鳥まり、参る!

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お盆の病院・介護施設あるある話。

2024年08月23日 | ガチ☆スピ
【ボケてるんじゃなくて、帰れないんじゃないかな…】

看護師さん・介護士さんは個人的に尊敬している職業です。

あの激務をこなす体力と根性がそもそもすごいし、命という恐ろしい存在に毎日真摯に向き合って働いているなんて、本当にすごいと思う。

あと、やっぱりあんなに責任重大で大変な仕事をしようと考える人は優しい方ばかり。

(介護士さんはほぼ100%、看護師さんでも80%以上って感じ。

 看護師さんは親に強くすすめられて他に選択肢がなかった…って人も少なくなさそうだものね)

私が直接お世話になったのは看護師さんの方だけど、とてもありがたくて今でも感謝してます

並んで、保育士さんと幼稚園の先生もすごく尊敬してる。

生命力のかたまり、なのにものすごく不安定で儚いお子様達を毎日守る大変なお仕事だと思うから。

(お子さん達のあの凄まじいエネルギー、何かに利用できないかと昔から考えている。
 
 太陽光発電ならぬ子ども発電なんてできぬものか

さて、多くの保育園と幼稚園はお盆の間夏休みで閉まるものですが、病院と介護施設は基本そんなことになりません。

命は365日休み無し、守る側も。

プロの方から聞いたのだけど、お盆期間中はしょっちゅう怪奇現象が起こるそうです。

誰もいないのに自動扉が開いたり、ナースコールが鳴ったり、空き部屋から何かあったり。

心霊現象か?

でも、プロ達はもう慣れ切っていて、わかるんだって。

そしてそれはもう自然に口に出すそうだ。

「ぜったい○○さん。

 亡くなったのに、まだ認知機能が戻らなくてこっち(病院or介護施設)に帰ってきちゃったのね。

 ここじゃないよ、実家に帰ってください!」


こんな風にね

言葉に出して教えることで心霊現象?が止むこともあるし、お盆最終日までずーっとあることも多いそうな。

なるほどなあ。

ありそうだなあ、というかきっとそうだね。

やっぱりお盆って日本で生まれ育った人には特別な期間なのでしょう。

そんなスピリチュアル不思議話に私の考察はこうです。

亡くなって魂になっても認知機能が戻ってないわけじゃない。

単純に実家に帰れないから、優しくしてくれた人たちがいる場所に帰ってきてしまうのだろう。


病院や施設に入れてもらえて最期を迎えるなんてリッチだね~と考える人もいるでしょう。

でも、お金を出す=愛されてるってことじゃないのよね…悲しいけれど。

命を送り出すってとても難しいことで、確執が出来てしまうこともあろうし…。

優しくしてもらえないとわかってる実家より、優しいプロ達に会いたいと思うのは人情じゃなかろうか。

愛されてお見舞いが耐えなかったような人はちゃんと実家なり各人の家なり帰って周る感じがしませんか?

「認知症の人が亡くなったら、その魂はどうなってしまうんだろうか。

 迷わないのか?

 自分の死すらわからないのではないか?」

という疑問には、山本まゆりさんの実話心霊コミックでひとつの答えが出されています。

興味がある人はぜひ読んでみてください。

『白衣の堕天使』に収録されている『空白の五年間』というお話ですよ。
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