ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ミルンヤンマ 2013<9月①>

2013-09-13 | ミルンヤンマ

<9.8>

突如現る

8月中旬にミルンヤンマ2♂を目撃した谷、その後何度か行って探雌を一度見たきりで産卵の気配がありません。
数年ぶりに尾根の反対側の沢も探索しましたが、水流が殆どなくなっていて見られませんでした。 

9月になると秋雨前線の停滞で天候不安定。天気に左右されないミルンヤンマの産卵に的を絞ることにしました。
久々に谷に行くと、到着後間もなく♀がふらふら飛び対岸の朽木に止まりました。運がよい時はこんなものです。
しかし、撮るまでは安心できません。辺りが暗く一瞬見失って焦りましたが、朽木の下にいた♀を確認しました。
遠回りして川に降り距離を詰めると沢蟹が狙っています。間一髪で飛び上がって、姿が見える枝に避難しました。
丁度、雨が降り始め、ここでしばらく雨宿りのようです。

♀ 産卵


♀ 静止 産卵休止




待つこと約40分間、雨が止んで薄日が射し、体を動かして産卵を再開しますが、元の場所には降りてきません。
産卵場所を探して上流に飛んで行くので先回りしました。約50m先で飛翔する♀を発見。多分同じ個体です。
回りを飛んでから、朽木で数分間産卵しました。再び絶妙のタイミングで現われて言うことなし。

♀ 産卵











2013.9.8 神奈川県


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