<6.2>
アオミドロ上の羽化
今季のオジロサナエの羽化目撃は5月19日と早く、そろそろ終わる頃と思いましたが、まだ多数見られました。
周辺でミヤマサナエの羽化殻を数個見たものの、羽化の目撃なし。コオニヤンマの羽化はこれからのようです。
12時半頃、アオミドロ上の定位ヤゴを発見。波立てると水没するので遠回りに接近するとすでに裂開後でした。
脱出時の体の支えが気になります。極めて不安定な場所での羽化の様子を記録しました。
脱出までは早い進行ながら以後はやや遅く、終わってみれば裂開から開翅まで約36分間の通常ペースでした。
♂ 羽化 12:31 裂開
12:32
12:33 前肢が抜ける
翅が半ば抜ける
12:34 後肢が抜ける
12:36 休止
バランスをとるためか前傾姿勢で休止 休止期は約3分間で通常の半分程度
12:40 脱出開始 足場が不安定で脱出には慎重 通常より1分以上長く約1分25秒かけて脱出完了
12:41
12:42 脱出直後
12:48 翅の伸長 徐々に流されている
12:55 腹部の伸長
13:07 開翅
13:11
♀ 羽化直後
2019.6.2 埼玉県
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