この3連休は久しぶりにじっくり腰を据えて模型に専念・・・一旦組んだシャシーをバラバラにして組み直す大手術も先ほど無事終了いたしました。 パーツの切り出しを含め数ヶ月要した工程も、バラすのに3日、組み立てに3日の計6日・・・勘所が判ってると何と早いことか!! レベルも何も比較のしようはありませんが、ロダンのような彫塑家が大作に着手する際、大量の習作を作ったという理由が何だか良くわかったような気が致しましたです。(笑)
今回の組み直しは誘導輪の車軸の幅詰めと全体形の歪みの修正が第一目的でしたが、製作当初、資料が無くて適当に作っていたフレーム前端パーツもキッチリやり直し・・・って今回新規に起こしたパーツはこれだけなんですが・・・爆。前回は切り出しが面倒で6mm幅のチャンネル材を5.5mmに幅詰めして作りましたが精度が今ひとつでしたので、今回はちゃんと0.2mm真鍮板から切り出してます。 それっぽく作ったつもりのパーツでしたが、実車通りに再現すると・・・やっぱり説得力が違いますねえ。(笑)
で、更に便乗して追加したディティールはこちら・・・真鍮線を通して切りっぱなしでも、さほど気にならない部分ではあるのですが、せっかく六角ナットが発売されたんですから・・・w。 片持ちでハンダ付けしてあった真鍮線をはずして六角ボルトを通しナットをはめてハンダで固定、もちろん実車通り可動に組んであります。 少なくとも私は未だ作例では見たことがないオペルのリーフスプリングの受け具・・・・とにかく形と構造だけ再現して満足してましたが・・・・やっぱり神は細部に宿る!ここまで実車通りに再現してみて、初めてその言葉の真の意味がわかったような気がしますね!!
今回作り直したパーツとディティールを追加したフロント・サスを組み込んだ状態です。 当初の目的は別としても、これだけでも6日間回り道した甲斐があったように思うのは・・・・やっぱ自己満足に浸る私だけ??!!(爆) フロント前端パーツに空けた両サイドの穴は結構大きいのに牽引装置をつけると全く見えなくなるんですが・・・まあ、良しと致しましょ!
今日の進捗の最後に全体形と問題の車軸受けをば・・・w。車軸の長さも正確になり歪みもキッチリ修正できて大満足でございます。 大きなパーツは少々難ありでも完成形が見たくて、つい勢いで組んでしまって後で泣きを見ることになりがちですが、ある程度工作が進んだ時点で今回みたいにリセットすればモチベーションを下げずにトライできるって事がよ~く解りました。(笑) それより着手前にもっと工程を練れって?・・・それができればこんな苦労は・・・・爆。
さてさて、模型の合間に先日書いた"モデルフィーベル"を買って参りましたが・・・sWSの作例は轍の坂本さんでしたか!見所満載なのは言うまでもなしですね。注目のロケットランチャーはロイヤルのキットの素組み(?)でありましたが・・・あれを組めるってまさに神でしょう!私もキットは持ってますが組むだけの技術が無いからスクラッチに走ったようなもの。過去の作例でもマイスター平野さんの素晴らしい作例以外、まともに組んだのを見たことがありませんから・・・。車体へのディティールアップも見所満載でございました。今回のシャシーの組み直しの調子で作るなら、ロケットランチャーも一月工程・・・sWSベースも作ってみたくなってまいりましたねえ!!
さ~て明日からは出張です。今回は車で移動ですから模型道具も積み放題!何をつくろうかな???
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