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metal janky's dairy

シャックル

2007-02-08 08:43:28 | 模型

隙間ばかりにこだわるようで心苦しいのですが・・・w。本日はシャックルの話題です。

A1 昨日仕事で他の調べ物をしていたら、たまたまシャックルのJIS規格表が出てまいりまして、これは!と思って超強力シャックルJIS-B 2801-1996っていう規格をみてみたら・・・・やはりありました!P虎系で使われてる呼び径75mmタイプ。自作した時は一生懸命写真から寸法を割り出して散々悩んで作ったのにあっさり全ての寸法がでております。 で、自作したのと寸法を比べてみた所・・・残念!やはり現代のJIS規格と当時の規格は全く違うようで長さと幅が全く別物でしたねえ。(もちろん私が絶対に正しいと言うわけじゃないんですが、全長が前面装甲板より長いので違いが明らかなんですよ)

んでもって、ついでに虎Ⅰや虎Ⅱに使われてるシャックルも調べてみましたが、やはり規格が違うようで・・・どうもWWⅡのドイツ車輌の物は現代の規格に比べると総じて口幅が広く全長が短いみたい。やはり装甲板の厚みと牽引荷重に応じて設計されたものなのでしょう。 因みにJISの規格では75mmシャックルの重量はなんと66kg!虎Ⅰ系に近いと思われる42mmシャックルが12kgで虎Ⅱ系に近い48mmシャックルが18kg、しかも使用荷重が75mmは48mmの倍以上ですから如何にP虎系のシャックルが大きかったかが判りますね!さらに驚きはお値段でございまして・・・現在日本でJIS規格の75mmを購入するとなると定価が一個236,300円也!虎Ⅰの42mm46,200円、虎Ⅱの48mm68,250円に比べ滅茶苦茶高価なのでございますよ。やっぱりこんな過剰設計じゃヘンシェルさんには勝たれへんわなあ~と改めて実感した次第。(笑)

さて話は突然変わりますが・・・

先日EUREKAから発売されたタグロープで気付かされたエレファント用とフェルディナンド用のアイの形状違い・・・・確かに写真で確認してみるとフェルディからエレファントに改修された際にタグロープが装備し直されてるようでエレファントは虎Ⅰ・虎Ⅱと同じ形状のアイが使われており、当然ながら75mmシャックルには穴が小さくて直接通せなくなったので写真でみかけるようにシャックルをダブルで装備するようになったようですが、指揮戦車P虎003号車に関しては、シャックルは御存知の通り車体前面はダブルで装備されているにも関らずタグロープのアイはフェルディ用が使われてるんですよねえ。フェルディ用なら無理にシャックルをダブルにしなくてもいいのに・・・・やっぱり003号は訳のわからん仕様が多すぎる!

・・・・なんだかオチがない中途半端な日記になっちゃいましたが本日はこれにて・・・。(^_^;)

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