【映画化も宝塚化もしてほしい名作!】
今年読んで一番!感動した漫画は高尾滋さんの少女漫画『マダム・プティ』です
若きレディーに教えていただいて、オンラインの1話無料を読んだらま~面白くて!すぐに紙で全巻購入しちゃいました
※マダム・プティ1(白泉社)
2012年から2018年まで連載された作品で、全11巻。
wikipediaはネタバレ注意です。
↓
※マダム・プティ(Wikipedia)
ネタバレ無しでまずこの作品のおすすめポイントを語ると…。
1.主人公の万里子さんが魅力的で痛快すぎる!!
お話の舞台は1920年代で、描かれたのが2012~2018年ですから、2つの当時こうだったであろう価値観を考慮しても、主人公の万里子(まりこ)が魅力的すぎるのです
「父親の残した莫大な借金を肩代わりしてくれた、30才年上の初恋男性に嫁ぐことになった16才のお嬢様」
というから、いかにも日本らしい儚げで可憐な容姿をした、しかし芯がとても強い子かと想像したのよ当初は。
実際の彼女は天才×優等生×じゃじゃ馬プリンセスという感じでした。
語学堪能、乗馬名人、振袖の着付けも家事も出来ちゃう才女&よくしつけられた令嬢。
そしてすごーく勇気があって、運命を自ら切り開く強さがまず私には感じられる。
もちろん優しくて人を愛する立派な人格者なんだけどね。
私はこの物語は、女英雄・マリコ物語の思春期~青年期編なんじゃないかなーと思ってる。
実際はこれで終わりなんだけど、物語が完結した後に彼女は偉大な英雄になって何かを成し遂げたのではないか…そう思えてなりません。
2.『オリエント急行の殺人』はじめクリスティーファンにはたまらない!
この話はトルコから万里子と夫・俊(しゅん)がオリエント急行に乗り込むところから始まるんだけど、そこからも想像できるように『オリエント急行の殺人』へのオマージュがあっちこっち感じ取れて楽しい
クリスティー作品を思い出す名前や出来事がたくさんです。
レティシアさん、アリスちゃん、オリエント急行で殺人が?!などなど。
とにかく1話を読んでみて~!
3.万里子以外の女性キャラクターも魅力的で、影響しあうのが素敵
この作品は1~5巻までは万里子が初恋と巻き込まれた運命にどう折り合いをつけていくのか、という物語だと思う。
6~11巻までは重厚な王宮サスペンス。
どっちもすごーく面白いんだけど、私は前半が大好き。
女性キャラが魅力的すぎるんです。
彼女達に万里子が影響を与え、また彼女達が万里子に影響を与え、彼女達は幸せになっていくし万里子は待ち受ける運命に打ち勝つ強さ・優しさ・知恵を身につけていく。
ラブストーリーでもあるけど、それ以上に女性達の友情物語が私には輝いて見えます。
4.ほとんどの夢、その中で少し描かれる苦いリアリティーのバランスが見事
この物語は全てが綺麗ごとだけで終わらせません。
わかりやすいのがヒーロー・ニーラムくんで、良い子なんだけど癖もあるしひねくれてて、夢夢しい設定の中に少しちゃんと混ぜ込んだリアルさが良い。
万里子の初恋の君であり30才年上の夫でもある俊にしてもそう。
優しい人の中にある、狡猾さ。
わがままな人の中にある無防備さ純粋さ。
バランスが最高!
それが昇華されて男性キャラ達も彼らなりに素敵になっていくのが良いね。
5.可愛いキャラクターたちと、こだわりがつまった作画
少女漫画らしくキャラクター達が可愛いのはもちろんのこと、オリエント急行・パリの街並み・インドの王宮・小物・ファッション…絵という絵全てがこだわって書き込まれていて、絵画集を眺めているようです。
漫画家さんもやっぱりすごいなー。
愛しているんだねえ、絵を。
尊敬いたします
5.参考文献に本気を感じる重厚な物語
参考文献がズラーッと書かれていて、高尾さんの真剣さ・熱量を感じ取れますね。
さすがです。
特に後半はすごい。
読んでて物語に飲み込まれちゃって疲れるくらいよ。
リアルタイムで連載追ってた少女たちは楽しかっただろうな~
とにかく素晴らしいので、完結からもうすぐ7年経っちゃうけど、さらにさらに読まれてほしい。
そしてこんな面白い作品こそ映画化・宝塚化してほしいー!!
物語が面白い、主人公が魅力的ってすごいよね。
なったらいいな~
とにかくオススメです。
年末年始もまた読み返して万里子さん物語に巻き込まれよーっと
今年読んで一番!感動した漫画は高尾滋さんの少女漫画『マダム・プティ』です
若きレディーに教えていただいて、オンラインの1話無料を読んだらま~面白くて!すぐに紙で全巻購入しちゃいました
※マダム・プティ1(白泉社)
2012年から2018年まで連載された作品で、全11巻。
wikipediaはネタバレ注意です。
↓
※マダム・プティ(Wikipedia)
ネタバレ無しでまずこの作品のおすすめポイントを語ると…。
1.主人公の万里子さんが魅力的で痛快すぎる!!
お話の舞台は1920年代で、描かれたのが2012~2018年ですから、2つの当時こうだったであろう価値観を考慮しても、主人公の万里子(まりこ)が魅力的すぎるのです
「父親の残した莫大な借金を肩代わりしてくれた、30才年上の初恋男性に嫁ぐことになった16才のお嬢様」
というから、いかにも日本らしい儚げで可憐な容姿をした、しかし芯がとても強い子かと想像したのよ当初は。
実際の彼女は天才×優等生×じゃじゃ馬プリンセスという感じでした。
語学堪能、乗馬名人、振袖の着付けも家事も出来ちゃう才女&よくしつけられた令嬢。
そしてすごーく勇気があって、運命を自ら切り開く強さがまず私には感じられる。
もちろん優しくて人を愛する立派な人格者なんだけどね。
私はこの物語は、女英雄・マリコ物語の思春期~青年期編なんじゃないかなーと思ってる。
実際はこれで終わりなんだけど、物語が完結した後に彼女は偉大な英雄になって何かを成し遂げたのではないか…そう思えてなりません。
2.『オリエント急行の殺人』はじめクリスティーファンにはたまらない!
この話はトルコから万里子と夫・俊(しゅん)がオリエント急行に乗り込むところから始まるんだけど、そこからも想像できるように『オリエント急行の殺人』へのオマージュがあっちこっち感じ取れて楽しい
クリスティー作品を思い出す名前や出来事がたくさんです。
レティシアさん、アリスちゃん、オリエント急行で殺人が?!などなど。
とにかく1話を読んでみて~!
3.万里子以外の女性キャラクターも魅力的で、影響しあうのが素敵
この作品は1~5巻までは万里子が初恋と巻き込まれた運命にどう折り合いをつけていくのか、という物語だと思う。
6~11巻までは重厚な王宮サスペンス。
どっちもすごーく面白いんだけど、私は前半が大好き。
女性キャラが魅力的すぎるんです。
彼女達に万里子が影響を与え、また彼女達が万里子に影響を与え、彼女達は幸せになっていくし万里子は待ち受ける運命に打ち勝つ強さ・優しさ・知恵を身につけていく。
ラブストーリーでもあるけど、それ以上に女性達の友情物語が私には輝いて見えます。
4.ほとんどの夢、その中で少し描かれる苦いリアリティーのバランスが見事
この物語は全てが綺麗ごとだけで終わらせません。
わかりやすいのがヒーロー・ニーラムくんで、良い子なんだけど癖もあるしひねくれてて、夢夢しい設定の中に少しちゃんと混ぜ込んだリアルさが良い。
万里子の初恋の君であり30才年上の夫でもある俊にしてもそう。
優しい人の中にある、狡猾さ。
わがままな人の中にある無防備さ純粋さ。
バランスが最高!
それが昇華されて男性キャラ達も彼らなりに素敵になっていくのが良いね。
5.可愛いキャラクターたちと、こだわりがつまった作画
少女漫画らしくキャラクター達が可愛いのはもちろんのこと、オリエント急行・パリの街並み・インドの王宮・小物・ファッション…絵という絵全てがこだわって書き込まれていて、絵画集を眺めているようです。
漫画家さんもやっぱりすごいなー。
愛しているんだねえ、絵を。
尊敬いたします
5.参考文献に本気を感じる重厚な物語
参考文献がズラーッと書かれていて、高尾さんの真剣さ・熱量を感じ取れますね。
さすがです。
特に後半はすごい。
読んでて物語に飲み込まれちゃって疲れるくらいよ。
リアルタイムで連載追ってた少女たちは楽しかっただろうな~
とにかく素晴らしいので、完結からもうすぐ7年経っちゃうけど、さらにさらに読まれてほしい。
そしてこんな面白い作品こそ映画化・宝塚化してほしいー!!
物語が面白い、主人公が魅力的ってすごいよね。
なったらいいな~
とにかくオススメです。
年末年始もまた読み返して万里子さん物語に巻き込まれよーっと
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