ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

サラサヤンマ 2024<5月>

2024-05-07 | サラサヤンマ

<5.3>

同じ失敗

恒例のサラサヤンマの羽化撮影、今季はとくに時期が読み難いなかで決行です。朝の低気温で羽化の遅れを期待。
結果2♂、2♀を撮影しましたが、翅の伸びた個体ばかり。羽化殻が少なく羽化は始まったばかりのようでした。
撮影はそこそこにして次を探したのですが、3頭は発見時ほぼ同じ状態で、最初と3番目のタイムラグは50分。
発見順が悪く、毎年同じ失敗の繰り返し。湿地は倒木が多くて歩くのも難儀でした。最低7℃、最高気温26℃。

8時55分頃 ♀羽化






10時頃




2頭目は♂。30分後の発見でした。発見時は盛んに体を揺すっていて、その原因は後程判明しました。

9時25分頃 ♂羽化




9時50分頃 多数の蟻に絡まれていた 幸い羽化殻に集中して体への攻撃は回避された模様


10時15分頃


11時頃


11時25分頃


2頭目から20分後、3頭目を発見。♀でこれも同じ羽化段階。ざっと見て見逃していた地点にいて、情けない。

9時45分頃 ♀羽化




10時15分頃


10時40分頃 度々止まる向きが変わる


11時頃


11時25分頃


10時50分になって、入り込んだ枝の奥ですっかり色付いて開翅した♂を発見しました。1m半程の高さです。
見逃していた個体を遅い時間に見つけるのは毎度のこと。昨日羽化の居残りの可能性もあります。

11時10分頃 羽化殻から離れている 飛立ち直前


飛立ち

2024.5.3 埼玉県


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