後は単独産卵のみになりました。
ところが、これで終わりでなく、正午直前、最後の連結態が飛来。この時間になると光線状態がよくなります。
あまり警戒心がない個体で時々岸辺に寄ってきます。約7分間の長い産卵、数年ぶりに思う存分撮影できました。
産卵時間はこれまで最長の約1時間50分に及び、今年は気分よく帰れました。やはり行った日と個体次第です。
連結産卵が一段落した11時55分頃、単独で飛来した♀。連結産卵後に単独産卵に移行する♀は稀でした。
♀ 産卵
タイリクアカネは朝の草叢で1♂、1♀、池端で縄張りする1♂を目撃。連結産卵は11時10分頃の1対のみ。
縄張りのオオキトンボに邪魔され何度も移動して産卵。昨年、連結産卵したキトンボは1♂の目撃でした。
<タイリクアカネ> 連結産卵
2018.10.25 兵庫県