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六角ナット

2007-11-11 18:35:15 | Panzer Werfer 42

え~本日は誘導輪を完成させ六角ナットを試用して、ついでに散髪にまで行ってしまうという荒業をこなしておりました。 誘導輪と六角ナット・・・今日はどちらをご紹介しようかと迷いましたが、昨日誘導輪をアップしましたのでとりあえず六角ナットを行ってみましょうか??!!

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六角ナットに六角ボルトを差し込んだ図でございますが・・・う~ん、快感!と思わず薬師丸ひろ子のモノマネが出るぐらい・・・いや~実に素晴らしい精度で吸い付くようにフィットいたしますですね! 穴径も絶妙で文句なし・・・きつくもなく緩くもないクリアランスでございます。おっと!言うまでもありませんが・・・六角ボルトの挽き出しの端部処理はきっちりとしておかないと、この快感(?)は味わえませんので悪しからず・・・w

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で、切り出しはご覧のとおり。添付されてるインスト通りに真鍮線(この場合Sサイズで穴径0.45mmですから0.4mmの真鍮線を使います)を通してデザインナイフを当て、軽く力を入れながら2~3回刃長一杯に捨てボスをコロコロ転がすように前後すれば、右写真のように簡単に切り離す事ができます。切れた感触が一瞬指先に伝わっても一箇所切れてるだけで全部が切り離せていない場合がありますから、自然にナットが捨てボスから離れていくまでコロコロするのがコツかな???

Img_5423 ハイ、こちらは今回試用するSサイズの六角ナットと六角ボルト6セットを切り出したところ・・・・はっきり申しまして老眼の私めにはヘッドルーペ無しには摘むことすら困難ですし、単なる極小ビーズみたいにしか見えませんけど。(爆) 0.4mm厚のパーツを挟み込むように使用するのですが、ボルトの足の長さは1.5mmでそろえました。ちょっと長いようにも思いますけど・・・結果は見てのお楽しみ!!

Img_5426 さてさて、今回はボルトを固定してナットを通す方法を取りましたので、まずはパーツにボルトを通してハンダ付け・・・フラックスをボルトヘッド側にも面相筆で少量流し、ハンダは極々小さく(1mm径のハンダを0.05mm厚ぐらい・・・かな?)刻んでおきます。ボルトの挽き出しにハンダが厚く付くとナットが通りませんから、少量のハンダを全体に流すよう十分加熱して固定します。

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あとは六角ナットを通してフラックスを少量塗りつけ、加熱すれば出来上がりです。この段階では敢えてハンダを追加しない事!折角のモールドが埋まっちゃったら元も子もありませんので・・・長いように思えたボルトの足の長さも丁度良かったでしょ?(←実は事前にパーツにセットしてシュミレートしてあったんですが・・・w)

さて今回初めて六角ナットを使って思いましたが・・・今回みたいな使用法ならナット側に足を長く残し、穴径を大きくあけておいて先にナットを固定するのが正解みたいです。なぜかと申しますと・・・ナットが細かすぎて加工がし辛いので、切断面の処理がし辛く、切ったまま使ってしまったのでバリが残ってフィット感が出てない・・・爆。 とりあえず実物どおりにと思いましたが、今回試して適材適法が大切っていうのが良くわかりました。(笑)

さて、明日からは九州出張・・・誘導輪の記事は今から書いておきますのでだいじょぶですが・・・・火曜日からちゃんと更新できるやろか・・・・爆。

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