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名作!『クリスマス・キャロル』

2011年12月11日 | 感想文
先日銀座の山野楽器にて『Disney's クリスマス・キャロル 』のDVDを1000円で購入
これ、映画館で観た作品なのですが、DVD買ってしまうくらい蝶おすすめですっ

『オリヴァー・ツウィスト』『デイヴィッド・コパフィールド』を書いたチャールズ・ディケンズが原作。

この作品は『ミッキーのクリスマス・キャロル』(こちらも蝶オススメ我らがスクルージおじさんが主演俳優です)を幼少期に観ているので親しみのある作品でありました。

ストーリーはこんな感じ(私が使える簡単な言葉で書くので違うと思ったらすみません)
 ↓
高利貸を営む老人・スクルージは金が全ての冷酷な男で、街の嫌われ者。
街がクリスマスムードに華やいでいても一人ぶすくれている。

クリスマスイヴの夜、スクルージのもとに7年前に死んだかつての共同経営者・マーレーの亡霊が現れる。
重い鎖に繋がれた姿の彼は

「生前の自分は間違っていた。
もっと人のために尽くし生きるべきだった。
自分の行いのせいで、永遠にこの苦しみを背負っていかねばならない。
お前は自分以上の苦しみが死後に待っている。
今夜クリスマスの精霊がお前を訪ねてくるから、運命を変えろ」

と言うのだった。

マーレーの言葉通り、過去・現在・未来の精霊が次々とスクルージを訪ねてくる。
彼らに貧しく傷ついてきた幼少期、温かかった青年期、絆とひきかえに大金を手にする現在、そして信じられないような待ち受ける未来を見せられ、最終的に“大切なもの”に気付いたスクルージは…。


こんな感じです


CGアニメは妙に好かない鳥まりでしたが、好きな作品なので意を決して映画館で観たのさ。
そしたらもう…感動の嵐

ミッキーバージョンは子ども向けで短時間アニメということもあって、省かれている場面もあるのですがこれはたっぷり時間をかけて色んな場面を丁寧に描いています。

3D上映有りの作品でしたが、私は2Dで鑑賞。
それでもまるで一緒に空を飛んでいるような見事な演出

ジム・キャリーの演技も見事でしたね。
このCGアニメは俳優の表情を記憶してCGが動く、という特殊技術で作られたんだそうです。
なので動き・表情が気持ち悪くない

そしてやっぱり素敵なのがストーリーですよ

どうしてスクルージは守銭奴の冷たい男になってしまったのか?
本当に最初から優しい心を持っていなかったのか?
本当の喜びってなんなの?

丁寧に表現されて、納得×感動の嵐

よくある教訓話と違うのは、安易に神・死後の世界を綺麗ごとでまとめていないことと脅しがないということです。
特に現在の精霊が言う聖職者についての言葉はその勇気に拍手をおくりたい

個人的な名言は

「行いを変えれば未来は変わるのか?!」

です。
使い古された言葉のようだけど、やっぱり重みのある言葉。
ストーリー全編を通して答えを示していてすごい
そしてラストシーンの言葉がね
これはぜひ観て聴いて欲しい。

『ミッキーのクリスマス・キャロル』における名言はやっぱり過去の精霊の

「でもスクルージ、この思い出を作ったのは君だ」

かな~

こんな大変な時代だからこそ、観てほしい魂の物語です。
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