※個人の特定を避けるため、フェイクを入れて書いています※
※そういう意味では書いていませんが、性的な表現が出てくるかもしれないので苦手な方は読まないでください※
【全くドキドキしないらしい】
性別関係なく、他者に性的欲求を抱かないセクシャリティーのことをアセクシャル（エイセクシャル）と呼ぶのだそうです。
アセクシュアル？
※アセクシュアル（コトバンク）
知り合いの奥さまが
「あー、私それかもしれないー」
とおっしゃっていた。
そんな彼女のお話を許可を得て書かせていただきます。
人は千差万別なので必ず○○なら××と書きたいのではなく、
「こういう人がいるんだな」
の例として読んでいただけたら。
彼女のことをここでは仮にヒカリさんと呼びましょう。
（石田ゆり子さんの妹・石田ひかりさんのファンだから）
ヒカリさんは生まれ育った土地柄・時代もあり
「男性と結婚して子どもをもうけ、育てるのが普通なんだな」
と素直に受け取り、お見合い結婚して現在はお子さん達もいる。
だけど
「恋愛感情も性的欲求も感じたこと多分ないよー」
なんですって。
（恋愛感情はあるけど性的欲求はない人もいて、非性愛者と呼ぶこともあるらしい）
「たまに告白してくれる男の子がいると、すごくアセアセしたりドキドキしたりしてるから不思議だった。
私は手をつないでもハグしても
“手が冷たいな”
とか
“さっき手を洗ってなかったから汚くて嫌だな”
とか思うだけ。
友達が恋に夢中になって私との友情は二の次三の次になっていくのを
“悲しいけど、そういうもんなのかな”
と受け入れるしかなかった」
なるほど…。
彼女はとにかく他者の“からだ”が人体以上の意味を持たないそうだ。
恋愛対象が男性の女性でも、例えば女性のセクシーな場面を見たらドキッとしますよね。
胸の谷間ドーン！とかパンチラ！とか。
ドラマとか映画でね。
性的な目で見てなくてもドキッとする。
もちろん男性のセクシーなのを見てもドキッとするよね。
いやらしい目で見てなくてもさ。
彼女にはそれが一切なくて、
「ああ、胸だな」
「お腹だな」
としか感じないらしい。
医療従事者の方が仕事中なんとも感じなくなるというのと同じ？？
「そんなのでよく妊娠できたね？！！」
と突っ込まれることはよくあるらしい。
ヒカリさんの答えはこちら。
「夫のことを恋愛的にも性的にも意識したことはないけど、家族や親友を大好きなのと同じ気持ちで好き。
その相手に求められることは、私のことがそんなに大好きなのか、それは嬉しいなって感じるんだよね。
だから子作りはそんなに苦痛じゃなかったよ。
薬局の目立たない場所に必ず避妊具と並んで夫婦生活お助けアイテムが売ってるから、それを使えば身体的にも負担はほぼなかった」
なるほど…。
ちなみにダンナさんとの結婚を決めた理由は
「お見合いした男性たちの中で一番いばらず怒らずデートが楽だったから、この人となら同じ家で生活できるかなと思えた」
ですって。
「子どもたちは可愛いよ～。
でも私は血がつながってない子どもでも可愛いと思えるんじゃないかな。
子どもの保育園の友達や同級生も同じように可愛いもの」
子ども好きさん尊敬します…。
「子どもたちがこれから大人になって、もしも私みたいに恋愛感情も性的欲求もないタイプだったら、お母さんもだよって伝える。
そうじゃなかったら言わないだろうけど。
恋愛も結婚もしたくなければもうしなくていい時代だけど、お母さんはお父さんと結婚して君たちが生まれて良かったよって言う。
でもあなたが嫌なら別にしなくていいんじゃないって。
私だって結婚しない選択が当たり前にある時代に育ったら結婚しなかったかもしれないし」
なるほど…（こればっか）。
そうそう、ヒカリさんの面白エピソードを最後にひとつ。
妊娠したかも？と思って産婦人科にやってきた若き日のヒカリさんは、看護師さんに
「じゃあ、脱いで待っててください」
と言われて上半身ぬいで待ってたら看護師さんに
「産婦人科にきたんでしょ！！！
上脱ぐ人がいますか！！！」
って怒鳴られたらしい。
（怒鳴らなくてもいいじゃん）
「ちゃんとスカートとパンツって言ってくれないと、わからないよねー」
とヒカリさん。
う、うん…。
天然さん…。
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※そういう意味では書いていませんが、性的な表現が出てくるかもしれないので苦手な方は読まないでください※
【全くドキドキしないらしい】
性別関係なく、他者に性的欲求を抱かないセクシャリティーのことをアセクシャル（エイセクシャル）と呼ぶのだそうです。
アセクシュアル？
※アセクシュアル（コトバンク）
知り合いの奥さまが
「あー、私それかもしれないー」
とおっしゃっていた。
そんな彼女のお話を許可を得て書かせていただきます。
人は千差万別なので必ず○○なら××と書きたいのではなく、
「こういう人がいるんだな」
の例として読んでいただけたら。
彼女のことをここでは仮にヒカリさんと呼びましょう。
（石田ゆり子さんの妹・石田ひかりさんのファンだから）
ヒカリさんは生まれ育った土地柄・時代もあり
「男性と結婚して子どもをもうけ、育てるのが普通なんだな」
と素直に受け取り、お見合い結婚して現在はお子さん達もいる。
だけど
「恋愛感情も性的欲求も感じたこと多分ないよー」
なんですって。
（恋愛感情はあるけど性的欲求はない人もいて、非性愛者と呼ぶこともあるらしい）
「たまに告白してくれる男の子がいると、すごくアセアセしたりドキドキしたりしてるから不思議だった。
私は手をつないでもハグしても
“手が冷たいな”
とか
“さっき手を洗ってなかったから汚くて嫌だな”
とか思うだけ。
友達が恋に夢中になって私との友情は二の次三の次になっていくのを
“悲しいけど、そういうもんなのかな”
と受け入れるしかなかった」
なるほど…。
彼女はとにかく他者の“からだ”が人体以上の意味を持たないそうだ。
恋愛対象が男性の女性でも、例えば女性のセクシーな場面を見たらドキッとしますよね。
胸の谷間ドーン！とかパンチラ！とか。
ドラマとか映画でね。
性的な目で見てなくてもドキッとする。
もちろん男性のセクシーなのを見てもドキッとするよね。
いやらしい目で見てなくてもさ。
彼女にはそれが一切なくて、
「ああ、胸だな」
「お腹だな」
としか感じないらしい。
医療従事者の方が仕事中なんとも感じなくなるというのと同じ？？
「そんなのでよく妊娠できたね？！！」
と突っ込まれることはよくあるらしい。
ヒカリさんの答えはこちら。
「夫のことを恋愛的にも性的にも意識したことはないけど、家族や親友を大好きなのと同じ気持ちで好き。
その相手に求められることは、私のことがそんなに大好きなのか、それは嬉しいなって感じるんだよね。
だから子作りはそんなに苦痛じゃなかったよ。
薬局の目立たない場所に必ず避妊具と並んで夫婦生活お助けアイテムが売ってるから、それを使えば身体的にも負担はほぼなかった」
なるほど…。
ちなみにダンナさんとの結婚を決めた理由は
「お見合いした男性たちの中で一番いばらず怒らずデートが楽だったから、この人となら同じ家で生活できるかなと思えた」
ですって。
「子どもたちは可愛いよ～。
でも私は血がつながってない子どもでも可愛いと思えるんじゃないかな。
子どもの保育園の友達や同級生も同じように可愛いもの」
子ども好きさん尊敬します…。
「子どもたちがこれから大人になって、もしも私みたいに恋愛感情も性的欲求もないタイプだったら、お母さんもだよって伝える。
そうじゃなかったら言わないだろうけど。
恋愛も結婚もしたくなければもうしなくていい時代だけど、お母さんはお父さんと結婚して君たちが生まれて良かったよって言う。
でもあなたが嫌なら別にしなくていいんじゃないって。
私だって結婚しない選択が当たり前にある時代に育ったら結婚しなかったかもしれないし」
なるほど…（こればっか）。
そうそう、ヒカリさんの面白エピソードを最後にひとつ。
妊娠したかも？と思って産婦人科にやってきた若き日のヒカリさんは、看護師さんに
「じゃあ、脱いで待っててください」
と言われて上半身ぬいで待ってたら看護師さんに
「産婦人科にきたんでしょ！！！
上脱ぐ人がいますか！！！」
って怒鳴られたらしい。
（怒鳴らなくてもいいじゃん）
「ちゃんとスカートとパンツって言ってくれないと、わからないよねー」
とヒカリさん。
う、うん…。
天然さん…。
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