<7.26>
低湿度
猛暑の連続で最高気温38℃目前まで上昇。午前中に35℃になりマルタンヤンマが多数ぶら下がっていました。
しかし、気温は上がり続けても午後になると大半は姿を消して、新たに降りてくる個体は殆どいません。
13時過ぎ、林縁と反対の池側に珍しく2♀が止まり、しばらくして1♂が飛来しました。通常見ない現象です。
ぶら下がり探索ではあまり気にかけない湿度ですが30%に低下。ここまで乾燥すると水辺を好むようです。
池岸を往復して池を覆う低木に静止した♀
クリーニング行動とみられる 産卵後の可能性あり
10分程して別の♀が飛来して近くに止まった
コシアキトンボ♂が休止するような場所
腹部先端に泥土が付着 どこで産卵したのか当所では滅多に見ない
ほぼ同時に♂が飛来 上の♀と1mも離れていない場所に止まる
以下は林縁のぶら下がり。水辺に来た個体の他に4♂、6♀を目撃しましたが、13時頃には姿を消しました。
この日の一番若い♂ 胸部側面はほぼブルーになっているが背面は黄色
やや高い梢の成熟♂
少し低いが奥の暗がりにいた成熟♂ 以上の3♂は到着時の11時前からぶら下がっていた
正午過ぎに降りてきた成熟♂ どちらかというと水辺に近い所にいた
12時15分頃の地面すれすれの♂ 13時には飛んでいて、これ以降林縁側に降りた個体はない
上の♂から数10㎝上にぶら下がっていた♀
午前中に撮影した若い2♀
別個体
2023.7.26 東京都
<7.28>
湿度戻る
撮りたいトンボは多々あっても、猛暑日の連続で通常の活動は期待できず、都区内の公園に行くしかありません。
数日間低かった湿度が50%に上昇。最高気温36℃で午前中から相当蒸し暑いわりにぶら下がりが低調でした。
結局、目撃は湿度に左右されるというより風通し次第で、見られる場所に出てくるかどうかに尽きるようです。
極端に乾燥した前回は例外で、今回は水際での目撃はありません。マルタンヤンマの目撃は2♂、4♀でした。
ヤブヤンマは3♂と減少、ネアカヨシヤンマは16日を最後に何故か姿を見ていません。
午前からぶら下がっていた若い♂ 胸部背面は黄色のまま
13時過ぎに地面すれすれにいた成熟♂
小移動後
2023.7.28 東京都