ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

マダラヤンマ 2017<9月②>

2017-09-20 | マダラヤンマ

<9.14>

2年ぶりの交尾態

6日後、再び信州のマダラヤンマです。前回の8日は生殖活動には早過ぎたようでもあり、出直しました。
常時風が吹いていたものの、朝から晴れ渡り、かんかん照りになって現地の気温は30℃近くまで上昇しました。
池のチョウトンボが激減、やたら飛んでいたギンヤンマも減ってマダラヤンマの生殖活動が本格化しています。
10時少し前、池から交尾態が飛び出し、続いて飛来した♀を縄張りの♂が上空でキャッチするシーンを目撃。
いずれも林に飛びましたが、この調子なら交尾撮影の期待が持てそう。後はどこに止まるか運次第です。

約20分後、次の交尾態が林から池に入りました。あるいは最初の個体が戻ってきたのかもしれません。
2年ぶりの交尾態、ガマの隙間から何とか撮りましたが、これが限界。1分程で飛ばれました。♀は青色型です。

交尾態


見通せるのはこの位置のみ


その後は続かず、14時過ぎに次の交尾態を目撃。池では止まらず樹木の葉の間に隠れるように止まりました。
不安定な場所で約10秒で飛びましたが、どのみち撮れる角度は再び1ヵ所のみでした。♀はこれも青色型。
この後は、交尾態も産卵も見られず。朝の勢いに期待が膨らんでいただけに消化不良に終わりました。



これだけ♀が飛来しているので探雌は盛ん。数頭がガマの繁みを飛び回ったり、静止して♀待ちしていました。

♂ 飛翔 探雌行動


♂ 静止






この日のホバリングです。強烈な日射しで気温が上昇した昼間も途切れずに短いホバリングが見られました。
風に流されて接近してくるので、大半は最短の焦点距離までのけぞっての撮影です。よってあまりヒットせず。

♂ 飛翔









2017.9.14 長野県


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2 コメント

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交尾態 (wakasama)
2017-09-23 19:53:38
ついに交尾態を激写出来ましたね!
今年はなかなか良い場面に遭遇する事が出来ず、ガマ林の奥や手前に止まっても直ぐに飛び立ってしまうなど、ダメシーンが多いです。
アキアカネを捕食するシーンは撮りましたが・・・
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Unknown (ヤンマ探索記)
2017-09-23 21:37:30
wakasama様

その節はお世話になりました。
交尾はそもそも運がないと巡り会いませんが、さらに運がないとまともに撮影できませんね。これでは、がっかり。
遠いのでそうそうはいけませんがが、今季もう一度行くつもりです。
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