鳥まり、参る!

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2023年を振り返る。

2023年12月31日 | 日記
【気がつけば大晦日】

大晦日です。

今年…2023年は…色々あったなあ。

閉鎖社会に溜めて・溜めて・溜めて隠し続けたものがついに隠せなくなり、ついには百鬼夜行状態になって目を背けたくなるような傷ましい事件・告発が続いた年。

ちなみに百鬼夜行とは

「多くの人が怪しく醜い行いをすること。

 多くの悪者どもがのさばって、我が物顔に振舞うことのたとえ」

だからね。

妖怪のせいじゃないのよー(10年くらい前のネタ?)

「そなたの心に夜叉がいる!」

なのよー(これは30年前くらいなのだろうか?)。

これはあまりにも私にはショックで書けずにいたことなんですけど、今年とある某ホテルラウンジに同好4人でクレープシュゼットを食べにいったんですよ。

楽しい気分でルンルンしてたのに、一緒に行った方の一人が長年隠蔽されててついに暴かれた罪、加害者側も権力構造も認めた悲しい事件について

「○○はぜったいそんなことやってない、金目当ての被害者とマスゴミが全部でっち上げている!!!

 お前らは信じているのか!!

 真実はネットに書いてあるのに!!」(←マスゴミと言い切るわりに信じるのは誰が書いたかもわからない匿名SNS)

とかって自分の意見?妄信?をだーっと気持ち良くなりながら延々と語ってさあ…。

ずっと食べたかったクレープシュッゼットの味はどんどんしなくなるし、エアコンと口撃のダブルアタックでめちゃくちゃ体が冷えるし、しんどかった。

手先と足先が一気に氷のようになったよ。

「来なきゃ良かったな」

と心から思った。

私も他の二人もケンカするの面倒くさいし、反論すればするほど攻撃の口実を与えてますますひどくなるのがわかっていたから黙っていたけど…しんどかったです。

その人は自分の信じたい楽園を守るためには他人を不快にするのも傷つけるのも気にならないし、何より被害者がいるのに、その人の愛する推しだって被害者かもしれないのに、そんなこと想像もつかないのだ。

権威主義だなあ。

その人はやたらと

「今は強い者いじめばっかり」

と話していたけど、強い者とは抵抗できない人を捕食・搾取する権威。

権威主義なんだよなあ。

これが日本だ、と思った。

権威主義で弱い者いじめが普通で、洗脳されることを喜んで選ぶよう仕向けられる。

楽園だって作り上げているのは生きてる人間なのに。

「自分の楽園を信じたい」

それが

「推しには黙ってこれからも捕食・搾取されてほしい」

と同義であることを認めない。

…しんどかったです。

「信じてた楽園で推しが加害したりされたかもしたなんて考えたくない」

まではまあ

「辛いよね」

と思えるんですが、

「なかった」

って…私はドン引きです

裁判で負けてるとか、証言が採用されてるとか、そんなの通じない次元なのよね…はーあ。

とても辛いです。

それでも、そうじゃない人も確かにいて

「虐待されてほしくない」

「加害者にも被害者にもなってほしくない」

「変わってほしい」

と思ってる人の方が実際は多いのだと思う。

「絶望することなかった」

と励まされることもたくさんあったから。

まーでも暴かれ暴かれ凄まじい1年だったわ。

何事も…。

書き連ねるまでもなく、あれやこれや皆さん思い浮かびますよね

こんな時に思い出したいのはトルストイの言葉。

「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない。

 他人の幸福の中にこそ、自分の幸福もあるのだ」

「一番難しく、しかも最も大切なことは、人生を愛すること。
 
 苦しい時でさえも愛すること。
 
 人生はすべてだから」


…。

大晦日に暗い記事だなあ。

でも、嘘の明るさって虚しいから、今年はこれで。

良いお年をお迎えください。

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